(トクコはサプライチェーン部門のリーダーとして就任し、今日は自社倉庫の見学に来ています)
トクコ:「わぁ…ここが倉庫なんですね」
ツトム:「日本にはいくつか大きな倉庫がありますが、ここもそのひとつですね。」
トクコ:「今日は一緒に来ていただいて、ありがとうございます。」
ツトム:「いえいえ。私も転職したての頃、ここに来ましたから。
その時はユカさんが付き添いできてくださったんですよね」
トクコ:「そうなんですね。
ツトムさんが入社されたのが確か…5年前、でしたよね」
ツトム:「えぇ、そうですね」
トクコ:「どうですか?もうすっかり、慣れました?」
ツトム:「いやぁ日々勉強ですね。
次から次へと新しいことの連続です。
でもそれが自分にとってはいい刺激になっていますよ。
ハッハッハッ!!」
トクコ:「そうですか。
ツトムさんにもぜひ色々教えていただきたいですね。
あの…
今日はどれくらい居られるのでしょうか?」
ツトム:「そうですね…大体30分程度でしょうか」
トクコ:「30分…ちょっと短いですね」
ツトム:「え…?
うーん、ではもう少しいられないか、聞いてみましょうか。」
トクコ:「すみません。
あ、ツトムさんはお先にお帰り頂いて大丈夫ですよ!」
ツトム:「いえいえ。
ラクさんからトクコさんのことを頼まれていますので。
私も今日は決まった予定はないので、大丈夫です」
トクコ:「すみません。
どうもありがとうございます。」
ツトム:「あ、ケンさん!」
ケン:「AH、ツトムさん、オツカレサマです。」
ツトム:「悪いね~ 今日は、ちょっと邪魔して」
ケン:「No no, No Problem」
ツトム:「こちら、今週入社されたトクコさんです。
つい最近、我々の部署のリーダーに就任された‥・」
ケン:「Nice to see you! ケンと申します。」
トクコ:「トクコです。
今日はお時間いただきまして、どうもありがとうございます」
ケン:「アメリカ人で、 Japanese、勉強中デス」
トクコ:「Ohhh、わ、わたしも、English, Study中です!」
ケン:「ハハハ!!じゃあ、 Same!」
トクコ:「イ… Yes, Yes, Same same!」
トクコ:(はぁあぁーーーあかんわぁ…
日本語と英語がチャンポンしてる…
ホンマ英語勉強しよ…)
ツトム:「ケンさん、申し訳ないんだが…
当初30分予定していたんだけど、
もうちょっと居させていただいてもいいかな」
ケン:「Sure, I think that’s fine.
サトルさーん!」
サトル:「おう。ケン。どうした?」
ケン:「Tokuko-san, こちら、Satoru-san」
トクコ:「初めまして。
サプライチェーン部門のリーダーに就任しました、トクコと申します。」
サトル:「おうおう。あんたがトクコさんか。
ラクさんから話は聞いてるよ」
トクコ:「あ、そうでしたか…」
サトル:「おうよ。
もしかしたら、思いも寄らないコメントがあるから楽しみにしててって。
ガハハハハ!」
トクコ:(な、なんや…
「思いも寄らないコメント」って…)
サトル:「多少長くいるのは構わんが…
業務の邪魔にならんようにな」
トクコ:「もちろんです。ありがとうございます。」
ツトム:「サトルさん、期待しててよ。
トクコさん、結構すごいから。」
サトル:「そうかそうか!俄然楽しみになってきた!
ガハハハ!」
トクコ:(なんかハードルが上がりまくってんなぁ…
ど…どないしよ~~…💦)