職場でうまく仕事の頼みを聞いてもらうコツ
こんにちは!ラクです。
「あの人にちょっとやって欲しい仕事があるんだけど…
どうやってお願いしたらいいかな…」
…そんな風に思うこと、ありませんか?
「お願い」が上手な人とそうでない人では、仕事の能率が全く異なってきます。
そして出世して組織の上に行けば行くほど、実はこの「お願い」は…どんどん重要になります。
仕事の質も量も増えていく中で、すべて自分一人でさばくということは、不可能だからです。








ビジネスシーンにおける効果的な「お願い」は、実は似通ってきます。
そのパターンを知っているか知らないかで、「お願い」にかける時間と成功率が全然違ってきます!
こんなケース、どうする?
では実際に具体的な事例について考えてみましょう。
自分の部署だけでは収拾できない情報があったり、他の部署を通してしか出来ない仕事があったりします。
こういったシチュエーションは珍しくないですよね。
また、あなたが上司の立場であれば自分の部下に仕事を頼む必要もあるでしょう。
その度に「どうやってお願いしたらいいかな…」と毎回悩むことは面倒です。
しかしちゃんと相手の立場や心理を考えないと、後々さらに面倒なことにもなりかねません。
だから結局自分でその仕事をやっちゃったりしますよね。
そしてドンドン自分の仕事が増えてしまう…
「お願い」を受ける側の心理
逆に自分が相手のお願いを聞いてあげるケースは、どういうときでしょうか?
たとえば…「顧客に提出する資料、明日の17時までにお願いできますか?」と部下から言われたら、聞いてあげますか?
その時に「お願いされた側」…つまりあなたの方で働く心理は、大きく分けて2つあります。
② この人に答える「義理」はあるか?
仕事との関係においては、まず「義務」を考えます。
たとえば職場においては、自分の担当範囲であればその任務を遂行する義務はあるでしょう。
よほどのことが無い限り、担当範囲にある仕事は引き受けざるを得ません。
しかし…
たとえば大ッ嫌いな先輩に、同じように「顧客に提出する資料、明日の17時までに作っといて」と言われたらどうでしょう。
自分の担当範囲であったとしても、なんだかモヤモヤしませんか?(笑)




要はその先輩に何かをしてあげる「義理」は無いってことですね。
意外と義務はあっても義理が無い場合、「お願い」は心情的に引き受けたくないものということが分かります。
どんなお願いをするときでも、その人に好かれていることは大切ということですね。
どうすればいいか?
しかし、当然職場では全員に好かれていることなどほぼあり得ません…
また、好きか嫌いかは関係なく、仕事だからやらなきゃいけないこともあります。
では再び、「お願いする」方の立場に戻って、もう一度ケーススタディを見てみます。
ここでこんな風に返したら、どうなるでしょうか…
意外とこのようなお願いの方法は良く見かけます。
でも、自分の部署が困ることは、お願いをされる側にとっては他人事です。
「助けてあげたいのですが、ちょっとこちらも忙しくて…」と言われてしまえば、終わりですね。
そこで、大事なポイント3つ!
② 相手だけの負担ではないと思わせる
③ こちらが考える選択肢を伝える
これらを踏まえ、以下のように返してみてはいかがでしょうか?
仕事である以上、多くの場合は「会社の利益」がお互いのゴールです。まずはそこを敢えて伝え、お互いのゴールを示します。
そして、「トクをするよりもソンを避けたい」のが人の性…この気持ちも利用します。つまり、あなただけが苦労するわけじゃない…と、相手の心に働きかけることです。
最後に、「こんな方法はどうですか?」と示します。こうすることで、相手は「自分がお願いを引き受けた場合」を強制的にイメージさせられます。




まとめ
仮にこの3つのポイントを押さえていたとしても、やはり「嫌な人」のお願いごとは聞きたく無いもの。
どんなお願いをするときでも、その人に好かれていることは大切
自分がお願いをする可能性のある人たちには、常に誠実にいること…
かつ、普段から自分がその人たちのためにできることをしてあげていると、「いざというときのお願い」は聞いてもらいやすくなりますよ!
今回はここまでです!
ご覧いただき、ありがとうございました!
でも…実は会社は僕にもアナタにも興味は無いんです。その観点から「ラクでトクな仕事術」を考えた結果、年収1,300万で18時には仕事終わってます。一緒に省エネサラリーマンを目指しませんか?