「価値観が原因で上司と合わない」ときの、職場バトル方法
こんにちは!ラクです!
「この上司、ホントにムカツク…!エラソーに!!
全っ然こっちの言うこと聞いてないし、理解しようともしないし!」
…と思うこと、ありませんでしょうか…




ちなみに、博報堂生活総研が公開している2020年に調査した「ストレスを感じる理由は何ですか? [ストレスを感じる人のみ]」という質問に対し、
「職場(学校)での人間関係」と答えた人の割合は、2020年は38.9%だったようです。
(https://seikatsusoken.jp/teiten/answer/528.html
[首都圏・阪神圏で、合計2,579人を対象にした定点調査]
男性の方が多く、働き盛りの世代が多いようですね。
そして職場の環境というのは、やはり上司の存在が大きく影響します。
上司と合わないときによく思うのは、
「やっぱりこの上司、価値観が違うなぁ…」ということ。
しかしふと思い返してみると…
別に価値観が合わないのは上司だけではないはずですよね。
他の同僚だって、友達だって、家族だって…価値観が異なるのは皆同じです。
では… なぜこうも上司に対しては「価値観の違い」が自分をイライラさせてしまうのか?
そこが分かれば、「上司と合わないな」と思うことがあったとしても、対応することが可能です!
実際あった戦闘シーン
実際に私が経験した戦闘シーンはこんな感じです!






誰だって、高圧的でエラソーな態度を取る上司には、いい印象は持ちませんよね。
しかし…上司なんて所詮、赤の他人なわけです。
別に上司がどんな態度を取ろうが「ハイハイ、こういう人ね~…」と開き直ればいいだけですし、
淡々と仕事をこなして、嫌われない程度に付き合っていれば、まぁお給料は出るわけです。
上司への不快感の正体
では、なぜ赤の他人にしか過ぎない上司に不快感を感じてしまうのでしょうか?
それは、上司が自分を監督するという立場にあるからです。
監督するという立場は、すなわち自分の生きている環境を左右する立場にあると言えます。
何が良くて、何が悪いのか… 何が適切で、何が不適切なのか…
極端に言えば、そういった「職場の価値観」を形成してしまっています。
ここから言えることは、「上司とあなたの価値観が合わない」のではなく、
上司がその価値観で作り出した職場に、あなたが適合することが出来ていない
…その方が表現としては的確でしょう。
環境に適合出来ていないということは、当然「生きる環境」が心地悪いことになり、
それを作り出している上司の価値観を不快に思うことは、ごく自然なことと言えます。
上司のグチを話すのが楽しいワケ
ちなみにちょっとここで「飲み会」の話をしたいと思います。
そもそも不快に感じている上司のコトを、なぜ飲み会の席で話したくなるのでしょうか?
これは現代において「SNSで他人を叩く」という行為とほぼ同じです。
つまり、「我こそが正義」という思いです。
人間は、自分の生きる環境あるいは自分が存在する集合体において、
平等に、公平に、正当に扱われたいという普遍的な欲求を持っています。
その欲求を達成することは「本人にとっての正義」になるわけです。
よって、飲み会の場で上司のグチを言い、
「悪いことをした人は、悪いことが起こるべき」という
「因果応報」的なストーリーを自らが作り出します。
そうすることで周りの共感を誘い、上司に対抗する自分の味方を作り出し、
精神的な安定と快感を得ようとするんですよね。




ここまでで分かること
ここまでの話をカンタンにまとめると、以下のとおりです。
- 上司が合わないのは、上司の価値観が作り出した環境に適合できていないから。
- そんなとき他の誰かにグチを言うことで、自分の集団内での安全を保全し、自分の精神を安定させている。
この2つで分かることは何か…
上司が自分のことを平等に、公平に、正当に扱ってくれないと分かったとき…
別に上司の価値観を是正したいワケじゃないんです。
愚痴を言ってあなたが無意識的に達成したいと思っていることは、
あなたの安定を取り戻すことなんです。
愚痴を他の誰かに伝えたところで、上司の価値観は是正されません。
あなたが本当に求めていることは、あなた自身の安定なんです。
職場バトルのコツ
では上司がもし「平等に、公平に、正当に」扱ってくれないと感じたときには、どのように対応すればよいのでしょうか?
先ほどのケーススタディをもう一度見てみましょう。




そこで気を付けるべきバトルのコツ、3つ!
② 客観的な事実を記録する
③ 人事など第三者的な観点から見れる人に伝える
職場バトルの例
特に大切なのは、人事などに相談を持ち掛けるときです。
自分もイライラしていたり、あるいは悲しくなってしまっていたりするので、
どうしても相談をするときには感情論になりがちです。
一方、人事などの担当者からしてみたら、「平等・公平・正当ではない」と判断をするために、
客観的な事実やデータなどが必要になってくるわけです。
だからこそ1対1での話は避け、上司の不適切な発言や行動を他の社員などが目にしていれば、
人事担当者への働きかけはより効果的なものとなります。
先ほどのケーススタディの例でいうと、以下のような形でもOKです。
もちろん会社でも社会でも…世の中において「公正」なことばかりではありません。
しかし、それを放置していいわけでは決してありません。
上司という監督者が持つ大きな力を抑制する仕組みは、
会社側としては必ず持っていなければいけないものです。
そういった仕組みをうまく利用することが、大事ですね。
なお、厚生労働省が掲げる「パワーハラスメントの定義」についての資料の中では、以下のように紹介されています。
②業務の適正な範囲を超えて行われること
③身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
あると良い「装備アイテム」
上司と合わなくてイラっと来ても…出来るだけ自分の心を平静に保ち、
上述した3点について考えてみることが大切になってきます。
しかし「心を平静にする」ことは、そうカンタンなことではありませんよね。
そんなときには…ミイダスという転職サイトのパーソナリティ診断が、結構使えます。
無料で、しかもおよそ15分程度で、データに基づいた自己分析を行うことができます。
あなたには、あなたの強さがある。
まずはそれをちゃんと認識すること。
意外と自分では自分の強みについて理解していないものです。
自分の中に眠る本当の強さを、まずは理解して、それを引き出すことをしましょう。
私のミイダスの結果
カンタンにまとめると以下のようなものでした。
(A)全体:完璧主義で独裁的
(B)長所:高い完成度と丁寧さ、繊細さ、正確さ、合理的な判断力が武器
(C)短所:盲目的で全体が見えておらず、融通が利かないし人間関係がドライ
(D)改善方法:内省を行い感情を管理し、他人の気持ちに配慮し、自然と繋がってみる
この結果を知り、ちゃんと自分のことが見えたからこそ、
私は私の強さを引き出すことができて、事前に弱さをカバーすることもできました。
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(ホントに興味があればその際には転職情報も集め始めればいいだけなので。)
ミイダスについては、以下ブログでも実体験をご紹介しています!



