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40代・50代がもう少し楽に生きるために
ラクとトクコのいる職場~40代からのサバイバル~
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  2. ~エピソード25~あの頃のオレたち

~エピソード25~あの頃のオレたち

ラク:「…バウさん…

    これは何の現象ですか?」

 

バウ:「あ?光ったことか?

    知らん…」

 

 ラク:「…知らんって…

     あなたがこの砂時計の

     付喪神(つくもがみ)

     なんでしょ?」

 

バウ:「知らんもんは、

    知らん」

 

ラク:「……

    ケイに…

    ケイに会った…」

 

バウ:「あん??」

ラク:「…いや、

    会ったというよりは、

    …

    あの頃のオレたちが、

    …いた

    …」

ラク:「…いや、

    でも…

   

    明らかにオレは…

 

    タクトは、

    このラクを
    認識していた!」

 

バウ:「…ラク…

    おめえ…

 

    疲れすぎてて、

    夢でも

    見たんじゃねぇ…?」

 

ラク:「…違う!

    あれはそんな

    空虚なものじゃない。」

ラク:「…あれは…

 

    もっとリアルで、

    生々しくて…

 

    二人の声も、

    仕草も、

    オフィスの空気も、

    すべて本物だった!

 

    あの頃の、

    ケイだった!」

 

ラク:「…頼む!

    砂時計!

 

    頼むから!」 

 

 

ラク:「もう一度!

   …もう一度!

 

   オレを過去に!」

 

 

ラク:「ケイの運命は

    変えられなくても、

    オ…

    オレが…

    オレが伝えたいことだけでも、

    せめて!!」

 

 

バウ:「光が……

    弱まっていく…」

 

 

ラク:「くっ……」

 

ラク:「……!

 

    一体何が…

    輝きの

    引き金なのか…」

 

バウ:「そりゃ

    おめぇ…

    …心当たりはあんだろ?」

 

ラク:「…心当たり…?」

 

バウ:「あの嬢ちゃんが現れてから

    確実にこの砂時計は

    強い反応を見せている」

 

 

ラク:「トクコさんか!

   …

   で…でも、なぜ…?」

 

 

バウ:「分からん…

    だが、あの嬢ちゃんが

    何か関係しているのは、

    事実だろう」 

 

ラク:「確かに…

    でもこれは

    僕自身の問題だ」

バウ:「あぁ、分かってる。

    だが、

    ワシが言いたいのは、

    これからも彼女に

    関わり続けろ

    ということだ。

   

    今、おめぇに出来るのは、

    そうやって、

    彼女と関わっていくことで、

    何か分かることが

    あるかもしれねぇからな…」

 

 

ラク:「うん…

    分かった…」

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