無能でマウンティングを取ってくる上司の3つの特徴と対策

こんにちは!ラクです。

「はぁ!?オレはそんな話があったこと、聞いてないんだけど!?」

…みたいに言われたこと、ありませんでしょうか…

Tokuko (why)
Tokuko (why)
うーん…あるな。他の人が言われていることも聞いたことあるなぁ…
そうですね…それは私もありますね…
Raku
Raku

「自分くらいの地位にいる人間が聞いてないなんて、ありえない!」

そんな風に偉そうに幅を利かせようとする人が社内にはやっぱりいるものです。

 

今回のブログでは、実際にそういった状況に陥った場合にどう対応すべきか…

そして、そもそもそういう状況に陥らないためにはどうすればいいか…

私が18年管理職として経験してきたことをまとめて、お伝えします!

準備はOK?

今回のブログの内容は、こちら!

このしょくばバトルをはじめますか? ▷ はい

てきモンスター:かまってほしいかんりしょく

【ゲットできるもの】

スキル:しどうあおぎ

まほう:ムノウサケール

アイテム:けんじゃのかがみ

彼らはいったい何なのか?

具体的な事例を見てみましょう。

ケーススタディ
関係部署の担当者と共にある商談の方向性を話していた。しかしその話を聞いた自分の課長が「オレは聞いてない」と言ってきた

 

まぁ「なんで自分に相談も何も無しに、勝手に物事を進めるんだ」ということですよね。

ちなみに今あなたが思い描いている人は、以下にいくつくらい当てはまるでしょうか?

A) 社内ではそこそこの役職。

B) 今の役職にプライドがある。

C) 上下関係を重んじている(下に偉そう)

D) 仕事は優秀ではない。

E) 人望があまりない。

F) 相談しても大した答えは返ってこない。

 

いかがでしょうか?

過半数該当する場合は「残念で無能な上司」のカテゴリーに入れてください(笑)

「残念じゃない上司」の場合は?

ちなみに…

もしその上司が優秀な人だった場合、どのような対応を採るのでしょうか?

例えばこんな感じになるはずです。

■ 「へえ!面白そう!いいじゃん。ちょっと話聞かせてよ」

■ 「おぉ。どこまで話は進んでる?ちなみにxxxみたいなケースは想定した?」

■ 「あ、この話、会計部の承認が要るかもだから、ある程度進んだらまた教えてくれる?」

 

これで十分ですよね。

つまり…別に「え?そんな話、私は聞いてないんだけど」なんていうザ・マウンティング・フレーズ」を敢えて使う必要が無いんです。

Gaaan
Gaaan
まぁ…せやな…それに対しては何の異論も無いわ‥‥
ですよね(笑)
Raku
Raku

状況を理解してチームが一丸となって会社の目標を達成したいというのであれば、「どんな話?」とただ一言聞けばいいだけなんです。

主な3つの特徴

今回のケーススタディで出てきたような偉そうで威張っている管理職は多かれ少なかれ、

会社に認めてもらうことが、自分の存在意義である…と感じています。

よってそれを無視されるとなると、自分自身の存在の危機にすら感じている訳ですね…

Tokuko (shock)
Tokuko (shock)
あーあーあーアカン!超メンドクサイ!
気持ちは分かります…
Raku
Raku

こういった管理職…すなわち、

「自らの存在意義の危機を感じている」

「周りの自分への言動を、勝手に悲観的に捉える」

「中途半端な役職に居る」

この3拍子の揃った人ほど、厄介なモノはありません。

彼らは自分の存在意義を守るためなら、他人を蹴落としたりします。

さらに言えば、上司の上司も同じような考え方だったりすると、メチャクチャ面倒です。

変に扱うと人事の方にまで話が行って、あなたの立場すら危うくなります。

「無能で残念な上司」の心理

「私、聞いてないんだけど」と言うのは…自分を無視するなという一種の承認欲求の表れです。

自分が会社の「主力」であるということを本人として自覚し続けたいがために、

周りにも「自分を丁重に扱え」ということを促しています。

逆に言うと…本人もうすうす気づいているんです。

自分がそこまで会社から評価されていないということを…

だからこそ、構ってもらいたいんです…。

それがマウンティングという行為に表れています。

 

本当に自分に自信がある人は、そんな「私、聞いてないんだけど」なんて言ったりしません。

つまり、「私、聞いてないんだけど」と発言する人…

本当は小心者で、おびえているんです。

「聞いてない!」と言われたら?

