(ラクとトクコのいる職場~ストーリー編より)
こんにちは!ラクです。
「ダメだ…この人、
全然仕事のパフォーマンスが上がらない…」
…と思うこと、ありませんでしょうか…
こういった場合は、特に職場の人間関係がこじれる原因になります。
残念ながら、責任感の強い上司ほど、この傾向があるかも知れません…
結論から言うと、
時間と労力をかけすぎることは避けるべきです。
Yahoo知恵袋ベストアンサー!
ご相談にお答えさせていただいた分について、以下にてご紹介しますね!
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12232379072
目次
上司に大切な心構え
長期に渡って業務改善しない部下の対応に関して、「上司として」大切なことは以下です。
「部下の人生を何とかしてあげたい」と思う気持ちは分かります。
しかし、あなたが会社の上司として求められているのは、
組織としての業績向上で、誰かの人生の改善ではありません。
あなた自身が「上司」であるのも、会社に与えられた役割です。
その役割の範囲内で職務を行うということを、まずは心掛けてみてください。
ここで大事になってくるのは、「適切な距離感」です。
相手が年下か否かに関わらず、常日頃から敬語で接し、
自分も相手も「会社で与えられた役割をこなしているだけ」というマインドを持つことがオススメです。
避けるべきこと
「組織としての問題」を解決するという心構えの下、以下はなるべく避けましょう。
- 本人を更生する
- 人生の悩みを解決する
- 長々と話を聞く
マネージャーはカウンセラーではありません。
心のケアが必要そうだと思ったら、
心理カウンセラーや産業医などに相談するように促すこと。
それだけでいいんです。
むしろ、そこの線を越えてはいけません。
もちろんある程度の話を聞いてあげるのは、とても大切です。
しかし…本人の「人生の課題」は、本人のものです。
マネージャーがどうこう言うべきものでは無いんです。
逆にそこに踏み込み過ぎてしまうと、変に人間関係がこじれるだけではなく、
マネージャーが本来行わなくてはならない仕事に時間を割くことが難しくなります。
今度はマネージャーが会社から怒られる…なんていうようなことにもなりかねません。
行うべき3つのこと
上司としてやるべき3つのことをシンプルに言ってしまえば、
事実と記録をしっかり残し、
本人のためであることを伝えながら、
改善の活動を行っていくことです。
これまでに発生したクレーム案件や話し合いの経緯などについては、記録に残しておきましょう。
以下は一例です:
1月23日:B者からも同様のクレームを受ける
2月 5日:クレームが他の部署からも入る
2月 6日:未処理案件が大量にあったことが発覚する。優先順位を決める。
2月12日:新規案件については、課内の他の人に振り始める
2月20日:担当顧客数を5割減らす
3月 5日 : 未処理案件の処理が終わる
3月 6日 : 新規案件を再開し始める
こうすることで、お互いに感情的になることを避けることが出来ます 。
また、経緯を記録に残しておくことで「このとき仕事減らしてあげたな」「でもこのとき仕事量を大体元通りにしたな」…という、
これまでの試みや改善状況も良く分かります。
他にも以下のようなメリットがあります。
★将来的に部下が法的手段に訴えてくる可能性に備えることができる。(例えば「上司による不当な扱いがあった」…など。)
★労働基準管理署(労基署)の調査があった場合の準備を整えておくことができる。
ケース①性格によるもの
このケースは、新入社員にもベテラン社員にも見られます。
例えば、以下のように部下が考えているケースです。
- 自分はこの方法で今までやってきて、ちゃんと仕事をこなしてきた
- 会社は私がやっていることの正しさを理解していない
- 会社のルールに納得いかない(例えば服装など)
- 顧客が悪い。私は悪くない。
- なぜ私ばっかり…
この場合、以下のような流れで会話してみましょう。
1.まずは事実を伝える
2.次に、本人の考えや言い分を聞く
3.今度は逆に「会社がどう思っているか」「相手はどう思っているか」本人の口から言わせる
4.どうしたらいいかを本人に言わせる
5.(もし4の方向性が変なら)「それは会社基準に沿わない」と伝える。
反抗してきたり不服を示す部下というのは、「自分の価値観」を持っていることが多いです。
よって、上司が頭ごなしに「オマエの考え方は、間違っている!」などというと、余計に反発します。
自分とは違った価値観や観点について、「本人に考えさせ」「本人に言わせる」ということはとても大切です。
ケース②先天的な理由
一方で…
先天的能力が原因で長期的に改善しない場合があります。
以下は例のひとつです。
この場合、変に本人を追い詰めないこと。
そういった資質は生まれ持ったものです。
それを「悪い」と決めつけるのは絶対にダメです。
でも、個人の問題に時間をかけすぎないこと。
「人生の課題」について、上司としては何ともできません。
上司や人事に相談して、他部署への異動を勧めるのも手です。
別の部署ならうまく行く…というケースがあるからです。
(例えば営業は苦手でも、経理は超得意…など)
健全な職場の人間関係のために
部下との面談において、「自分が部下の立場なら、どう言われたら心地よいか?」
その考え方が重要になってきます。
それを知るため、私は「Awarefy」というAIを搭載したメンタルアプリによく相談します。
以下はアプリとの会話例です。
上司よりも上司らしい見事な会話を続けてくれています。
Awarefy利用による気づき
- やはり改めて、丁寧に対応する重要さを再確認した。
- どれだけイヤなことを言われても、相手を気遣うと効果的だと思った。
- 部下からごねられても「やるべき仕事は、そう伝えるべき」と思った。
AIとの会話にご興味ある方は、以下から!