こんにちは!ラクです。
「な、なんでいきなりキレるの??意味不明!
しかも皆の前でキレるとか、まるでこっちが悪いみたいで…
ムカつくんですけど!??」
上司に怒鳴られたらカチンと来ますよね。
管理能力の低い上司ほど、論理的でない内容で怒ることも多いです。

せやなぁ…いきなりキレられると返し方も戸惑うし…



どう対応したら良いかなんて、すぐには分からないですよね
でも…大切なことは、自分が優位なポジションにいるにはどうしたらいいか?


そこから逆算して考えると、実は怒鳴られたその場で戦うことは不毛です。
将来自分がおトクなポジションにいるための準備を、淡々と整えましょう!
そうすれば、今後、みんなの前で怒られたとしても…
心の中で「ニヤリ」とできるようになります!


今回もいつも通り、ラク・トクコ・バウの3人も一緒にお話ししていきます!
実際あったケース


まずは実際に私が見たことのあるケースについてお話しします。
それは、上司が部下をみんなの前で叱責している場面でした。
「あのさ、あなたの仕事が遅いせいで他のみんなが迷惑してんの。どうなってんだよ!前に改善するって約束したよね?約束したよねッ!!?」
こういった「まくしたてる」ような上司は時々います。
会議室から「うるせんだよ!」「余計なお世話だよ!」など、怒鳴り散らす声すら聞こえてくることも。
私自身も、そんな風に言われたことがありました…


正直、「なんでそんな怒るの?」と思いませんか?



うーん…なんか理不尽な気がするなぁ…



そうですね…怒る理由が謎ですね


怒鳴る人たちの共通点


相手に対してすぐに不快感をあらわにしたり、怒鳴ったりする人の共通点があります。
目下に対しては強く出て、目上には弱いという人ですね。
だからこそ、目下に対しては「怒ってもいい」という認識でいます。
自分が「目上」なのだから、当然だと思うのでしょうね。
もうひとつは意外かもしれませんが、以下です。



これはむしろ逆じゃないのか?



相手に期待ができないから、怒るのでは?



相手に期待していないなら、そもそも怒る気すら起こらないですね
過度に「自分は目上だ」「自分の期待に沿うべきだ」というこの2つが合わさると、
「目下への人間」への「勝手な期待」が生まれます。
- 自分のことを敬え!
- 自分の言う通りにしろ!
- 自分にもっと感謝しろ!
例えば、自分が目をかけてやっているのに、部下からの見返りが無い…
その不快感に耐えられなくなって、怒鳴る!


「このオレが、これだけやってあげてるのに!」
みんなの前で怒られたら


人前での指摘は叱責?それとも指導?
例えば…
「遅刻ばかりでチームに迷惑をかけている!」
一方で…
「遅刻によって会議の開始が5分遅れました」


なぜ、みんなの前で怒るのか
上司がみんなの前で部下を「叱責する」のは、心理的要因や組織的な狙いが影響しています。
- 皆の注意を引きたい:人前で怒ることによってチーム全体に「同じミスをするな」と言っている。
- 感情の制御ができていない:シンプルに怒りが爆発していて、自分のことが見えなくなっている。
初期対応のポイント


もう一度ケーススタディを見てみましょう。
「あのさ、あなたの仕事が遅いせいで他のみんなが迷惑してんの。どうなってんだよ!前に改善するって約束したよね?約束したよねッ!!?」
ここでこんな風に返したら、どうなるでしょうか…



これだと…火に油な気がするなぁ…



そうだな
そこで、大事なポイント3つ!
- 表面的に付き合っていくことを念頭に置く
- 怒りの理由を聞いて、本人の前でメモを取る
- 1対1で戦わず、「会社の問題」に持っていく
具体的な対応例
まずは、こんな風に返しましょう。
冷静に記録にするだけに留めましょう。
たとえ相手の論理に粗が見つかっても、このタイミングで反抗してはいけません。


いくらあなたがどれだけ正論をかざしたところで、逆効果なんです。
1対1で戦わず、「会社の問題」に持っていきましょう。


協力を仰ぐべき人たち
●上司よりも「目上」の人
●上司に対し、人事的な見地から意見できる人
●「管理職の権限濫用」を管理すべき人(人事など)
つまり、上司に勝てる人の力を借りるんです。
そのため、以下のような記録と、冷静な対応が必要です。
- 上司の言うことをメモする。
- メモ(記録)を終えたら、速やかにその場を離れる。
- 信頼できるマネジメントや人事にメールを打つ
- メール内容は「記録と事実にフォーカス」する
上司に怒鳴られたときに行うのは、「反抗」ではなく、「準備」。
いかに、そこにすぐに頭を切り替えられるかがカギです。
怒鳴らなくても、キレやすい人


怒鳴ることは無いが、「キレやすい」人はいますよね。
対応は、これまでお話しした内容と同じでOKです。
「大きな3つの流れ」は以下のとおりです。
- 観察する:事実と感情を分ける。相手の非言語的メッセージを読む。
- 分析する:指摘の内容は事実か?周りへの影響は?背景には何がある?
- 伝達する:事実を伝えたうえで、改善の意図を明確に示す。



ここでキチンと事実だけ捉えていれば、次の段階でうまく説明できますよ



まさに「ニヤリとできる」わけね(笑)
特に「3」の例を以下のようにイメージすれば、分かりやすいのではないでしょうか。


怒鳴る上司の末路は…
私が知る限り、怒鳴る上司の末路は次のようなものです。
- 部下全員が出社拒否
- 部下が弁護士を雇い、会社に訴状が届く
- パワハラだと人事に通告される
- 社内関係者に内容を晒される
- 「管理能力不足」と判断され、マネージャーを外される



ひでぇな



当たり前と言えば、当たり前やけど…



強く他人に当たれば、強く反発もあって当然ですからね
ちなみに厚生労働省が掲げる「パワーハラスメントの定義」についての資料の中では、以下のように紹介されています。ご参考まで…
- 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
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