自分のことを優秀だと思っている部下の特徴と対処法
こんにちは!ラクです。
「うーーん…あの人は優秀なんだけど…なんか違うっていうか、足りないっていうか…」
…と思うこと、ありませんか?(笑)




学歴が高くても、なぜか仕事がデキない人… いますよね?
優秀だからこそ仕事がデキていないことがあります。
これは珍しいことではありません。そして頭が良い人ほど陥りがちなワナがあります。
でもうまく乗り越えれば、本当の意味での優秀な部下が育つ可能性が大いにあります!
実例のご紹介




他にも以下のような特徴があります。
◆ 教えてもらっていないと開き直る
◆ 会議で発言しないといけないのに、準備してこない
◆ 何をやっても許されると思っている
◆ 相手を論破しようとする
◆ 周りや上司に確認せず、仕事を進めてしまおうとする
◆ 例外対応に弱い
◆ 自分の価値観を周りに押し付ける
優秀な部下の共通点
優秀である人間は、意識的であれ無意識的であれ、
自分が優秀であることを知ってます。
自分はいざとなれば他人より出来ると思ってるし、他の人に比べて仕事の質もいいし、
上司にも気に入ってもらえている…
優秀だからこそ周囲の気持ちを敏感に感じ取り、それに応えようとする…
その努力自体は良いのですが…
「自分のことを優秀だと思っている部下」は、それ自体がデメリット
「うまく回っているとき」も、「うまく回っていないとき」も…いいコトがありません。
仕事がうまく行っているときには、当然組織から認められ、上司からも褒められます。
周囲の人間も「あの人は優秀だから」という印象です。
しかしそれは逆に言えば、仮にその人が何か間違ったことをしていても、止めようとも思いません。
(そもそも…「自分は優秀」だと思っている人を、周りは止めにくいものです…)
こうなると当人も「周囲の気持ちを敏感に感じ取る」ことができなくなり、更に当人を注意してくれる人もいなくなり…
そのうち大きな失敗をすることになります。
仕事がうまく行っていないときも、それはそれで厄介です。
優秀な人は、多くの場合「修正をする」ということを怖がる傾向があります。
自分の計画通りに行かなかった場合、「最初に練った計画が誤っていたのだ」と思い込んでしまい、自分を責めてしまうからです。
自分の計画を修正することを怖がるがあまり、そのまま突き進んでしまうなんてことも…
この場合も、そのうち大きな失敗をすることになります。
どうすればいい…?
もう一度先ほどのケーススタディを見てみましょう
ここでこんな風に部下に伝えたら、どうなるでしょうか…




「優秀な部下」というのは、「自分が優秀である」ことを知ってます。
それは決して悪いことでは無く、実際に能力的に優秀なこともあるでしょう。
ただひとつ…自分の経験則や価値観に盲目的になりがち…という点が危ういところ。
これがさらなる成長を妨げてしまっている可能性があります。
しかし
大事なことは、ここを直接指摘するのではなく…
「本人に内省する機会と時間を与えてあげること」です。
ポイントは以下の3つ!
② 何が原因だったと思うか、本人に聞いてみる
③ 今後どうするかも、本人にまず考えてもらう
これらを踏まえ、以下のように返してみてはいかがでしょうか?
「今回は準備もなくメモも取っていなかったですね。結果はどうでしたか?」
「メモを取らなかったのは…何か理由があるのでしょうか?」
「今後、顧客訪問の際はどうしましょうね…?」
(もちろん、立て続けに質問をするのではなく…ひとつひとつ部下の言葉を聞いてから、質問してくださいね)
「優秀だ」と思っている人には、新しいことにチャレンジさせてみるのも手です。
自分が優秀だと思っている人なので、きっとやってくれるはず(笑)
で…実際にやってもらったら、きっと…失敗します
でも、それでいいんです。
仕事において、最初の計画がそのまま進むことなんて、ありえないんです。
どれだけ綿密に計画を練っていたとしても、予測不可能なことは必ず起きます。
そうやって失敗に慣れていけば…そのうち「修正はつきもの。大事なのは計画を繰り返すこと」と気付くようになります。
ザックリとした流れですが…こんな流れを頭に入れておきましょう。
おまけのロールプレイ①
今、トクコさんが部下のマナコさんと話しています。
マナコさんに「新しい役割」をお願いしようとしています!








●細かく指示を出しすぎない。本人の「成長の機会」を奪ってしまうことになる。
●優秀だからと言って自主性に頼りすぎるのではなく、必要な指示(線引きなどの決め方)は上司としてすること!
おまけのロールプレイ②
どうもマナコさんは、プロジェクトに当たって、会議をうまく進行出来なかった…ようです。








ここでも先ほどと同じで、上司自らが細かく答えを出さない。部下自身の話をまず聞いてみて、「じゃあどうしようか」と一緒に考える空気を作る。そのうえで、本人に答えさせる。
人は必ず成長していくので…上司としてしっかり応援していきましょうね!
部下と話す前にやっておきたいこと
部下にちょっとツッコんだ話を持って行く前に、
ひとつやっておきたいことがあります。
それは、「自分の強さと弱さ」を見直すこと。
ここまでお話ししてきた内容は、あくまで「一般的な内容」です。
ここからは、あなた自身の思考のクセをキチンと自分で見直して、
「あなたなりの対処法」をイメージできていると、なお効果的になります。
実はここがメチャクチャ大事です。
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◆全体:完璧主義で独裁的
◆長所:高い完成度と丁寧さ、繊細さ、正確さ、合理的な判断力が武器
◆短所:盲目的で全体が見えておらず、融通が利かないし人間関係がドライ
◆改善方法:内省を行い感情を管理し、他人の気持ちに配慮し、自然と繋がってみる
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