こんにちは!ラクです。
「うちの新入社員、指示待ちばかりで…」
そんな悩みを抱えている
管理職の方は
少なくないのではないでしょうか。
トクコ新入社員の育成…難しいよなぁ…



知識やスキルを教えることだけじゃねぇからな



そうですね。最初はもちろん、教えることは必要です。しかし、「本人が自ら動き出す瞬間をどう生み出すか」も考えた方が良いでしょう
実は、受け身だった新入社員が
主体的に動き始めるには、
ふとした「転機」があります。
そしてその転機は、
偶然起きるものではなく、
職場環境や人間関係の中に
潜んでいるものです。
今回は、私の会社の侵入社員たちの
リアルな声をもとに、
「転機」の正体と、
管理職にできることを考えてみます!
今回も、いつも通り
ラク・トクコ・バウの3人も
一緒にお話ししていきます!
受け身の新入社員は「ダメな新入社員」ではない


さっそくですが、最初に
大切なことをひとつお伝えして
おきたいと思います。
入社したての
新入社員が
受け身になるのは、
多くの場合、
怠けているからでも、
やる気がないからでも
ない



あん?どういうことだ?



いや、まぁそやろ。新しい環境、知らない専門用語、慣れない業務…



一気に色んなものが押し寄せてきますからね。新入社員は「まず生き延びること」に精一杯なのです。
ある新卒者は
以下のように言っていました。
「最初は、毎日毎日、
本当に爆発してしまいそうでした。
知らない単語、知らない英語の略語…
精神的にもきつかったです」


これは特別なケースではありません。
多くの新入社員が、入社直後は
「自分から動く」どころか、
目の前のことをこなすのが
やっとの状態にあります。
問題は「受け身であること」
ではなく、
「いつまでも受け身のまま」
になってしまうことです。
では、その殻を破る「転機」は、
どこにあるのでしょうか。
転機①「なりたい人」との出会い


新入社員が自ら動き始める
きっかけとして、
最も多いのが
「ロールモデルとの出会い」です。



あぁー…分かるわぁ



「こんな人になりたい」と思える先輩や上司を見つけたときだな



確かに、これが一番わかりやすいケースですね
新入社員の目は明らかに変わります。
冒頭の研修プログラムでも、
こんな声がありました。
「自分がなりたいと思う
先輩と出会えたことで、
やっと自分の弱みと向き合う
気持ちが生まれた。
土台を作りたい場所を、
やっと見つけられた感じでした」


もうひとりの研修生は
こう話しています。
「営業に同行して、
先輩がスマートなアプローチで
お客様の信頼を得ていく姿に
感銘を受けました。
そのとき初めて、
“将来は営業に挑戦したい”
という気持ちが
生まれたんです」


ここで注目したいのは、
「出会い」が計画されたものでは
なかった点です。
同行訪問のなかで、
偶然その先輩の仕事ぶりを
目の当たりにした。
ただそれだけのことが、
大きな転機になっています。
管理職にできること: 日常業務の中で、意図的に「さまざまな先輩の仕事ぶりを見せる機会」を作ることが有効です。「この人について行って話を聞いてきてごらん」という一言が、予想以上の転機を生むことがあります。ロールモデルは、上司である自分だけでなくていいんですよね。むしろ、いろんなタイプの先輩を見せることで、新入社員自身が「自分に合う働き方」を見つけやすくなるんじゃないかなと思います。
転機②「失敗の経験」と、それを受け止めてもらえたこと


「失敗から学ぶ」という言葉は
よく聞きますよね。
でも、
正確には「失敗そのもの」が
転機になるのではありません。
失敗を誰かに
きちんと受け止めて
もらえた経験が、
転機になる。
研修プログラムの中で、
こんな話がありました。
ある研修生は、
書類確認のミスで、梱包リストのない
貨物をそのまま流してしまいました。
その失敗を振り返ってこう語っています。
「漫然と作業するのではなく、
常に第三者である
ステークホルダーの存在を
意識しなければいけないと、
そのとき初めて痛感しました」


