こんにちは!ラクです。
また会社の評価面接の時期か…憂鬱だなぁ…
そんな風に思うこと、ありませんか?
実はこれ、上司も部下も両方とも思っています。

部下が憂鬱なのは分かるけど、上司も…?



中には楽しんでいる人もいるかもしれませんが、大方は憂鬱に感じていますよ



最近は特に…若者にも気を遣うしなw



そうですね…時代ですね
今回も、ちょっとエッセイ風にしてお伝えしていきます!
でも、いつも通りラク・トクコ・バウの3人も一緒にお話ししていきます!
評価面談って、なぜしんどいの?
国際物流の会社で上司として10年。
…さまざまな業務を経験してきた。
でも、今でも「これは苦手だな」と思う時間がある。
それが、年に何度か訪れる「人事考課の1on1面談」の時間だ。


面談の前には、一応準備をする。
上司として面談する場合、部下の成績、成績以外の努力、今後何を伸ばせばいいか…
部下として面談する場合、今年度は何に取り組んできて、どういった成果を上げてきて…など



準備してるのなら、それでいいんじゃねぇの?



でも、いざその時間になると、毎回「結局、何を言えばいいのだろう」と悩むんですよね…



お互いに「イヤなこと言われないかな」と思って、内心ハラハラしてたりもするしなぁ…
部下として面談に臨むのも、緊張や不快感はある。
でも、実は上司にとっても非常にやっかいな時間である。
どこまで厳しく伝えれば良いのか…逆に褒めすぎてしまっても…
そんな思考のループにはまり込んでしまう。
正直なところ、「部下のパフォーマンスをきちんと図るなんて無理だし、そもそもそれに意味があるのか?」と感じることもある。
それをお互い薄々分かっていながら、それっぽい話をしないといけないのが、何よりしんどいのかもしれない…
“がんばったのに評価されない”は、なぜ起きる?


会社の評価というのは、本来、企業のビジョンや部署の目的に照らして、どれだけ貢献したかを見るものだ。
理屈は、理解できる。
ただ、現実に即してみると、この理屈がうまく機能しないことも多い。
たとえば、ある部下が、以下のようにアピールしてきたとしよう。
「顧客のために、商品セミナーを開きました!」


立派な取り組みだとは思う。
でも、それが会社にどれだけ貢献したのかは実際のところ不明だ。
たとえば、後日顧客から「セミナーは良かったけど、商品(サービス)料金が高いから他社に乗り換えます」と言われたら──
その努力は、本当に“会社の利益”に繋がったと言えるのだろうか。
「高いから」と言って乗り換えられてしまうような商品やサービス…
それ改善するための努力こそ、本当は必要なのではないだろうか。
つまり…



むしろ、多くの従業員は「自社が改善すべきポイント」は
、分かってそうやね…



そうですね。でも分かっていながらも、「組織の壁に阻まれて、動けない」…ということも、珍しくないですからね



じゃあ、何を頑張ればいいんだ?



ぜひ、そこをこれからお話ししていきましょう
評価される人の共通点とは?


そんな中で「会社に評価される人」がいる。
彼らは何か特別なことをしているのか…?
答えは案外シンプルだ。
彼らは「会社に評価されるように、自分の行動を設計している」
これは、どういうことか?
言い換えると、その成果がたとえ実質的に会社の利益に繋がっていなくても、あたかも繋がっているかのように見せるのが上手なのだ。
そう…
「伝え方」こそが、評価に直結するという現実がある。
逆に言えば、実際に会社の利益に貢献することよりも、「貢献したように見せるスキル」のほうが大切だとも言える。



じゃあ、顧客セミナーでもいいってことか?



ええ。ただ、もうひとつ大切なことがあります
大切なこと


ここまで読むと、「じゃあ全部虚構なの?」と悲しくなるかもしれない。
そんなことは無い。
そんなことは無いのだが、ここで言いたいのは「頑張りすぎないこと」のほうが、健全であるということ。
だって、結局今頑張っていることが、会社のためかどうかなんて分からないから。
つまり、以下のことが言える。
どれだけ時間と労力を費やしても改善することが見込めない「本当の問題」は置いておいて、何をすれば「貢献したかのように見せられるか」が、実は大切
大切なのは、「評価されるための小さな成果」をいくつか用意しておくこと。
具体的には、会社の方針に沿っているように見える数字や実績を、自分の手元に残しておくことだ。
たとえば、こんなものがある。
- 「半年で●件の新規顧客フォローを実施」
- 「セミナー開催後、●名からポジティブなフィードバックを獲得」
- 「既存顧客の継続率を●%維持」
もちろん、これらがどれほど会社全体に影響を与えたか…分からないかもしれない。
それでも、「やってきたことの事実」と「数値化された成果」があることで、評価される余地が生まれる。
成果の伝え方


つまり、一番大切なのは、以下の考え方だ。
「数字」と「行動」をセットにして伝えること!
どんな小さな成果でも、数字を添えておくと説得力が増す。
また、成果そのものよりも「何をしたか」「どう工夫したか」を加えることで、評価されやすくなる。
たとえば同じ「新規顧客にアプローチした」という行動でも──
こうした「伝え方の差」が、そのまま評価の差になることもあるんです。
成果の伝え方の例
業種別にまとめてみました!
営業・顧客対応系
- 新規顧客に対する提案活動を通じて、半年で●件の契約獲得に成功
- 既存顧客の満足度向上のため、定期フォローを強化し、継続率を●%に維持
- 顧客アンケートの実施・分析を通じて、改善提案を3件実施
業務改善・効率化系
- 社内の情報共有フォーマットを改善し、業務工数を週あたり●時間削減
- 物流フローの見直しにより、出荷ミス率を●%削減
- 会議のアジェンダ事前配布を定着させ、所要時間を平均20%短縮
企画・プロジェクト推進系
- 新サービス説明セミナーを企画・運営し、社内外合わせて●名が参加
- 他部署との連携プロジェクトを推進し、予定より●週間前倒しで完了
- 市場動向を調査し、競合比較レポートを上層部に提出(改善提案3件含む)
チームマネジメント・後輩指導系
- OJTを通じて新人育成を担当、3か月で独り立ちを支援
- チーム内の目標設定を支援し、前年対比で目標達成率を●%向上
- 部内の課題共有ミーティングを月1回定例化し、トラブル件数を●%削減
最後に…


会社に残るにしても、転職を考えるにしても、
これは、何よりの備えになる。



会社の評価基準なんて、いい加減なもんだな…



そうやねぇ…だからこそ、自分なりの「言える成果」をいくつか用意しておくことが大事かも



えぇ。だからこそ、「会社のために頑張る」という考え方を、少し変えることが大切です



メモ帳に「自分の成果メモ」をつけてみるのも、いいかもな



あ、それすごくいいやん!ポジティブにもなれそうやしな!


職場のトラブルランキング