【実践!ビジネス書】こんなレベルの低い人と話したくないなと思ったら…
こんにちは!ラクです。
あなたもやっぱり…仕事をラクにして、トクしたい?
話題のビジネス書を実際に使ってみたので、どんな感じだったかを教えるよ!
今回は…仕事で知らず知らずのうちに頼ってる「直観」をちょっと見直す話…!
「頭に来てもアホとは戦うな!」
(朝日新聞出版発行、田村耕太郎著)
カンタンな自己紹介
端的には、顧客のためにマニュアルやKPIを組んで、オペレーションを回す役割。
私自身はプレイイングマネージャ―。直属の部下が3人(日本人・中国人・ベトナム人)でも実際に動かしているのは100人規模。
欧米含め色々な国のオペレーションをまとめて、貿易関係のパフォーマンス管理をしてる。
この本を買った理由
うーん…刺激的なタイトルだったから(笑)
「頭に来てもアホと戦うな」って…
おそらくなんだけど、「アホと戦うな」というタイトルを見て、
自分の職場環境に置き換えてイメージをした人は多かったはず(笑)
アホって… あぁ、うちの会社のxxxか!
…みたいな(笑)
…で、大体確かにそういう「アホ」のせい困る経験をした人は多いよね。
なんであんなの人の気持ちを考えることができないんだろうとか、
なんであんなに自分勝手なことばかりするんだろうとか。
本書で取り上げている「アホ」の定義とは…
意外と組織で幅利かせる人。
そして、そこそこ組織の上から気に入られているというか…
あんまり自分にとっても無視できない存在。
さらに…
自分のことを嫌っている人。




ただ…
実はこの本を読んだ後、ちょっとだけこういった人たちが自分の周りにいたことに
少し感謝する気持ちすら出てきた。
まずちょっと…これまでの自分を振り返ってみるよ…
これまでの自分①
一番こういうアホに対して自分がやりたいこと…
攻撃するっていうのもまぁあるけど、
どちらかっていうと個人的には「無視したい」
もうこのアホと関わりたくないから、放っておこうって。
こちらからは積極的には話しかけないようにする。
特に若いころはそうだったなぁ(笑)
でも、この本を読んで改めてやっぱり思ったんだけど…
完全な無視は、逆に相手に「攻撃」として捉えられてしまう。
そうすると余計に関係が悪化してしまうんだよね~…
しかし会社ってのは厄介なもんで。
働いている限り、その人のことをこれからも避けて通れない。
関係が悪化すると、仕事がやりにくいことこの上ない…よね。
これまでの自分②
その「アホ」と自分を無意味に比較してしまうがゆえに、
当然相手の悪いところばかり目についてしまう。
しかし…自分にとって無視できないってことは、
相手は自分にない能力を持っている可能性がある。
まぁ…中にはあまり褒められたものではないこともあるんだけど。
たとえば、陰でコソコソと誰かの悪口を言って周りの共感を得て、
自分の信用を高めていくようなやり方だったり…
あるいは組織の上の人に気に入られるために、
うまくその人のコメントに乗っかるような行動を取っていたり…
どれもこれも…「オマエ自身の能力じゃねーな!」って思う…
だからマジメでプライドの高い人ほど、余計に腹立つことが多くなっちゃう。
(自分もそうだった……恥ずかしい)
だからこそ、余計に関係が悪化しやすいんだろねぇ。
これまでの自分③
ちょっと自責の念も込めて…(笑)
自分の役職が上がってたり、いくつかの成功を収めると、周囲の環境も変わってくる。
自分にあまり真っ向から意見してくる人もいなくなるし、
自分のことを頼ってくるような人も増えてきたり。
そうすると、何だか色んなことが急にめんどくさくなる。
そんなこと、無い?(笑)
例えば、
「こんなレベルの低い人と話したくないな」とか、
「こいつ全然分かってねぇな」とか、
「そもそもこの仕事が自分に向いてないんじゃ」とか。
まぁ最後のは… ホントに向いてない可能性もあるんで何とも言えないけど。
自分の妙なプライドの高さが、自分のモチベーションを勝手に自分で下げていたり…
本来であれば努力しないといけないのに、それをしなくなってきたり。
妙なプライドが、怠け癖になり…
怠け癖が、自己否定を避けるようになり…
自己否定を避けると、事実が見えなくなる。
つまり、直観に頼った判断になりがちなんだよね。
でも直観って結構間違ってるというか…
自分にとって都合のいい解釈になること、多いよね。
なので、自分が「アイツ、アホだな」って思っていても、
そもそも自分自身の直観が、アホな直観になってないか
いや…厳密には、
直観ってアホなんです。




自分の役職なんて…タイミングと縁だし、
自分の成功だって、運と周りのサポートがあってこそだったはず。
自分だって大したことない。
これまでの自分を振り返ってみたとき、自分に当てはまる部分があるなぁと反省。
気を付けてること3つ
私の中に在る大事な信念は、「仕事をラクにしてトクすること」
でもそれは決して、避けて通れない人を無視し続けたり、褒められたやり方をしていない人を非難することだったり、アホな直観に頼ることじゃない。
むしろ…逆なんだろねぇ。個人的に気を付けてること3つはこんな感じ。
①無視は止めよう。でも感情の入ったやり取りは面倒だ。事実ベースや第三者を交えて話そう。相手の知りたそうな事実を積極的にあげるようにして、「いつでも話ができる」関係は保とう。
②非難することは止めよう。自分基準で相手の価値観を非難することに意味はないし、答えも出ない。時間がもったいない。基本スルーだ!
③直観に気を付けよう。特に自惚れた直観になってしまっていないか。特に頭に来た時、直観で返答するのは危ない。ちょっとカッコ悪くても、後で返事するようにした方がいい。
逆にこれらが出来ていないと、仕事がしんどくなってくる。




今回はここまでです!
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