コーチングの本には書いてなかった「部下育成に大切な要素」

こんにちは!ラクです。

部下と話していて、「コーチング本のテクニックを使っているのに、なんだかうまく行かないなぁ…」

…と思うこと、ありませんでしょうか…?

Tokuko (why)
Tokuko (why)
うーーん…あるなぁ。やっぱ教科書通りには、いかへんのかなぁ…
そうですね。本に書いてあるとおりにやったのに…ということ、多いですよね
Raku
Raku

 

そんなあなたに…このブログを通じてちょっと面白い体験をご提供♪

この体験を経れば、きっとあなたの部下との接し方は明日から変わるはず。

そしてこのことは…私自身がもっと早く知っておけばラクだったなぁと思ったことです。

 

こんなケース、どうする?

ケーススタディ
部下との面談中。「何が問題だと思いますか?」「xxxさんは、どういう方向性に持って行きたいですか?」と聞いていたが、部下の機嫌が明らかに悪くなっていくのが分かった…

 

本やネットに書いてあるテクニックなどを使ってみても…思ったほどうまくは行かないですよね?

 

あなたの場合は、どうですか?
(A) そうなんです… まさに「笛吹けども踊らず」状態…
(B) 私のコーチングは完璧だ!従わない部下が悪いんだぁ!

 

コーチングとは、単純に言うと「相手に問いかけることによって相手の気づきを促し、目的達成をサポートする」もの。

対となる言葉で知られるのが「ティーチング」…つまり、「相手に一方的に教え込む」ことですよね。

 

ただ、巷では「ティーチングが悪い」「コーチングが良い」などという誤解がありますが、本来良い悪いの話ではありません。

あくまでティーチングもコーチングも「部下を育成する手法のひとつ」です。

 

両方とも「型」や「テクニック」もあり、それに倣えばうまく相手と話ができそうな気がしてきますよね。

 

では…さらにもっと「型」や「テクニック」を学べば、うまくいくものなのでしょうか?

 

もう一度ケーススタディをご覧ください。

ケーススタディ
部下との面談中。「何が問題だと思いますか?」「xxxさんは、どういう方向性に持って行きたいですか?」と聞いていたが、部下の機嫌が明らかに悪くなっていくのが分かった…

 

ちなみにこのケース、以下AさんとBさんのどちらが上司の場合だったと思いますか?

 

Nice man
Nice man
Aさん

 

●年齢は自分より下

●役職は自分よりちょっと上なくらい

●実績は別に大してない

Gentle old lady
Gentle old lady
Bさん

 

●年齢は自分より上

●役職は自分より2段階くらい上

●実績はいくつかある

あなたは、どう思いますか?
(A) 絶対Aさん。やっぱり若造の言うことなんて聞きたくないから
(B) 意外とBさん。自分がデキると思っていて、上から目線でムカつくから

 

なんだか…こう聞くと、AさんBさんどちらのケースもあり得そうですよね…?(笑)

 

人によっては、「やっぱりちゃんと経験のあるマネージャーにコーチングして欲しい」と思うものの、

その一方で「年齢や役職が高ければいいってもんじゃない」という意見もあり得そうです。

 

もうひとつの現実

ではここで、次のケーススタディ「2」を見てみてください。

 

ケーススタディ2
部下との面談中。「何が問題だと思いますか?」「xxxさんは、どういう方向性に持って行きたいですか?」と聞いていたら、部下がとても機嫌よく答えてくれた

 

今回はいい感じでコーチングが終えられたケースですね。

 

さて…

ではケーススタディ「2」の方のコーチングは、さきほどのAさんとBさんのどちらが上司の場合だったでしょうか?

 

あなたは、どう思いますか?
(A) 絶対Aさん。若さ溢れる笑顔が、さわやかすぎるから
(B) 意外とBさん。優秀な人と話していると、きっと心地いいから

 

あれ??

最初のケーススタディでは、AさんのこともBさんのことも批判的な目で見ていました。

しかし、2つめのケーススタディでは、AさんのこともBさんのことも肯定的に捉えましたね。

 

でも、AさんとBさんがコーチングのときに伝えた言葉の内容や、

彼らの役職や年齢については、最初のケーススタディも2つめのケーススタディも変わりません…

 

真実はどこにある?

今回ご紹介している2つのケースは、「部下の反応がこうだった」という結果を見たうえで、「なぜこんな結果になったか」を考えています。

例えば、「部下の機嫌が悪くなっていった」という結果を見たうえで、「原因はきっと上司が若いから」という推測を立てたように。

 

しかし、「部下の機嫌が悪くなった」場合も、「部下が機嫌よく答えてくれた」場合も、

AさんとBさんの声掛けやステータスは変わっていません。

 

つまり…

どういったコトバを投げかけるか… さらには自分の年齢役職実績なんて…

コーチングには、ほとんど関係ないんです

 

もちろん「全く関係ない」ということはありません。

しかし、それ以上にさらに大事な要素があります。

 

それは…

 

あなたが部下から好かれているかどうか

 

あなたが部下から好かれていれば、コーチングには有利に働くし…

あなたが部下から嫌われていれば、コーチングには不利に働く…

 

現に、AさんとBさんについて、彼らの話すコトバや、彼らの役職などが…

果たして大きな要因になっていたでしょうか?

 

「若さ溢れる笑顔が・・・」

 

まぁそこまで大げさに思う人がいるかどうかは知りませんが(笑)

ただ、上司をどう捉えるかという部下の視点というのは、部下はいかに上司が好きかという点に尽きます。

好きならば好意的な見方をして、嫌いであれば否定的に捉えるのです。

コーチングの本を読みあさる前に、まずは部下によ~~~く向き合ってみてはいかがでしょうか?

この点を知っているか知らないかで…部下の反応は大きく変わってきます。

 

ちょっとしたコツとしては・・・

笑顔でいましょう!

笑顔でいるマネージャーは、好かれやすいですよ!

 

Gaaan
Gaaan
今回…なんかあたしの出る幕無かった…
そうですね(笑)…また次回以降…!
Raku
Raku




今回はここまでです!

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Tokuko
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