こんにちは!ラクです!
「この上司、ホントにムカツク…!エラソーに!!
全っ然こっちの言うこと理解しようともしないし!」
…と思うこと、ありませんでしょうか…
以下はチューリッヒ生命のウェブサイトからの抜粋です。(》こちら)
「ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査」について、3年間の結果が以下のようになっています。
やはり「人間関係」については仕事においてストレスを感じる大きな原因であることが分かります。
ここ数年は、上司との関係をストレスに感じる比率は減ってきているようですが…
それでも10人に1人以上は「上司との関係」にストレスを感じていることが分かります。
上司と合わないときによく思うのは、
「やっぱりこの上司、価値観が違うなぁ…」ということ。
しかし…
なぜこうも上司に対しては「価値観の違い」が自分をイライラさせてしまうのか?
そこが分かれば、「上司と合わないな」と思うことがあったとしても、対応することが可能です!
実際あったケース
実際に私が経験したのは以下のようなシーンです。
でも…
別に上司がどんな態度を取ろうが、本当は気にしなかったらいいだけなんですけどね。
「ハイハイ、こういう人ね~…」と開き直ればいいだけですし。
淡々と仕事をこなして、嫌われない程度に付き合っていれば、まぁお給料は出るわけです。
それでもなぜか、無性に「上司に対しては」不快感を感じてしまう…
これはなぜなのでしょうか?
上司への不快感の正体
結論から言うと…
上司が自分を監督するという立場にある
そのことが、自分の不快感を増幅させているのではと考えられます。
監督するという立場は…
すなわち自分の生きている環境を左右する立場にあると言えます。
「これはイイこと」
「これはダメなこと」
極端に言えば、そういった「職場の価値観」を、上司が形成してします。
「上司とあなたの価値観が合わない」ということは、
上司がその価値観で作り出した世界に、
あなたが適合することが出来ていない
…そんな風にも言えるでしょう。
当然「生きる環境」が心地悪いことになり、
それを作り出している上司の価値観を不快に思うことは、ごく自然なことと言えます。
上司のグチを話すのが楽しいワケ
ちなみにちょっとここで「飲み会」の話をしたいと思います。
そもそも不快に感じている上司のコトを、なぜ飲み会の席で話したくなるのでしょうか?
これは現代において「SNSで他人を叩く」という行為とほぼ同じです。
つまり、「我こそが正義」という思いです。
人間は、自分の生きる環境あるいは自分が存在する集合体において、
平等に、公平に、正当に扱われたいという普遍的な欲求を持っています。
その欲求を達成することは「本人にとっての正義」になるわけです。
また、人間には他の人とのつながりを持ちたいという普遍的な欲求もあります。
これは、社会的動物としての本能的なものです。
人間は古くから集団で生活し、協力して生きてきました。
他者とのつながりを持つことが、自らの生存に直結してきたのです。
そういう歴史的な背景から、他者との繋がりを感じることが、
心の安定や幸福感を得るような本能になっています。
上司のグチを言い、周りの共感を誘うことで、
上司に対抗する自分の味方を作り出します。
そういった形で、精神的な安定と快感を得ようとするんですよね。
ここまでで分かること
ここまでの話をカンタンにまとめると、以下のとおりです。
- 上司が合わないのは、上司の価値観が作り出した環境に適合できていないから。
- そんなとき他の誰かにグチを言うことで、自分の集団内での安全を保全し、自分の精神を安定させている。
この2つで分かることは何か…
上司が自分のことを平等に、公平に、正当に扱ってくれないと分かったとき…
別に上司の価値観を是正したいワケじゃないんです。
愚痴を言ってあなたが無意識的に達成したいと思っていることは、
あなたの安定を取り戻すことなんです。
愚痴を他の誰かに伝えたところで、上司の価値観は是正されません。
あなたが本当に求めていることは、きっとあなた自身の安定です。
対応のコツ
では上司がもし「平等に、公平に、正当に」扱ってくれないと感じたときには…
どのように対応すればよいのでしょうか?
先ほどのケーススタディをもう一度見てみましょう。
そこで気を付けるべきこと、3つ!
② 客観的な事実を記録する
③ 人事など第三者的な観点から見れる人に伝える
対応例について
特に大切なのは、人事などに相談を持ち掛けるときです。
自分もイライラしていたり、あるいは悲しくなってしまっていたりするので、
どうしても相談をするときには感情論になりがちです。
一方、人事などの担当者からしてみたら、「平等・公平・正当ではない」と判断をするために、
客観的な事実やデータなどが必要になってくるわけです。
だからこそ1対1での話は避け、上司の不適切な発言や行動を他の社員などが目にしていれば、
人事担当者への働きかけはより効果的なものとなります。
先ほどのケーススタディの例でいうと、以下のような形でもOKです。
上司のデスクへ赴く際、他の人も誘って一緒に話を聞きに行く。
理不尽な言動が見られれば、居合わせた社員と一緒に人事に行く。
もちろん会社でも社会でも…世の中において「公正」なことばかりではありません。
しかし、それを放置していいわけでは決してありません。
上司という監督者が持つ大きな力を抑制する仕組みは、
会社側としては必ず持っていなければいけないものです。
そういった仕組みをうまく利用することが、大事ですね。
なお、厚生労働省が掲げる「パワーハラスメントの定義」についての資料の中では、以下のように紹介されています。
②業務の適正な範囲を超えて行われること
③身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
心が、疲れたら…
もしどうしても心が辛い場合…
心の安定を取り戻すため、「自分の心に問いかける」方法があります。
認知行動療法という手法です。
個人が持つ負の思考や行動パターンが心理的な苦痛や問題を引き起こすと考え、それらの思考や行動を変えることで、感情や症状の改善を目指すこと。
しかし「認知行動療法」を一人で行うのは難しいかと思います。
そこで、≫【Awarefy】(アウェアファイ)というデジタル認知行動療法アプリのAIを利用します。
AIと会話することで、自らの思考や行動を変えることを目指します。
(こちらのアプリはGooglePlayBestOf2022 部門大賞受賞を受賞しています)
自然な会話でこちらの話を引き出してくれるので、自分の気持ちを言語化し、気分を和らげることができます。
Awarefy利用による気づき
- 改めて、何に自分が迷っているかを、再確認できた。
- 確認にあたって、自分の言葉で表すことができた。
- 自分の言葉で表していくことで、自分に自信が持てた。
、話をしていくと、AIではなく「自分が答えを出している」状態になり、自信に繋がります。
「働きたくない」「上司に相談しづらい」「部下への対応が分からない」「顧客対応が辛い」など、
よくある職場の悩みについても、》AIとの会話例と口コミを見ると、丁寧に聞いてくれていることが分かります。
良ければぜひ試してみてくださいね。