こんにちは!ラクです!
「なんかこの職場の人間ホントにムカツク…!エラソーに!!
誰も言うこと理解しようともしないし!誰も改善しないし!」
…と思うこと、ありませんでしょうか…

あるある。めっちゃある。



それが上司だったり、上司じゃなかったりするかもですが…
データが示すこと
以下はチューリッヒ生命のウェブサイトからの抜粋です。(》こちら)
「ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査」について、3年間の結果が以下のようになっています。


もう毎年、「人間関係」が上位にランクインしてるんですよね。
やはり人間関係は、仕事においてストレスを感じる大きな原因であることが分かります。
ここ数年は、上司との関係をストレスに感じる比率は減ってきているようですが…
それでも10人に1人以上は「上司との関係」にストレスを感じていることが分かります。
職場にいる人たちと合わないときによく思うのは、
「やっぱりこの人たち、価値観が違うなぁ…」ということ。


しかし…
なぜこうも、イライラしてしまうのか?
そこが分かれば、「この人と合わないな」と思うことがあったとしても、対応することが可能です!
実際あったケース
実際に私が経験したのは以下のようなシーンです。
これは上司との間で起こったケースですね。
自分がチームリーダーをしていた部署で問題が起こった。それについての自分の上司のコメントは、メールで「?」の一文字だけだった…



意味が分からん



こっちが「?」やな



文字通り、「?」だけメールで送られてきたんです。まぁこのケースは高圧的な上司だったので余計に気持ち悪かったですね…
まぁ別に上司がどんな態度を取ろうが、本当は気にしなかったらいいだけなんですけどね。
「ハイハイ、こういう人ね~…」と開き直ればいいだけですし。
淡々と仕事をこなして、嫌われない程度に付き合っていれば、まぁお給料は出るわけです。
それを頭では分かっているのに、無性に不快感を感じてしまう…
これはなぜなのでしょうか?


イライラすることの正体
その答えは…とってもカンタンに言うと…
「まじめすぎるから」
です!



まじめすぎる?



考えすぎってこと?



そうです。もっと雑でいいんですよ
ここから先は、以下の本の内容に基づいてお話ししますね!
そこで書かれていたことが、今でも私の大切な教訓になっています。
特に以下の3つは、今でも心に響きます。(著書のp23より)
- 「負けちゃいけない」と思っていませんか?
- 「やればできる」と信じていませんか?
- 「いまがすべて」と考えていませんか?
負けちゃいけないと思う人
それは、真面目で頑張り屋である一方、
うぬぼれ屋で自信家とも言える…そう著書では書いています。
目の前のことにこだわり続けてしまうと、どこまでも頑張ることになり、大局を見失います。
そもそも、「誰もあなたに期待なんかしていない」というのが…
酷ですが、実は真実です。これは誰にでも当てはまります。


しかし、そこから考えを変えていくことが、「もっといい加減でいいかも」と思うきっかけになります!
著書では精神科医が患者に向き合うケースについて書かれています。
「自分は雑です」「いい加減です」と自分で言う人ほど、実は自分に対する要求水準が高いのでは?
悩みを持つ多くの患者の対応する精神科医は、以下のようなスタンスを取るそうです。
治療を続けているうちに「先生、またやっちゃいましたぁ」と患者さんが笑って言えるようになったら、だいぶ良くなってきているなと感じるそうです。
合わない人たちばかりだと思う理由
「職場は合わない人たちばかりだな…」
そう思うのは、「雑に生きられない」という背景があるのではないでしょうか?
著書のp30では、以下の思い込みの危険性について書いてあります。
このようなことはすべて「思い込み」であり、堅苦しい考え方が染みついていて、それ以外のことが考えられなくなっているのでは…と著書では指摘しています。



えー!!これ、間違ってるん?



