こんにちは!ラクです。
外資系って…そもそも自分に向いているのかなぁ
新卒の人や、転職を考えている人は、そんな風に思うことは無いでしょうか?

せやなぁ…なんか雰囲気がやっぱり日本の会社とは違うってよく聞くしな



私はまだ2社しか外資系を経験していません。しかし、両者とも全く文化も雰囲気も異なります。



じゃあ、「外資系はこういうもの!」みたいに、ひっくるめて言えないことが既に明らかだな(笑)
ただ…
周りの話を聞いていて、「確かに!」「そうそう!」と思うことがあります。
今回は、皆さんがよく疑問に思いそうな4つの点について、自分の体験を踏まえてまとめてみました。
自分に合いそうかどうかも、ぜひチェックしながら読んでみてくださいね。
今回は、ちょっとエッセイ風(?)にして書いています。
でも、いつも通りラク・トクコ・バウの3人も一緒にお話ししていきます!
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1. 努力を「見える化」できる人


努力が認められる環境
なぜこの点から取り上げたかと言うと、よく「外資系=猛烈な成果主義」と思われがちだからだ。
しかし、少なくとも、私が働いていた外資系企業では「努力」は認められていた。
その点では、いい会社だったと思う。
成果がなかなか出ないことがあるのは、会社の上層部も理解していた。
そもそも、「本当にこれを達成する意味があるのか?」と疑問に思うような指標も少なくなかった。
コスト削減のために「印刷用紙を減らすために枚数を数える」といったアイディアが提案されたこともある。正直、会社がそこまで追い詰められていたわけでもなかったのに、なぜそんなことをするのか不思議だった。



なんか、数を数えている時間の時給の方がもったいないのでは?



ほんと、それだな



目的を作ること自体が目的になっていたように感じましたね…
努力は「見える化」しなければ意味がない
努力を認めてもらうためには、「努力していることを上司に見える形で示す」ことが重要だ。
影で努力しても、残念ながら何の意味もない。
さらに言えば、「こういうことをした」と数字や結果に残る形で示すことが重要だ。
新しいプロセスやシステムを導入して「1日◯◯分削減できた」という成果を出せれば効果的。さらに、「分あたりの平均給与」を掛け合わせて「1日◯◯円削減できた」と示せれば、より説得力が増す。
そうやって努力を「成果」として可視化できて初めて、会社や上司に認められる。
努力をただ「がんばった」とアピールするだけでは、評価にはつながらない。
まとめと適正チェック!
- 影で努力しても評価されにくい
- 努力は「数字」や「成果」として示す必要がある
- 例:新しいプロセスを導入して「1日◯◯分削減」「1日◯◯円コスト削減」など
👉 適正CHECK!
- 成果を数値化して説明することは好きそうか?
- 努力の結果を具体的に示すことは好きそうか?
意見を持ち、意味のある発言ができる人


「意見を持つ」ことの重要性
「自分の意見を持つこと」は重要だ。
そうでなければ「何も考えていない」と思われるからだ。
しかし、私の会社では「何でもいいから意見を言えばいい」というわけではなかった。
確かに、よく発言する人はいたが、その反応はさまざまだった。
- 「よく発言するなぁ」と評価される人
- 「その発言、意味あるの?」と冷ややかに受け止められる人
- 「自分も発言しなきゃ」と焦りだす人
意見を持つには「興味」が必要
私自身、常に意見を持っていたわけではない。
むしろ「意見なんてどうでもいいから、仕事はさっさと終わらせて帰りたい」タイプだ。
しかし、自分が本当に興味を持ったり、解決したいと考えたりするときには自然と意見が出ていた。
逆に、気乗りしない仕事や苦手な人が相手のときには、早く終わらせたくて考えること自体を避けていた。
「無理にでも意見をひねり出す」という状況は、正直、苦痛だし、今でも苦手だ。
つまり、以下のことが言えると思う。



でも、興味のないトピックでも発言は必要だろ?



…そのとおりですね…



サラリーマンの、辛いとこやなぁ💦
まとめと適正チェック!
- 「意見を持つこと」は重要
- 発言そのものより「発言の質」が問われることも
- 興味が無くても、発言の必要性に迫られることも
👉 適正CHECK!
- 会議で自分の意見を言える?
- 興味が無くても、積極的に発言できる?
完璧主義より「スピード重視」


スピード重視の文化
「仕事は完璧でなくてもいい」は本当だ。
少なくとも、私がいた外資系企業では「質よりスピード」が重視されていた。
- 完璧を求めすぎて「動かない」状態は評価されない
- 「次はいつまでに誰が何をするか」というスピード感あるアプローチが基本
転職後にこの文化が一切ない環境に移ったとき、組織全体が停滞しているように感じた。
もちろん、チームに過度なプレッシャーをかけるのは良くない。
しかし、「期限を決めて動く」ことがなければ、組織は前に進まない。
「考えてから動く」か、「動きながら考える」か
「仕事が完璧でなくてもいい」というより、
- 「きちんと考えてから動く」
- 「ある程度考えたら動きながら修正する」
外資系企業では後者が好まれる傾向にある。
動いてみて初めて見えることがあるし、たとえ失敗しても得るものはある。重要なのは、失敗したときにどう対応するかだ。



「怖いけど、進もう」と思えるスリルを楽しめる人…かなぁ



そういう人の方が、外資系は向いているかもしれません



まぁ外資系も、もっと保守的なところもあるだろうけどな



そうですね。強いて言えば、「外資系にはそういう会社が比較的多いようだ」くらいの感覚でしょうね
まとめと適正チェック!
- 「質」より「スピード」が評価される
- 多少の不完全さがあっても、まずはリリースして修正していく
- 「次はいつまでに誰が何をするか」を常に明確にする
👉 適正CHECK!
- 100%完成してから動き出すタイプ?
- ある程度の完成度で動きながら修正できる?
答えがない状況でも、自分で道を作れる


「このプロジェクトをどう進めればいいか分からない」というような、まさに「答えのない」状況。
こんなとき、私は「ロードマップ」という手法を重視していた。
- 3年後、5年後に「こうなっている」という全体の絵を描く
- それを自分のチームや組織と共有する
- 全体像をイメージできることで、方向性が明確になる
ロードマップを描く側に立てたのは幸運だった。
そして、誰かが描いたロードマップに従って動くのも嫌ではなかった。
「こういう未来を描いているのか」と理解することで、自分の役割がクリアになるからだ。
転職後、ロードマップがない環境に移って、仕事が面白くなくなった理由が分かった。



未来の絵を描くことで、それに向かってみんなで進む感覚が、私は好きでしたね



一体感が出るのは、いいなぁ
まとめと適正チェック!
- 誰も正解を知らない状況でも自分で考えて進める
- 将来の「絵」を描いて、チームと共有しながら進める 例:「3年後にこうなっている」というビジョンを示せる
👉 適正CHECK!
- 方向性が決まっていない状況でも行動できる?
- 将来のイメージを持って、周囲を動かせる?
まとめ


今回のブログ内容をカンタンにまとめました!
「こんな人は外資に向いているかも?」というチェックリストです(笑)
- 努力は見える形で示す → 成果を数字で表す
- 意見は持つことが重要 → 興味が無くても、必要に迫られる
- 完璧よりスピード → 失敗を恐れず、動きながら修正
- 未来を描く → ロードマップで方向性を共有



繰り返しになりますが、外資と言っても色々ですから…



でも、この4つの点については、結構「ザ・外資」みたいなイメージと近いところがあるね



確かにな
ちなみに、今回英語のことは全く触れませんでしたが…ご興味ある方は、以下もぜひご覧ください!




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