もう一度ケーススタディを見てみましょう。

ケーススタディ
関係部署の担当者と共にある商談の方向性を話していた。しかしその話を聞いた自分の課長が「オレは聞いてない」と言ってきた

 

ここでこんな風に返したら、どうなるでしょうか…

NG例:「いや、別にここまでの話の内容であれば、あなたにわざわざお話しするようなことでは無いですよね?」

 

このように返してしまうと、仮にプロジェクトがいい感じに進んだとしても、今後この上司が障害になってしまうことが大いに考えられます。

それはやっぱり避けたいですよね。

そこで、以下のように返すようにしましょう。

OK例:「もちろんxx課長にはお話をさせていただくつもりでした。でもまだ課長にお話しできるほど話が成熟していなくて…(あるいはお手を煩わせたくなくて…など)でももし差し支えなければ、ぜひ今ご指導いただけませんか?」

 

ポイントは、「なぜその課長に話が伝わっていなかったか」というところは、ある程度ちゃんと伝えつつ…

あなたの指導が欲しい」という方向へ持っていくことがおススメです。

(本心では「別にアンタの指導なんかいらねーよ」と思っていても…です)

過去についての話をするのではなく、へりくだったフリをして、これからの話をしましょう。

そしてその「今後」の部分で、その課長がちゃんと話に入っていれば良いわけですね。

事前に打てる対策

可能であれば事前に以下のような対策を打っておくことをオススメします。

■ 早いうちから、ある程度はその人にも話を流しておく

■ その人が本当に求めているものは何かを想像する

■ 周囲の信頼のおける人に聞いて、その人に関する情報を収集しておく

 

Tokuko (why)
Tokuko (why)
そう考えると…この「私、聞いてないんだけど」っていう戦略は有効ってこと?
そうですね。でも結局相手も「言いたいことを言いたい」だけなので、議論に勝とうとしなくていいですよ。
Raku
Raku
こちらもオススメ

 

まず備えるべきは、「心」

「聞いてないんだけど!」みたいに言われてイラっと来ないように、

特に大事なのは、心の準備です。

 

怒鳴られてビクビクしてしまう心も…

自分を守るために反抗したくなる気持ちも…

どうすればいいか分からないという不安も…

すべて心の準備にかかってきます。

しかし、そんな心の準備を自分だけで行うのは、難しいですよね…

 

そんなときにはミイダスという転職サイトのパーソナリティ診断が結構使えます。

無料で、しかもおよそ15分程度で、データに基づいた自己分析を行うことができます。

あなたには、あなたの強さがある。

まずはそれをちゃんと認識すること。

意外と自分では自分の強みについて理解していないものです。

自分の中に眠る本当の強さを、まずは理解して、それを引き出すことをしましょう。

私のミイダス結果!

すごくカンタンにまとめると以下のようなものでした。

私のミイダス結果
a) 全体:完璧主義で独裁的
b) 長所:高い完成度と丁寧さ、繊細さ、正確さ、合理的な判断力が武器
c) 短所:盲目的で全体が見えておらず、融通が利かないし人間関係がドライ
d) 改善方法:内省を行い感情を管理し、他人の気持ちに配慮し、自然と繋がってみる

この結果を知り、ちゃんと自分のことが見えたからこそ、

私は私の強さを引き出すことができて、事前に弱さをカバーすることもできました。

 

ミイダス

 

転職者用サイトかと思われるかもしれませんが、診断だけ利用することが可能です。

(ホントに興味があればその際には転職情報も集め始めればいいだけなので。)

ちなみに、私は以下のようにメモを壁に貼り、辛いとき見返しています。

「私」へ

私は完成度が高く合理的に判断できる。気を付けるべきは全体と柔軟性。まず自然と繋がって感情を整理すればいい。

 

ミイダスについては、以下ブログでもより細かく実体験をご紹介しています!

あなたの「人生の物語」を、職場の人間関係に振り回されない方法

たたかいにかった!

かまってほしいかんりしょくをやっつけた!

スキル「しどうあおぎ」をまなんだ!

まほう「ムノウサケール」をおぼえた!

アイテム「けんじゃのかがみ」で、じこぶんせきができるようになった!