職場で持つべき「嫌われる勇気」よりも大切な勇気
こんにちは!ラクです。
「な…なんか、私ってあの人に嫌われてるのかな…」
…と思うこと、ありませんでしょうか…




今回はちょっと趣向を変えて、「小学校の道徳」の内容も踏まえてみます!
なぜなら…オトナの社会で必要なことは、実は小学校でもう学んでるからです…(笑)
巷では「嫌われる勇気」がロングセラーになっていますが、
嫌われる勇気なんて、怖すぎて持てない!
…という方に、お話しできればと思いまっす!
大人の職場の例
ではまず、大人の職場で時々見かける光景について取り上げたいと思います。








こういうこと…ありませんか??
子どもの時だけではなく、大人になってからもよくある風景です(笑)
小学生は、どう習う?
実は面白いことに…
このような人間関係に対する対策は、子どもの時に学校で習ってるんです!
以下は小学校高学年の教材で取り上げていた内容をアレンジしたものです。
ーーーここからーーー
ネコさんは、バスケが得意でみんなのあこがれです。



…その後、ネコさんが去って、教室では、ハムスターとヒヨコが話しています。




ヒヨコさんはどうしたらいいか分からなくなり、不安になりました…
ーーーここまでーーー






何が問題か?
確かに、期待に応えないと冷たくなったりする人っていますよね。
しかしそれ以前の問題は…
自分の中で勝手にストーリーを作ってしまっていること
他の人の言う情報や、自分の手元にある情報だけ…を材料にして、
つじつまの合うストーリーを作り上げちゃっているんです。
バスケの件にしても、隣の課の課長にしても、当人は何も言ってないんです。
それにも関わらず、「きっと、相手はこう考えている」と勝手に想像してしまっています。
もう一度、道徳に戻ると…
まず、小学校の道徳のお話では…ヒヨコさんは、ネコさんに確認します。




…ということで、道徳の話は括られていました…
まぁ、「大人はそんなカンタンじゃねぇんだよ」と思われた方も、きっといらっしゃることでしょう…(笑)
一方、「大人の事情」はあったとしても、この「確認」を行わない限りは、
他の人のことを極めて断片的な情報だけで判断していることになります。
それは大変危うく、お互いのためになりません。
(仮に誤解だったとしたら、相手にとってもいい迷惑です)
よって結論から言うと、大事なのは確認をすることです。
「嫌われる勇気」よりも前に、確認をする勇気を何とか発揮したいところ。
仮にそこで「表面的な答え」でも、その「表面的な答え」を基に、
人げ関係がちゃんと構築されれば、職場なんてそれでOKなんです。
ロールプレイ
ではどのような感じで切り出せばいいか…マナコさんに見せてもらいましょう。




もちろん、このようにマナブさんが言っていることが仮にウソだとしても、
それ以上はツッコまなくて構いません。
シンプルに聞いて、シンプルに受け止めるだけでOKです。
妙な勘ぐりをすることで神経すり減らし、ヘンなストレスを抱えるくらいなら、勇気をもって聞いちゃいましょう。
「嫌われる勇気」も大切ですが…
それ以上にまずは「オトナな方法で確認する勇気」を持つと、よりラクになれます!
オトナな方法で確認するコツ
では、どのように確認をするのが「オトナな方法」なのでしょうか?
いくつかサンプルをお伝えしたいと思います。
- 上述のロールプレイにあるように、「今どのような感じでしょうか」とさりげなく聞く
- 「何かトラブルでもありましたか?」と、相手側に不都合が生じていることを想定して聞く
- 「お忙しそうですが、大丈夫ですか?」と、相手を労うような形で会話に入る
ポイントは、「きっと自分のせい」とか、「自分が嫌われているんだろう」とか、
無意味でネガティブな想像を勝手にしてしまわないこと。
むしろ、「自分は好かれているけど、相手側にきっと何か事情があるんだろう」と、
ポジティブに勝手に想像して話しかける方が、うまく行くことが多いですよ!