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逃げ場を失った令和の40代ミドル管理職のためのブログ
ラクとトクコのいる職場
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ラクとトクコのいる職場~ストーリー編~ 最新話 【Episode22】 3月12日より公開中 ≫こちらをクリック!
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~エピソード20~ユカの協力

ラク:「…で、倉庫の件、ゴローさんが気を悪くしてるんですね」

 

トクコ:「え、ええ、まぁ…

私、ただ『良くなる』ための提案をしたつもりやったのに…」

 

バウ:「まぁトクコは観察力があるからな。

つい『気づいたことを言いたくなる』んだろうよ」

ラク:「そうですね。

だからこそ、『分析』や『伝達』についても気を付けるようにお伝えしたのですが…」

 

トクコ:「すみません……

でも…

どうやって、私の強みである

『観察』を活かすことができるのでしょう?

…

そこがやっぱり分からなくて…」

ラク:「…ふむ。」

 

バウ:「おいラク、ちょっとユカのサポート頼めねぇか?」

 

ラク:「ユカさんですか?」

 

バウ:「あぁ。

内情を話して、明日にでも倉庫に一緒に行ってもらうってのはどうよ?」

 

ラク:「…そうですね。

…

…案外いいかもしれませんね。」

 

トクコ:「え…?ユカさんに??

な、なんか申し訳ないなぁ…」

 

バウ:「いいんだよ。

困ったときは頼ったってな」

 

トクコ:「でも、なぜユカさんなのですか?」

 

ラク:「そこですね。

ぜひ彼女の振る舞いから、気づいたことを後日教えてください」

 

トクコ:「え?

は、はい…分かりました」

(な、なんやろ。気になるなぁ)

 

~~~帰宅後、自宅にて~~~

トクコ:「なぁなぁ、はーちゃん」

 

はーちゃん:「はいはい、トクコ」

 

トクコ:「この前、倉庫にツトムさんと言った話、したやん?」

 

はーちゃん:「なんか怖そうなオッサンに怒られたってやつね」

 

トクコ:「怒られたって言うか、勝手にキレられたんやけどな」

 

はーちゃん:「うんうん」

 

トクコ:「今度は、ユカさんっていうウチの部署の女性と行くことになってん」

 

はーちゃん:「へー。…ユカさんって、どんな人?」

 

トクコ:「この前、自己紹介してくれたときには…

ヨガとか瞑想とかしてはるって言ってたな…」

はーちゃん:「へぇ…

なんか落ち着いた感じの人をイメージするなぁ」

 

トクコ:「あと、ラクさんが『この部署のベテラン』って言ってた」

  

はーちゃん:「ふーん。

じゃあ一緒に行ってくれるのは心強いね」

 

トクコ:「そう…なんやけどね」

 

はーちゃん:「なんかあるの?」

 

トクコ:「いや…

つい、その自己紹介のときに彼女のことを『観察』してしまったんやけど」

 

 

はーちゃん:「え?『イスパイアル』で??」

 

トクコ:「いや…そこまで集中はしてへんけど…

ただ、なんか隠してるような感じがしたんよねぇ」

 

はーちゃん:「…隠してる?」

 

トクコ:「うん…

それ以上は…なんかうまいこと言われへん」

 

はーちゃん:「そっか…

でもじゃあ、倉庫にいっしょに行けるなら、チャンスじゃない?」

トクコ:「そうやねん。

でも、本来の目的はまぁ倉庫の方との関係修復やねんけど」

 

はーちゃん:「ははは(笑)

そうだったね。そっちの方はどうしよっか?」

 

トクコ:「うーーーん、どうしよかなぁ?

どうしたらいいと思う??」

 

はーちゃん:「うむむ・・・難しいなぁ。

トクコはその人とはどうなってたいと思うの?」

 

トクコ:「そうやな…

なんか、変な誤解は解いておきたいな。

ホンマになんか誤解してるし」

 

はーちゃん:「そうだね。それはいいと思う!

ちゃんと説明したいっていう気持ちが大切だね」

 

トクコ:「うん。

せやな。

よし。ここからここから。頑張ってみるわ」

 

はーちゃん:「おう。トクコ、ファイト!」

次回について

こちらから!

ラクとトクコのいる職場 – 逃げ場…
~エピソード21~ユカとトクコ – ラクとトクコのいる職場 (翌日。トクコとユカが倉庫に到着) トクコ:「ユカさん、今日はよろしくお願いします」 ユカ:「こちらこそ。緊張

参考文献について

なお、この「ラクとトクコの職場(ストーリー編)における「トクコの能力」は…

FBI、CIA、スコットランドヤード、アメリカ陸海軍、ナショナルガード、シークレットサービスなど、名だたる機関に対して行われた「エイミー・E・ハーマン」さんの「知覚の技法」を基に作っています。

つまり、実在する技法です。

(「イスパイアル」の名称は、私が勝手に物語を分かりやすくするためだけに作ったものですが…笑

そして、もちろん「5倍の速さで観測できる」というのも、本ストーリーオリジナルの設定です。)

まだまだ序の口なので、これからどんどん「実生活に活かせるような形」でご紹介できればと思います。

本書では、アートを教材として情報収集能力、思考力、判断力、伝達力、質問力などを鍛えるコツが記載されています。

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ラク
外資系サラリーマンブロガー
業界最大手の外資系会社で約10年管理職。欧米アジアにおいて200人強の組織のSCMオペレーションを管理。当時は毎日1,500件以上の未読メールが溜まり、15時間労働が続き、精神的に病んだことも。TOEIC940点、英検1級、ビジネス実務法務2級、通関士試験合格。海事本の執筆も。イギリス4年&オランダ2年滞在歴。
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業界最大手の外資系会社で約10年管理職。欧米アジアにおいて200人強の組織のSCMオペレーションを管理。当時は毎日1,500件以上の未読メールが溜まり、15時間労働が続き、精神的に病んだことも。TOEIC940点、英検1級、ビジネス実務法務2級、通関士試験合格。海事本の執筆も。イギリス4年&オランダ2年滞在歴。
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