【実践!ビジネス書】「イシュ―からはじめよ」は…精神安定剤だ!
こんにちは!ラクです。
あなたもやっぱり…仕事をラクにして、トクしたい?
そこで…話題のビジネス書を私が実際に現場で使ってみるんで、
どんな感じだったかを教えるよ~!
今回はこちらの本!(前回と同じ!)
「イシュ―からはじめよ」
(英治出版株式会社発行、安宅和人著)
ハッピー事例のご紹介
先日に引き続き、「イシュ―からはじめよ」についてまた書きたい。
なぜなら今日…これを読んでたおかげで、色々ハッピーなことが起きたから(笑)
前のブログでも書いたように、この本を読んでみて「深いッ!!」って思ったのはいいのだけれど、
一体どーやって実務に使えばいいのやらと悶々と考えていた。
で、私の場合は特に「自分でアウトプット」しないと覚えない質なので、
紙にガーーーっと本の内容を書いてみたり、
ちょっとマインドマップっぽく作ってみたり、
最終的にExcelでまとめてみたり…
そうすることで、実務中わざわざ本を開かなくて済むように。
そして…本の内容をまとめた紙をプリントアウトして、手元に置いておいた。
で、いざ仕事を始めてみると…
わざわざExcelに作ったフォームを入力しているヒマは無かったんだけど、
事あるたびにプリントアウトした内容を見て…落ち着いている自分がいた。
それは例えば…
社内の人とつまらない内容で会議しているときだったり、
なんだか理不尽な責められ方をしたときだったり、
顧客に不毛な要求を突き付けられた時だったり。




そんな中で…
ぼんやりと「イシュ―からはじめよ」のまとめにサッと目を通したんです。
そうしたら…相手に苛立っていた気持ちがス―――っと溶けてなくなっていく感覚が…
なぜなら、
「オマエの言っていることは、イシュ―じゃねぇ!」
…とか、心の中でなぜか思えたから(笑)
まぁ…自分も何がイシュ―か分かって無かったりするんだけど(笑)
でも少なくとも「イシュ―度の低い」と感じる議題がやっぱり圧倒的に多いなって分かったし、
そんなものに振り回されてるだけ時間と労力の無駄だな…って思えた。
精神安定剤の効用①我に返る
本来は自分に矛先を向けなくてはいけないんだろうけど、
まぁ相手に理不尽に怒られたりした場合は、そんな風に考えると結構落ち着く。
もちろん「それはイシュ―じゃねぇよ!」なんて言ってない(笑)
そんなこと言ったら、「じゃあオマエは何がイシュ―だと思うんだよ!?」って言われたら、まだ返せない(笑)
まだ自分もそのレベルじゃない。
どちらかというと…相手がガーガー言ってきているときとかに
冷静に自分が本の内容をまとめた紙を見ながら、
「これは何に答えを出すための話し合いなんだろう」とか…
頭の中で勝手に思っていただけ。
そこでもちろん何か思いついて言葉に出来そうであれば発言はしたけど、
それが出来ない時は、またボーっと「まとめ資料」に目を通してた。
もしあなたが…相手に対してカッとなったり、つまらない論争に巻き込まれそうになったりしたら、
「今、自分は何に答えを出すべきなのか」って自問自答するだけでも、自然と頭も心も落ち着いてくるよ。
精神安定剤の効用②あきらめる
あと…今日結構頭の中でよく繰り返してたものがある。
それは…「これはそもそも答えを出せる問題なのだろうか」ということ。
時々顧客から「こういう問題が起きてるら、対策を考えて欲しい」という依頼を受けることはある。
しかし、そもそも問題の発生自体を食い止めることは100%なことだったりするので、
そうするともう「起きた後にどうするか」という事後対策を事前に考えておくことが最も有用。




これもつまりは「逆から考える」というところにも繋がる。
あまり逆から考えるという思考を使い過ぎると、自分の経験と知識だけでどうしても処理してしまいがちになるので、
問題の広がりを見失ってしまいそうでちょっと怖いんだけど…
でもまぁ、それをやって「結局どのシナリオ辿っても、最終的にこれは避けられないよね」という要素が見つかることもあるので、
行き詰った時にはこの「逆から考える」という思考はオススメ。
精神安定剤の効用③心を整理する
最後に…これも今日頭の中で何度か繰り返していたこと。
それは「言葉にして表現しよう」ということ。
「キレイに言葉にして、的確かつ短くコトバにしてみよう」という点に集中できたおかげで、
頭の中も整理されてきたし、心もスッキリした。
欲を言えば、「何と何の分岐点をはっきりさせようとしているのか」
その点について、もっともっとクリアにかつ素早く言葉に出来ればなぁと思う。
この「言葉にする」ってこと、今後さらに重要性を増してくると思う。
なぜなら…これまでのようにオフィスで働いていると、自然と自分が抱えている問題や自分の状況について、
なんとなく周囲が気づいてくれたり…感情的な部分も含めて「共有」をすることができた。
しかし特に在宅ワークが推進されている中で、「自分だけしか知らない」ことや、
「自分だけが状況を体験した」ということは… 一人だけで働いている環境において増えてくるはず。
在宅で仕事をしていると、どうしても自分の置かれている環境や、
直面している問題などについて、自発的に他人とシェアしない限り、自分のことを分かってもらえない。
例えば、ただ単純に「この仕事めっちゃ大変なんっすよ」って
在宅ワークをしながら他の人に話したところで、全然イメージ湧いてこない…
あぁ・・・そういう意味では、ちょっと世知辛い世の中になったのかなぁ…
なかなか自分のことを分かってもらえない世の中なのかなぁ…
あなたは、どう思いますか?(笑)




今回はここまでです!


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