マネジメントに必須!部下のタイプ別「仕事の依頼術」

こんにちは!ラクです。

「部下に仕事を頼みやすくすることって、出来ないのかなぁ…」

…と思うこと、ありませんでしょうか…

Tokuko (Hmm)
Tokuko (Hmm)
せやなぁ…なんかお願いする方法とかも、イチイチ考えるのもメンドくさいしな…

そうなんですよね。気遣い過ぎて、結局何が言いたいのか伝わりにくくなったり…
Raku
Raku

誰かに何かをお願いすることは、カンタンではありません。

理由をキチンと伝えること、サポートを申し出ること、報酬を渡すこと…

方法は色々とありますが、どれもケースバイケースです。

しかし…大事なことは主に以下2つです!

  • 相手から好かれているか?
  • お願いを受ける基準は何か?

仕事の依頼

このことを、上司と部下の関係に置き換えて考えてみましょう。

「お願いする人は、相手から好かれているか?」という点は、

部下がどれだけ上司を信頼しているか」です。

(ラクとトクコのいる職場~ストーリー編より)

そして、「お願いされる人が、お願いを受ける基準は何か」については、

「部下自身の意識の高さ」と置き換えることができます。

(当然「給与」「出世」「学び」といった個々の「欲求」はありますが、

それらをひっくるめて「仕事に対する意識の高さ」とします)

まとめると、以下のようになります。

  • 上司がどう見られているか?(上司への信頼度)
  • 部下の仕事意識の高さ(責任感や主体性など)

いくら「お願いの仕方」がウマくとも…

これらを無視していると意味がありません。

「〇〇さんなら、できると思う」とか、

「〇〇さんの担当範囲だと思いますので」とか、

上司っぽい言葉を羅列しても、逆効果になる可能性があります。

「信頼度」と「意識の高さ」の二つの組み合わせをまとめると、

以下のように4つのタイプなります。

成功率は、感覚的なものですので、あくまでご参考まで。

(便宜上「部下」と書いていますが、「後輩」「同僚」などと読み換えていただいてもOK!

今あなたがおかれている環境についても、

何となくでもいいのでこのタイプに分けてみましょう!

タイプAとの距離感

部下自身の意識も高く、あなたへの信頼度も高い部下ですね。

ここに当てはまる部下は、そもそも最も仕事を引き受けてくれやすいはずです。

仕事をお願いするときは、部下の意識やあなたへの信頼度を考えるより、

その部下を応援するような形で、かつ簡潔に仕事を伝えてあげるといいです。

:xx月○○日までに顧客先にこの商品を紹介する資料を作ってください。相談事あったら、いつでも言ってくださいね。

タイプBとの距離感

部下自身の意識は高いけど、あなたへの信頼度は低い部下です。

ちょっと残念ですが…

信頼は中長期的な時間をかけて熟成していくものなので、こればかりは仕方ありません。

「距離感」としては、相手に距離感を取らせるようなイメージでいいと思います。

:○○さんにこの商品を紹介する資料を作っていただきたいのですが、ご協力お願いできますか?自分の方ではxxxの部分を担当しますが、いかがでしょうか?

そもそも「あなたのことを信頼していない」ので、仕事を頼まれることすらイヤなんです。

「お前は何もしないのかよ」と思われるのを避けるためにも、「自分はここをやる」を強調しましょう。

意識は高いので、ちゃんと「自分もやる」を強調すれば従ってくれる確率は上がります。

(ラクとトクコのいる職場~ストーリー編より)

また、仮にあなたへの信頼が低かったとしても…

組織の他の人で、そこそこ上のポジションにいる人の発言力などを借りることも可能です。

例えば…

「経理部長がこの資料を作ってくれるとありがたいと言ってたよ」とか、

「自分の上司もxxxさんの商品紹介が聞いてみたいって言ってたよ」…など…

自分への信頼が低いと思われる場合、そういった言葉を借りるのも手です。

タイプCとの距離感

部下自身の意識は低いけど、あなたへの信頼度は高い部下です。

あなたへの信頼度が高いのは良いことですが、仕事自体への意識が低いことが問題です。

ここはタイプBとは逆に、自分が距離感を取るようなイメージでいいと思います。

一方、仕事の指示はクリアにする必要があります。

:○○さんにこの商品を紹介する資料を作っていただけますか?作り方はxxxを意識して、3ページ程度に。関係者は●●●さん達なので、事前に打ち合わせもしてくださいね。資料が出来たら、一度見せてください。

