「この仕事お願いできますか?」を嫌がられないコツ
こんにちは!ラクです。
「どうやったら、気持ちよく仕事を引き受けてもらえるのかなぁ…」
…と思うこと、ありませんでしょうか…
部下に仕事をお願いするにあたっては、
仕事の理由を伝えたり、指名の理由を伝えたりすることも、もちろん大事です。
しかし…
最も大事なことは「あなた」と「部下」の間での合意形成であるということ。
実は「言葉」は、二の次なんです。
どうすればいいか?
なぜ「言葉」は二の次のなのかというと、
仕事をお願いするにあたって、大切になってくるのは、以下2つの要素だからです。
②当人の仕事意識の高さ(責任感や主体性など)
いくら「お願いの仕方」がウマくとも、これらを無視していると意味がありません。
むしろ薄っぺらい言葉と捉えられる可能性があり、逆効果にもなり得ます。
この①あなたへの信頼度、と、②当人の仕事意識の高さ…の、二つの組み合わせをまとめると、
以下のように4つのタイプなります。
成功率は、感覚的な「うまく行く確率」ですなので、あくまでご参考まで。
(便宜上「部下」と書いていますが、「後輩」「同僚」などと読み換えていただいてもOK!)
まずは何となくでもいいので、このタイプに分けてみましょう!
タイプA
部下自身の意識も高く、あなたへの信頼度も高い部下ですね。
(ここに当てはまる部下は、そもそも最も仕事を引き受けてくれやすいはずですが、念のため)
仕事をお願いするときは、部下の意識やあなたへの信頼度を考えるより、
その部下を応援するような形で、かつ簡潔に仕事を伝えてあげるといいです。
タイプB
部下自身の意識は高いけど、あなたへの信頼度は低い部下です。
ちょっと残念ですが…信頼は中長期的な時間をかけて熟成していくこともあるので、仕方ありません。
「距離感」としては、相手に距離感を取らせるようなイメージでいいと思います。
そもそも「あなたのことを信頼していない」ので、仕事を頼まれることすらイヤなんです。
「お前は何もしないのかよ」と思われるのを避けるためにも、「自分はここをやる」を強調しましょう。
意識は高いので、ちゃんと「自分もやる」を強調すれば従ってくれる確率は上がります。
また、仮にあなたへの信頼が低かったとしても…
組織の他の人で、そこそこ上のポジションにいる人の発言力などを借りることも可能です。
例えば…
「経理部長がこの資料を作ってくれるとありがたいと言ってたよ」とか、
「自分の上司もxxxさんの商品紹介が聞いてみたいって言ってたよ」…など…
自分への信頼が低いと思われる場合、そういった言葉を借りるのも手です。
タイプC
部下自身の意識は低いけど、あなたへの信頼度は高い部下です。
あなたへの信頼度が高いのは良いことですが、仕事自体への意識が低いことが問題です。
ここはタイプCとは逆に、自分が距離感を取るようなイメージでいいと思います。
一方、仕事の指示はクリアにする必要があります。
「これはあなたの仕事だよ」という考えを強調し、やるべきことをクリアにしましょう。
タイプD
部下自身の意識が低いうえに、あなたへの信頼度も低い部下です。
ぶっちゃけ、この部下にはなるべく仕事を頼まない方がベターです。
別の問題が起こる危険性すらあるので、できることなら仕事を頼むことすら避けましょう。
ここまでのまとめ
もう一度こちらの図を見てください。
そもそも論になりますが…
中長期的に考えると、部下の「信頼度合」と、部下の「意識レベル」を高めることは、
将来的に自分の仕事をラクにしてくれることを意味します。
実はここが何よりも大事です。
しかし、意識についてはそうそう変わるものではありません…








意識については以下ブログでも紹介していますので、良かったらご覧ください!
https://managerbeginner.com/people-development/
あなたの信頼を向上させるには?
ここまでは「自分以外の人の意識や認識を変え、動いてもらう」ことについてお話してきました。
しかし…
「あなた自身に対する信頼を向上してもらう」ことも大事な点です。
そのためには、まず自分で自分のタイプを認識すること。
誰かを変えようと躍起になっていると、案外自分自身のことが見えづらくなっているものです。
意外と思われるかも知れませんが、
相手を変えたいと思うとき、自分のアプローチを変えることが
最もシンプルで効果が大きいです。
つまり、「そもそも自分はどういう思考のクセを持っているのか」を知れば、
当人へのアプローチはもっと良いものになります。
自分を客観的に知る方法
ひとつの方法は、ミイダスのパーソナリティ診断など無料のツールを使い、
自分自身をまず客観的に見てみることです。
ちなみに、私の診断をカンタンにまとめると以下のようなものでした。
◆全体:完璧主義で独裁的
◆長所:高い完成度と丁寧さ、繊細さ、正確さ、合理的な判断力が武器
◆短所:盲目的で全体が見えておらず、融通が利かないし人間関係がドライ
◆改善方法:内省を行い感情を管理し、他人の気持ちに配慮し、自然と繋がってみる
これらはある意味…「思考のクセ」とも言えます。
相手との会話の最中「あ、全体が見えていないな」「あ、細部にこだわりすぎてるな」など…
自分自身の冷静な分析を会話中に行えるようになったことが、大きなメリットでした。
これは正直、かなり強いです。
╲以下をクリックして、早速使ってみよう!╱
ちなみにクリックすると「あ、これ転職者用だ!」と思ってドキっとするかもしれません。
しかし、そこは最初スルーして大丈夫!
まずは登録してパーソナル診断のみ利用し、興味があればその際には転職情報も集め始めればOK。
なお、登録から自己診断の結果まで、15分あれば十分です。
(以下ブログでも実体験を詳しくご紹介しています。)
他人の信頼を得るためには、まず自分を知ることが不可欠です。
そのためには、必ずパーソナル診断を受けてくださいね!