これは便利!相手にポジティブな未来を描かせる方法
こんにちは!ラクです。
今回は…相手にポジティブな未来を描かせる話!
部下の方と話すとき、明るい将来像を描いてもらって頑張ってもらいましょう!




そう・・・
そもそも、いきなり相手に「将来像」を描かせるのは、
たいていの場合無理です。
なぜなら、
そもそも「今の自分」も「今までの自分」も、
自分でよく分かってないから。
それもそのはず。
だって、人間、記憶そのものが曖昧なので。
今まで何をしてきて、
なぜそれを行うことになって、
そのときに自分がどう感じていたのか。
そんなこと一人で想像しても、
モヤモヤっとしたイメージができるだけ。
まずはそこを鮮明にする必要があります。
そのために大事なのは、部下の人に
「今までの自分」について、
話をさせることで「言語化」させ、
言語化させることで「当人の記憶に残す」こと。
「過去の自分のこと」を話してもらうことは
その人自身の「過去の自分のイメージ」が、
「今」、具体的に「話し相手(あなた)」に対して、
形成されることになります。
つまりは、部下の方が「過去の自分」をあなたに話すことで、
同時に「話している本人」の中でもそのイメージが再認識され、
「自分の将来像」を描くきっかけとなります。
そうやって「今までの自分」がクリアになって始めて、
これからの自分をイメージすることができます!
早速行きましょう!
まず過去のことを聞いてみる
せっかくなので、トクコさんと、その部下のマナコさんで
ロールプレイしてもらいましょう。
トクコさんとマナコさんが1対1で話していて、
将来のことやキャリアのことを話しています。




・・・という具合に。
オススメな方法としては、このように
「これまででどういうことがうまくいった?」
…と、聞いてみる!
そこから始める方が、部下の方としても話がしやすいです。
(仮に、後で部下のダメな点に触れる必要があっても、
「うまくいったこと」を聞いてもらえているという安心感が芽生えているので、
悪い話も聞いてもらいやすくなるというメリットもあります。)
ロールプレイを続けます!




・・・という感じで。
つまり、聞くのは、
「それって、なぜうまくいったんだと思う?」
…です。
その部分を相手に話させることによって、その部下の方は、
「あ、自分ってこうやったらうまくできるんだ」
…ということを、自分で気付くことができます。
ここまでの会話をカンタンにまとめますと…
「過去の成功体験の掘り起こし」ですね。
次に、将来のことを聞く
そこまで話が出来ていれば、
何となく本人も話すことができるようになっているはずです。
特に、事前の話し合いにおいて、
「自分はこういう風にすれば、いいパフォーマンスを上げられる」ということが分かっているので、
脳の観点からは「同じような経験をしたい」と思うはずなんですね。
これが最後のロールプレイ・・・
(本来ならもっと過去のことについて聞いてもいいですが、ここでは端折ります)




・・・という感じで。
つまり、部下の方へのアプローチ例としては・・・
「1~2年後、どんな風になっていたい?」
と聞いてみること。
あるいは、
「近い将来、どうなっていたらいい?」
・・・みたいな感じでもOK.
もしもそれがまだ答えづらいようであれば、
「尊敬する人って、どういうところを尊敬する?」
…と、ちょっと違った角度からの質問を追加で聞いてみてもいいと思います。
要は、
自分がこうなっていたらいいな…
…ということも、本人に「言語化」させる。
そのことが更に、本人のイメージを強化し、
将来像を描くことに繋がっていきます。
最後に・・・
将来像を描くのはカンタンなことではありません。
部下の方との話し合いで、すぐに将来像は出てこないかもしれません。
でも何となく・・・
「在りたい姿」をその場で共有できたようであれば、
短期的な目標を決めるチャンスです。
つまり、理想に近づけるために、毎日・毎週・毎月、
どんなことをしていくか・・・
より具体的な話をしてもいいと思います!




今回はここまでです!
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