これが正しいとすると、少年マンガが一気に売れなくなるなww



理想を言えばそうなのですが、そうもいかないのが現実…ということを受け入れることも大事ということですね
「やらないといけない」「できないといけない」…
その思い込みに縛られ過ぎていると、どんどん苦しくなります。
その間違った物差しを絶対視してしまうと、しんどいだけです。
また、自分に対して厳しいのと同じくらい…
他人に対して持つ考え方も、つい厳しいものになってしまってはいないか?
そのことについて考えることも重要ですね。


もうひとつの思い込みの可能性
著書p38に書いてある内容も刺さります。
(これを見ると、私も「完璧主義だったんだなぁ」と思うのですが…)
口ではついつい「自分は全部できるなんて思っていない」と否定してしまうものです。
しかしそういった人たちに対して、著者は以下のように言うそうです。
それならいっぺん、全部捨ててみましょう
そういう言い方をして初めて、相手は「実は自分は何も捨てられていない。諦められていない」ということに気が付くそうです。



これは…響くわぁ…



ワシはあんま響かんな



抱えているものがあまりないからですね



人をバカみたいに…



でも、幸せやろ?w



ふっ、まぁな
仕事も人間関係も、辛いことが多いです。
特に管理職をしていると、部下から「理想の上司」像を押し付けられて、しんどいですよね。
著書のp40では以下のように書いてあります。
「負けちゃいけない」「逃げ出しちゃいけない」って、いったいだれが決めたのでしょうか?
確かに…そのとおりですね。
私も職場の人間関係でトラブルがあったときには、ついつい心のどこかで、「コイツには負けるか!」みたいに考えてしまいます。
上司や同僚への不快感
結論から言うと…
その上司や同僚が、自分の環境を左右する立場にある
そのことが、自分の不快感を増幅させているのではと考えられます。
そういった「職場の価値観」を形成するような人、職場にいませんか?


当然そんな価値観を押し出してくる人のいる職場は、「自分が生きる環境」が心地悪いことになり、不快に思うことはごく自然なことと言えます。
しかし、ハッキリ言って…
そういう人は「私がいないといけない」と勝手に思い込んでる人の可能性が高いです。
著書のp93には、そういった人のことについて、以下のように述べています。



これはホントそのとおりだな



自分もこうなってしまわないように、気をつけなアカンなぁ💦



まぁ実はそんな風に「空回りしている人」と考えれば良いのでは無いでしょうか?



その人が思うほど、別に周りは期待してないってことね
対応のコツ
では上司や職場の人間とうまく行っていない場合、どう対応すればいいのでしょうか?
先ほどのケーススタディをもう一度見てみましょう。
自分がチームリーダーをしていた部署で問題が起こった。それについての自分の上司のコメントは、メールで「?」の一文字だけだった…
このような場合、もちろん「雑になる」ことで、気にしないことが一番です。
ただ、あまりにそういった態度を顕著に取り続けてきたり、どうしても居心地の悪さが拭えなければ、以下のアクションを取ることをオススメします。
① なるべく1対1で話すことを避ける
② 客観的な事実を記録する
③ 人事など、第三者的な立場の人に伝える


特に大切なのは、人事などに相談を持ち掛けるときです。
自分もイライラしていたり、あるいは悲しくなってしまっていたりするので、
どうしても相談をするときには感情論になりがちです。


一方、人事などの担当者からしてみたら、「平等・公平・正当ではない」と判断をするために、
客観的な事実やデータなどが必要になってくるわけです。
だからこそ1対1での話は避け、上司の不適切な発言や行動を他の社員などが目にしていれば、
人事担当者への働きかけはより効果的なものとなります。


先ほどのケーススタディの例でいうと、以下のような形でもOKです。
まとめ


ここまでご覧いただきまして、どうもありがとうございました!
でも、まだなお心が辛い場合…
心の安定を取り戻すため、「自分の心に問いかける」方法があります。
認知行動療法という手法です。
日常生活上で起きているさまざまな困りごとを整理し、
自分の認知や行動に働きかけることで、問題解決を目指す手法。
世界で最もエビデンスが豊富な心理療法の一つ。
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