「これはあなたの仕事だよ」という考えを強調し、やるべきことをクリアにしましょう。

タイプDとの距離感

部下自身の意識が低いうえに、あなたへの信頼度も低い部下です。

ぶっちゃけ、この部下にはなるべく仕事を頼まない方がベターです…

別の問題が起こる危険性すらあるので、できることなら仕事を頼むことすら避けたいところ。

ただ、そうも言っていられないのが上長の悲しいところですね(笑)

もし良ければ、ぜひ以下のブログを参考にしてみてください。

部下の成長に悩んでも「超えてはいけない一線」と、行うべき3つのこと

ここまでのまとめ

もう一度こちらの図を見てください。

そもそも論になりますが…

中長期的に考えると、部下の「信頼度合」と、部下の「意識レベル」を高めることは、

将来的に自分の仕事をラクにしてくれることを意味します。

実はここが何よりも大事です。

しかし、意識についてはそうそう変わるものではありません…

Tokuko
Tokuko
うーん…私が部下やったらすぐやったげるのにな。
トクコさんが部下だったら、上司は怖がって仕事振らないんじゃ…
Raku
Raku
Tokuko
Tokuko
あん??
な、なんでもないです…
Raku
Raku

意識の変え方」については以下ブログでも紹介していますので、良かったらご覧ください!

部下の積極性を引き出す!本人の意識を変える3つのステップ

あなたの信頼を向上させるには?

ここまでは「自分以外の人の意識や認識を変え、動いてもらう」ことについてお話してきました。

しかし…

あなた自身に対する信頼を向上してもらう」ことも大事な点です。

そのためには、まず自分で自分のタイプを認識すること。

誰かを変えようと躍起になっていると、案外自分自身のことが見えづらくなっているものです。

意外と思われるかも知れませんが、

相手を変えたいと思うとき、

自分のアプローチを変えることが

最もシンプルで効果が大きいです。

つまり、「そもそも自分はどういう思考のクセを持っているのか」を知れば、

当人へのアプローチはもっと良いものになります。

自分を客観的に知る方法

私は自分のことを客観的に知るため、ミイダス という転職サイトを利用して、無料の「コンピテンシー診断」を受けました。

以下が結果内容です。1枚のPDF形式で、データと数字で示してくれています。

診断結果から読み取れる部分には、「人当たりとチームワークが弱い」「問題解決力とオーガナイズ能力は強い」などがあります。

自分が知らない自分を知れることは、

実は他人との会話において、とても貴重な情報です。

案外見えていないのは、自分だったりするんですよね。

診断の前に、ぜひ 他の利用者の口コミや使用例も見てみてください。

この診断の様々な利用方法が分かります。

心が、疲れたら…

もしどうしても心が辛い場合…

「自分の心に問いかける」方法があります。

認知行動療法という手法です。

【認知行動療法とは?】
個人が持つ負の思考や行動パターンが心理的な苦痛や問題を引き起こすと考え、それらの思考や行動を変えることで、感情や症状の改善を目指すこと。

しかし「認知行動療法」を一人で行うのは難しいかと思います。

そこで、【Awarefy】(アウェアファイ)というデジタル認知行動療法アプリのAIを利用します。

AIと会話することで、自らの思考や行動を変えることを目指します。

自然な会話でこちらの話を引き出してくれるので、自分の気持ちを言語化し、気分を和らげることができます。

Awarefy利用による気づき

  • 改めて、何に自分が迷っているかを、再確認できた
  • 確認にあたって、自分の言葉で表すことができた。
  • 自分の言葉で表していくことで、自分に自信が持てた。

、話をしていくと、AIではなく「自分が答えを出している」状態になり、自信に繋がります。

「働きたくない」「上司に相談しづらい」「部下への対応が分からない」「顧客対応が辛い」など、

よくある職場の悩みについても、》AIとの会話例と口コミを見ると、丁寧に聞いてくれていることが分かります。

良ければぜひ試してみてくださいね。

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