「なぜ自分の部署だけ忙しいんですか?」という部下の声に対処!
こんにちは!ラクです。
「なぜ自分の部署だけ忙しいんだろう」
…って思うこと、ありませんか…?
あるいは「なぜウチだけ忙しいんですか!?」と、部下にすごまれたり…




何がホンネか?
「自分の部署だけ忙しい」と感じるのは…
仕事の割り振りが不公平だと感じるから。
どうして他の部署の人だけ早く帰ってて、自分たちは残業しているのか…




仮に自分の部署が落ち着いてラクになったとしても、
バタバタ慌ただしくしている他の部署があるかもしれません。
その場合…
その忙しい部署への応援に行きたいですか??(笑)




つまり…
自分が逆に「ラクな状態」に転換した場合、
他の部署を助けないといけなくなると、
今度はそこに不公平さを感じることになります。
「なんでウチの部署は早く帰れるのに、他所の部署を助けなきゃいけないんだよ!」
…という具合に。
もともとはその不公平さで自分が苦しんでいた。
そのときは「他部署から応援が欲しい」と思っていた…
それににも関わらず、自分がいざ楽になり、忙しい部署に異動させられそうになると、
相手部署に対して「もっと自助努力してよ!」って思うことになります。




結局、同窓会と同じ
同窓会に出ると‥‥
「アイツ、また出世したのかよ・・・」とか、
「あの子、お金持ちと結婚して随分幸せそう・・・」とか、
「やっぱり結婚なんてするんじゃなかったな・・・」とか。
まぁ色々思いますよね(笑)
単純な話、自分と相手を比較してしまう。
しかし、そもそも…
自分の部署が「忙しくて残業が多い」ということについて、
他人や他部署と単純比較なんて絶対に出来ないもの。
内容だけでなく、季節性や重要性、スタッフの質…それまでの経緯や努力…
あまりにも異なる要素が多すぎるから。
それにも関わらず、近くにいるとやっぱり比較してしまう。
ついつい「隣のバラが赤く」見えてしまう。
気づくべきは…
自分の部署が忙しくて早く帰れないことと、
他部署が早く帰っていることは、
本当は別問題ということ。
部下への対応(まとめ)
もしあなたの部下が「隣の部署は早く帰ってるのに、なぜ自分たちだけ…」という話を切り出してきたときの対応のまとめです。
「比較」は避け、自分たちの状態をまず冷静に見極め、その対応に努めましょう。
2.あるべき姿を見定める
3.自分がマネージャーとして、協力できる範囲を示す
4.減らせる業務や止められる仕事が無いかを確認する
5.どうしても減らせそうに無い場合、自分の上司にも相談する




もし宜しければ、以下のコーチング手法についてもぜひご覧ください。
具体的にどのような感じで部下と会話を進めていけば良いかをご紹介しています。
さらに学ぶために
ハーバード大学教育大学院教授のロバート・キーガン博士らが提唱する発達心理学を基にしているマネージャーのための本があります。
これは実際に私が心理カウンセラーの人から勧められた本です。
「何をすれば関係が良くなるのか」ということの問いかけから始まります。
そしてそれには、「部下が今どの成長段階にあるのか」を知ることが、大きく影響することが分かります。
より具体的には、「利己的段階」か、「慣習的段階」か、「自己主導段階」か…というところですね。
今回のブログ内容を実践していただく前に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
発達段階を知ると世界観が変わる
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さて、ここまで「具体的な対応方法」についてお話させていただきました。
しかし私も当時、即座にこのような行動を取ることはできませんでした。
それは「相手のこと」と「自分のこと」が見極められず、不安が拭えなかったからです。
きっとあなたも、行動に移すには不安があるかと思います。
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