そして、その研修生の発表を
聞いた上司はこう言いました。
「失敗について
オープンに
話してくれるのが、
私は好きなんです。
成功の話もいいけれど、
失敗について語れる人を
私は信頼します。
これからもそういう話を
聞かせてほしい」





まぁ何を隠そう、これを言ったのは私なんですけどね



おいおい、ウソだろ



な、なぜですか…嘘じゃないですよ



(ちゃんと感情込めて言えたんかな…💦)
もしこのとき
「なんでそんなミスをしたんだ」と
責めていたら、
この研修生は失敗を隠すように
なってしまうんじゃないかなぁと…
そこがちょっと怖かったんですよね。
ミスをしたときでも、
隠さずちゃんと
話して欲しいですからね。
管理職にできること: 失敗を報告してきたとき、まずその勇気を受け止めることがきっと大切です。「よく話してくれた」「それで何を学んだ?」という姿勢が、新入社員の「次は自分から動いてみよう」という意欲につながるのではないでしょうか?失敗を責めるのではなく、失敗を語れる関係を作ること。それが転機の土台ですね。
転機③「自分の強みが活きる場所」を見つけたこと


受け身だった新入社員が
ゆっくりと輝き始めることが
あります。
そのひとつの例として、
「自分の得意なことが、ここでは役に立つ」と
実感した瞬間です。
ある研修生(ドイツ出身)は、
オペレーションの現場で
手作業の多さに課題を感じ、
独学でPower Automateや
APIを習得しました。
そして、業務効率化ツールを
自主的に開発しました。
「指示されたわけじゃ
ないんです。
ただ、
『これは自動化
できるんじゃないか』
と思って、
自分で勉強
し始めたんです」


この研修生は、
それまでのローテーションでは
必ずしも充実した経験を
得られていたわけでは
ありませんでした。
しかし、
自分の興味と強みが
合致する場面に出会ったとき、
誰に言われるでもなく
動き始めたんです。



そうだな。強みが活かせたときってのは、やっぱ嬉しいモンだ



特に新入社員で、なかなか「役に立てない」って思う人もいるやろうから、余計に嬉しいやろなぁ
別の研修生も、
似たような転機を話しています。
英語コミュニケーションが
苦手なチームメンバーが多い中で、
「じゃあ自分が電話してみます」と
率先して動いた経験が、
チームへの貢献感と
自信につながっていったそうです。
管理職にできること: 新入社員一人ひとりの「得意」や「好き」に、日ごろから関心を持つことが重要です。「あなたの強みはこういうところにあるんじゃないか」と声をかけること、そしてその強みが活かせる仕事を意図的に任せること…「ここなら自分でもできる」という小さな成功体験が、自律的な行動の入口になるのではないでしょうか?
まとめ:転機は「つくる」ものではなく「気づく」もの


今回の私の体験で、
ひとつ言えることがあります。
新入社員の転機を
管理職が
「意図的に演出する」のは、
やはり難しい
転機とは、
本人が内側から「動きたい」と
思う瞬間であり、
外から無理に作れるものでは
無いんですよね。
管理職にできることはきっと、
転機が生まれやすい環境を整えること
- さまざまな先輩の仕事ぶりを見せる機会をつくる
- 失敗を受け止め、語り合える関係を築く
- 新入社員の強みや興味に気づき、活かせる場を用意する
この3つを意識するだけで、
新入社員が「自ら動き出す機会」は、
きっと増えていきます。
「うちの子は指示待ちで…」と
感じている管理職の方は、
ぜひ一度、
「転機のきっかけが、この職場にあるだろうか?」
という視点で、
自分のチームを眺めてみるのは、
いかがでしょうか?



うーーん、なかなか難しそうやなぁ…



ただまぁ、やっぱ色んな経験させることじゃねぇか?



平たく言うと、そうかもしれません。「色んな経験」もそうですが、 「色んな人と話し、関わる機会」を作ることも、刺激になりそうですね
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