会社辞めたいときに上司や人事に相談するリスクとは?
こんにちは!ラクです。
「あぁ、もう会社辞めたいな…ちょっと人事に相談してみようかな…」
…ということはあると思います。




自分の中でモヤモヤしている気持ちがあるがゆえに、
誰かに相談したくなる…その気持ちはよく分かります。
ただ…多くの場合、「上司と人事は… 相談相手としてリスキー」…です!
自分の感情を抑えきれず、ついつい相談してしまいがちになりますが、止めておくほうが賢明でしょう。
なぜNGか?
まず、上司にしても人事にしても、「会社」という組織に帰属しています。
会社とは基本的に「自分のことを一番に考えている人間の集合体」で、
職場とは「お金を得られつつも、自分の社会的価値を認めてくれる場所」です。
よって、「あなたが辞めたい」という情報に対して…
どのようにその情報を扱えば「自分は会社から認められるだろうか」…という考えが上司にも人事にも当然働きます。
つまり、あなたが勇気を振り絞って上司や人事に相談をしたとしても、
彼らの頭によぎるのはあなたのことではありません。まずは自分のことです。
ここは…ほぼ間違いないので、しっかりと押さえておきましょう。
上司への相談はなぜダメ?
上司も例外ではなく、考えるのはまず自分のことです。
その上司としては、あなたが会社に残ることが、その上司にとってメリットかデメリットか…ということを考えます。
その基準は主に以下の2つです。
① 自分のことを認めてくれる部下
「自分の価値を認めてくれる部下」が居てくれると、上司自身の社内での価値も高まる可能性があるため、「あなたに価値がある」と上司が考える可能性が高くなります。
② 自分のことを認めてくれはしないが、優秀な部下
たとえあなたが上司のことを認めていなくても、あなた自身の会社への貢献が高い場合、上司があなたを自分の部署に置いておきたいという理由になります。
そんな風に考える相手に相談しても、まともな答えは返ってこないですよね(笑)




人事への相談は、なぜダメ?
人事の場合… どこまであなたとの会話内容を秘密にしてくれるかが謎です。
繰り返しになりますが、人事も仕事なので、その役割を全うすることで会社から認められます。
つまり…もう辞めるかもしれないアナタのことよりも、「辞められて困る側の部署や上司」の方をサポートする可能性があります。
実はこの点は私も経験しています。
以前、私の部下が、私に内緒で人事に「辞めたい」ということを相談しました。
しかし…私はその話を別途人事から聞き、結果としてその部下が辞める前から、
人員の補充を考えることができました。
この人事の対応は「人」としてはどうかと思いますが、「人事」としては役割を全うし、未然に会社の損害を防げたとも言えます。
補足(リスク)
傾向としてハッキリ言えるのは、「会社の上層部になればなるほど、保身意欲が働くもの」です。
ここは少し経験の無い方は、その場を目の当たりにすると面食らうようなことがあります。
それだけ自分を過剰に守ろうとする人も出てくるからです。
この「守りたい」という気持ち… 実はどのように守られるかと言うと、
他の人を振り落とすことで守られます。
当然組織はピラミッド型になっているので、他の人を振り落とさないと、
自分が振り落とされてしまいかねないから…です。
つまり、上司や人事などで、上層部に近い存在であればあるほど、
自分の相談を持ち掛けることには大きなリスクを伴います。
(仮に自分の上司がそこまで高い地位の人ではなくとも…
あなたの部署が持つ会社への影響が高いようであれば、そこも念頭に置いた方がいいです。)
どうすればいい?
あまりこの世界や人間のドロドロさに振り回される必要はありません(笑)
だって…もし自分が上司や人事だったら…同じことをしている可能性があります…よね?
そんなものだと割り切って、あなたもあなたのことを最優先に考えればいいんです。
もし辞めるという気持ちが既に決まっているなら、会社の誰にも相談せず黙って退職届を出す方がいいです。
もし気持ちが固まっていなくとも…相談先は会社(人事・上司・同期など)ではない方がいいでしょう。
ちなみに…家族や友人も、あなたの状況をちゃんと把握することはできません。
結局、自分が自分と向き合うしかないんです。
漠然として「辞めたい」ともし考えているようであれば、以下のようなツールを利用することもおススメします。
(無料で自分の職種適性を測ってくれて、転職にも利用できるデータです…が、これも100%ではありません。あくまで参考程度に利用しましょう)
おまけ:ヨーダの教え
仕事で悩む原因の多くには、「現状を守りたい(変わりたくない)」という気持ちから来ています。
しかし…「現状を守りたい」という気持ちは、逆に負担になります。
単純に、失うことを恐れるからですね。
スターウォーズに登場するヨーダの言葉で、このようなものがあります。
今の仕事やポジションを恐れていると、ホントに比喩じゃなくダークサイドに堕ちるかも…
そしてこのセリフの後で、さらにヨーダがアナキンに向かって伝えることが以下です。(このくだりが一番私は好きです。)
「所有する喜び」は、若いうちから無意識で感じますが
「所有したものに固執する恐ろしさ」は、年齢を重ねつつ意識的に感じ取らないと、感じられない気がしますね…怖いものです。
もし…どうしても自分で会社に言いだすのが微妙そうでしたら、以下のような代行サービスもあります。
(変な業者もいるので、ちゃんと安全なところを使いましょう)




今回はここまでです!
でも…実は会社はアナタにも私にも興味は無いんです。その事実を受け止め、人生の自由を犠牲にしてまで頑張り過ぎることを止めましょう。仕事をパターン化してストレスフリーを実現する「省エネサラリーマン」を目指しませんか?
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