【実践!ビジネス書】仕事での心の負担を軽くしたいなら、まず「捨てる」こと
こんにちは!ラクです。
あなたもやっぱり…仕事をラクにして、トクしたい?
話題のビジネス書を実際に使ってみたので、どんな感じだったかを教えるよ~!
今回は…私にとっては…心の負担を軽くするための、勇気をくれる本…だ!
「捨て本」
(株式会社徳間書店、堀江貴文著)
カンタンな自己紹介
端的には、顧客のためにマニュアルやKPIを組んで、オペレーションを回す役割。
私自身はプレイイングマネージャ―。直属の部下が3人(日本人・中国人・ベトナム人)でも実際に動かしているのは100人規模。
欧米含め色々な国のオペレーションをまとめて、貿易関係のパフォーマンス管理をしてる。
この本を買った理由
ふと書店に行ったときに手に取ってみただけ(笑)
でも、まず思ったのが…「すごく読みやすいな~」という点。
私見だけど…堀江さんは徹底的なミニマリスト!
これが欲しいと思ったら、他のものは要らない。
そこは徹底していらっしゃるんだなぁと思う。
分かっちゃいるけど、それがなかなかできないんだよなぁ~~
逆に言えば…きっと「あれも」「これも」と考えていると、
ぜ~~んぶ手に入れたり守ったりするだけの時間も余裕もない。
だから、「これ!」って決めたら、そこに全部集中って感じ。
本書の中で言われているのは、自分の時間こそ最も大切…
自分の時間を確保するためなら、お金だろうが何だろうが惜しまないってスタンス。
今の世の中そう考えてる人多いだろうし、自分もその中の一人だろうから…
そこに共感したよ。
実践する前に悩んだこと
本書の内容は「人生全般」についてなんだけど、
このブログの目的は「ビジネス書を試して、とにかく仕事をラクにしてトクしたい」なので、
そこにフォーカスしてみる。
「仕事のうえで、何を捨てればラクになるのか」
これ… 難しいね。




1.会社から給料が入る。
2.「給料」は、「会社に対する貢献」で決まる。
3.「会社に対する貢献」とは、「収入への寄与」で決定。
4.「収入への寄与」とは、主には「顧客から得られる利益」を指す。
5.「顧客から得られる利益」を支える活動の度合を測る「業績評価」がある。
ここで一旦止めるよ。
ここまででも単純には、「給料」とは、自分の「業績評価」で決まる。
でも…
これ…正しいのか…??
もちろん保険外交員だったり証券マンだったりは、そうかも。
個人ベースで稼いてきた金額がモロに会社の収益に影響するってこともあるんだろうけど。
でも、特にB to Bの商売をしている会社にとってみたら、
個人の業績だけが会社としての収入を左右するなんていうことはほとんどない…
顧客側にしたって、「どの会社によりたくさん支払って、良い商品やサービスを受けるべきか」という判断は、とても難しい
大きな会社であればあるほど、個人の努力や取り組みによって、
会社全体にドカンと影響を与えるなんてことは、ほぼ無い。
どうしても「運」と「縁」の影響が大きい。
逆に言えば…
いくら自分が頑張って…自分の部署の業績評価を上げたところで、
自社商品やサービスが「顧客に買ってもらえない(あるいは気に入ってもらえない)」ようであれば…
本末転倒じゃない??
…ということを踏まえて…
ここからは捨てたことについて、ご紹介!
捨てたこと①こだわり
これはホントに…サラリーマンにはいらん(笑)
特に自分の意見とか価値観。
つまり…
それぞれの意見や価値観が横行する会議も
それぞれの意見や価値観を主張する上司・部下も。
それら全部、捨てていい。
商売の基本…つまり、お客さんが買ってくれそうか、気に入ってくれそうか。
その点だけをしっかり見ていよう。
これはちょっと「イシュ―からはじめよ」にも書いてあったんだけど、
大事なのは「一次情報」を死守すること。
他の人から聞いた「又聞き情報」じゃなく、しっかり顧客本人から聞いたコメントにこだわる!
そして…それをどう解釈するか
(ここが時間を使うべきところ!)
抽象性を高めるのか具体性を高めるのか。
あるいは広がりや深さについて、より情報が必要と判断するのか…




捨てたこと②他者の目
例えば「上司とはどうあるべきか」「部下とはどうあるべきか」という論議…
これは自分の意見や価値観が大きく反映されてしまう。①と同じだね。
よって、捨てる項目に入る!
他にも…在宅勤務になってから、「オンラインでいる時間帯」を自分も気にしてたけど…
これももう止めたよw
どれだけ長く働いても、どれだけ遅い時間帯に働いていても、
それが給与に関係してくることが(今の自分には)無いから。
捨てたこと③見かけ
社内関係資料キレイにパワポなどで作ること。
これも、やめた
もちろん、グラフや表にするといった必要があるケースや、
関係者があまりに多くなった場合のワークフローを示すときには
絵にしたり図解したりはしている。
でも、これももう極力シンプルに、時間をかけずにしている。
パワポは準備に時間がかかり過ぎる。
単純な関係図や表を作るなら、エクセルが最も効率がいい。
それも本当に必要な時だけに限って、あとは「言葉にこだわる」ことかな…
どう言葉をシンプルにすれば伝わるのか、
どういう言葉を使えば最短で伝わるのか。
そこに徹底的にこだわることにした。
逆に言えば、そこにかける時間は増えた。
でも、文自体が短くなって、できれば1行、多くて2~3行にしてるから、
相手のレスポンスも早くなってくれた気がする。




捨てること④自分でやること
これが…最も大きかったと思う。
実はもう自分自身「捨てざるを得ない」環境に追い込まれてたんだよね。
で、本書を読んでちゃんと決断できたw
「自分でやることを捨てる」をザックリ言うと、
「今の環境・条件では無理です!助けてください!」って…こと。
上司の評価とか、気にしない。素直に言ってしまう。
…というよりも、ぶっちゃけそのことはしっかり上司に伝えておかないと、
自分の成績が下がってしまうことは、上司の成績も下げることに繋がってしまう。
なので、むしろちゃんと「助けて」と伝えておかないと、
逆に助けてと言わない方が評価が下がる。
あまりにも何度も無理・無理…って言ってたら、それは評価が下がっちゃうけど、
ちゃんとした理由があるのなら、「サポートが要ります!」って言うようにする。




逆に最も捨てたくないこと
逆に、「何を一番捨てたくないのか」
これは繰り返しになってしまうんだけど、このブログの締めとして念のため(笑)
私の信条は…
「仕事をラクにしてトクしたい」
…なんです(笑)
なので…このコンセプトはやっぱり捨てずに持っていたいな。
堀江さんとは少し形が違うけど、家族と過ごす時間だったり、
しっかり睡眠や運動をする時間だったり、本を読む時間だったり。
そういったことにちゃんと時間を確保しておきたいから。
今回はここまでです!
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