こんにちは!ラクです。
「な、なんでいきなりキレるの??意味不明!
しかも皆の前でキレるとか、まるでこっちが悪いみたいで…
ムカつくんですけど!??」
上司に怒鳴られたらカチンと来ますよね。
管理能力の低い上司ほど、論理的でない内容で怒ることも多いです。
でも…大切なことは、自分が優位なポジションにいるにはどうしたらいいか?
そこから逆算して考えると、実は怒鳴られたその場で戦うことは不毛です。
将来自分がおトクなポジションにいるための準備を、淡々と整えましょう!
そうすれば、今後怒鳴られたとしても…
心の中で「ニヤリ」とできるようになります!
実際あったケース
まずは実際に私が見たことのあるケースについてお話しします。
それは、上司が部下を叱責している場面でした。
「あのさ、あなたの仕事が遅いせいで他のみんなが迷惑してんの。どうなってんだよ!前に改善するって約束したよね?約束したよねッ!!?」
こういった「まくしたてる」ような上司は時々います。
会議室から「うるせんだよ!」「余計なお世話だよ!」など、怒鳴り散らす声すら聞こえてくることも。
私自身も、そんな風に言われたことがありました…
正直、「なんでそんな怒るの?」と思いませんか?
怒鳴る人たちの共通点
相手に対してすぐに不快感をあらわにしたり、怒鳴ったりする人の共通点があります。
まずは以下のことが言えます。
「①縦の関係でしか、人間関係を捉えられない人」
目下に対しては強く出て、目上には弱いという人ですね。
だからこそ、目下に対しては「怒ってもいい」という認識でいます。
自分が「目上」なのだから、当然だと思うのでしょうね。
もうひとつは意外かもしれませんが、以下です。
「②相手への期待」
過度に「自分は目上だ」「自分の期待に沿うべきだ」というこの2つが合わさると、
「目下への人間」への「勝手な期待」が生まれます。
- 自分のことを敬え!
- 自分の言う通りにしろ!
- 自分にもっと感謝しろ!
「怒鳴る」という行為に出るのは、こういった期待が満たされないからですね。
例えば、自分が目をかけてやっているのに、部下からの見返りが無い…
その不快感に耐えられなくなって、怒鳴る!
「このオレが、これだけやってあげてるのに!」
対応のポイント
もう一度ケーススタディを見てみましょう。
「あのさ、あなたの仕事が遅いせいで他のみんなが迷惑してんの。どうなってんだよ!前に改善するって約束したよね?約束したよねッ!!?」
ここでこんな風に返したら、どうなるでしょうか…
そこで、大事なポイント3つ!
- 表面的に付き合っていくことを念頭に置く
- 怒りの理由を聞いて、本人の前でメモを取る
- 1対1で戦わず、「会社の問題」に持っていく
「怒鳴る上司をなんとかしてやりたい」…そんな気持ちも分かります。
しかしその気持ちは、上司と同じように「他人を変えようとしている」とも言えます。
何よりあなたの仕事でもありませんので、止めておきましょうね。
具体的な対応例
まずは、こんな風に返します。
深く聞き出していき、それを冷静に記録にしていきます。
たとえ相手の論理に粗が見つかっても、このタイミングで反抗してはいけません。
いくらあなたがどれだけ正論をかざしたところで、逆効果なんです。
「縦の関係」で見る上司の傾向を、逆手に取ること。
つまり1対1で戦わず、「会社の問題」に持っていきましょう。
協力を仰ぐべき人たち
具体的には、以下のような人の協力を仰ぎましょう。
●上司よりも「目上」の人
●上司に対し、人事的な見地から意見できる人
●「管理職の権限濫用」を管理すべき人(人事など)
つまり、上司に勝てる人の力を借りるんです。
その人たちへの説明を行うためにも、大切なのが以下のような記録と、冷静な対応です。
- 上司の言うことをメモする。
- メモ(記録)を終えたら、速やかにその場を離れる。
- 信頼できるマネジメントや人事にメールを打つ
- メール内容は「記録と事実にフォーカス」する
上司に怒鳴られたときに行うのは、「反抗」ではなく、「準備」。
いかに、そこにすぐに頭を切り替えられるかがカギです。
怒鳴る人への対応がうまい人
このような感情的な上司は、珍しくはありません。
「自分は上司なんだから怒ってもいい」と考える人もいます。
また、上司という重圧から、周囲への当たりが強くなる人もいます。
ただ、どんな上司であっても、うまく冷静に対応できる人が居ます。
ぜひ、あなたの周囲を見回してみてください。
「絶対に動じなさそうな人」、ひとりは必ず居ませんでしょうか?
例えば以下のような特徴のある人です。
●冷静沈着
●感情コントロールが上手
●口数は少ないが魅力がある
●自然にカリスマ性を持つ
●共感力に優れている
●前向きな姿勢を保つ
●高い自己認識
●内省力を持つ
ぜひ、その人のことを思い浮かべてみてください。
自分の知っている
「感情的な人への対応が
上手な人」は…
〇〇〇さんかな…
あの人の使っている方法
「うまく冷静に対応する」ことは、本人の個性や資質もあるかもしれません。
ただ、必ずしも〇〇〇さんと同じプロセスを辿る必要はありません。
自分らしい方法で強くなればいいんです。
何より「冷静に対処する」スキルは、特別なものではありません。
前以て「疑似体験」しておくことで、自発的に習得することが可能です。
その習得の方法として、「コミュトレ」という講座があります。
ただし、以下に当てはまる方には、向いていません。
- 月・火のトレーニングは不可なので、月・火が希望
- 早い時間帯で10時半から12時まで。遅い時間帯で19時から20時半まで。これに対応できない。
- 授業料(大体20万円前後)を負担できない
- 自分のことをあまり知りたくない
- 学ぶことに意欲があまりない
- 現状維持で良いと思っている
もし上述に当てはまる方は、受講はオススメしません。
ただ、それでも…
そんな風に思う方は、
コミュトレのオンライン無料診断を利用すれば、無料で「強み」と「課題」が分かります。
実は最も難しいのは、「自分の今のモノの伝え方」を客観的に理解することです。
そこを理解するためには、「今の自分のコミュニケーション能力」を分析することから始まります。
特にしつこい勧誘などはありませんので、ご心配なく。
予約制ですので、まずは都合のつく時間があるかどうか確認してみましょう。
以下リンクから、スケジュールをぜひ確認してみてください。
怒鳴る上司の末路は…
私が知る限り、怒鳴る上司の末路は次のようなものです。
- 部下全員が出社拒否
- 部下が弁護士を雇い、会社に訴状が届く
- パワハラだと人事に通告される
- 社内関係者に内容を晒される
- 「管理能力不足」と判断され、マネージャーを外される
ちなみに厚生労働省が掲げる「パワーハラスメントの定義」についての資料の中では、以下のように紹介されています。ご参考まで…
- 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
今回のブログが少しでもお役に立ったなら何よりです。
ぜひ前向きに状況に向き合って、自分の強さも手に入れてくださいね!