こんにちは。ラクです。
「静かな退職」という言葉を、
最近よく見かけるようになったと
思いませんか…?

辞めるわけじゃない。
でも、必要以上には頑張らない。
そういう働き方のことですね。
正直に言うと、僕自身、
この感覚には
心当たりがあります。
今回も、ラク・トクコ・バウの3人で
お話ししていきます。
トクコ静かな退職って、結局サボりってことちゃうん?



うーん…私は、ちょっと違う見方をしているんです。



あんま理屈っぽい話は、もう止めろよ💦
「本音がわからない」まま、頑張るのをやめていく


以前、転職を考えていた時期に、
自分の中でずっと
引っかかっていたことがあります。
「なぜ辞めたいのか」を
人に聞かれたら、
どう答えようかと。
考えても、考えても、
うまく言葉にならないんです。
今の会社に
不満はない。
むしろ、
良いチームに
恵まれている
そう答える自分がいる一方で、
心のどこかでは
「とにかく環境を変えたくてたまらない」
という声もある。
その矛盾が、
ずっと解けませんでした。
長く同じ業界にいて、
それなりの役職も、
それなりの給与もある。
外から見れば、
何の問題もないように見える。
でも、
自分の労力や時間をすべて注ぎ込んで、
会社の短期的な利益を
実現し続けた先に。
定年を迎えたとき、
自分の手元に何が残るのかと
想像してみると。
……何も、
思い浮かびませんでした。



それ、めっちゃわかるかも…不満はないのに、なんか苦しいってやつやんな。



不満がねぇのに苦しいって、そりゃおめぇ、ただのワガママなんじゃねぇのか?



そう思われても仕方ないんですが……当時の私も、それが「わまま」なのか「危険信号」なのか、区別がつかなかったんですよね。
ここで、少し違う視点を
挟んでみたいと思います。
観察力についての研究では、
こんな指摘があります。
人は忙しくしているとき、
目の前のものを
「見て」はいても、
「観察」はできていない。
急いでいるとき、
数字を追っているとき、
人はどうしても、
細部を切り捨ててしまう。
僕自身、海外本社の意向を、
現場にそのまま伝え続ける
立場にいたことがあります。
現地のやり方や事情を、
あまり考慮しないまま、
「これをやってほしい」
「この数字を達成してほしい」
そう言い続けることが
求められていました。


自分以外の誰かを動かして、
何かを成し遂げたとして。
それが自分にとって
何になるのか。
そう考えたとき、
ふっと、
虚しさを感じたんです。
あのとき僕がやめたのは、
「仕事そのもの」
ではなかった気がします。
やめたのは、
「考えないこと」
考えないことを、
止めたかった
「何のためにやっているのか」
…それはやっぱり考えたい。
立ち止まって
自分を観察することを
再開したい



「見えてなかったものが、見え始めた」ってことなん…?



そういう捉え方も、できるかもしれません。



頑張るのをやめたんじゃなく、頑張りすぎて見えなくなってたモンが、見えてきただけってことか。



バウさん、今日は冴えてますね



今日「は」って何だ💦
「奴隷状態」からの離脱かも


哲学者のハイデガーは、
人が忙しさに逃げ込む理由について、
こんなことを言っています。
人は、
「なんとなく退屈だ」という
深いところからの
声から逃げるために、
仕事の奴隷になる。
忙しくしていれば、
その声は聞こえない。
だから、
人は本能的に予定を詰め、
タスクをこなし、
仕事に没頭する。
これは、
若い頃の僕にも、
そのまま当てはまっていた気がします。
膨大な業務、
海外との調整、
終わらない会議。
忙しくしていれば、
「これでいいのか」
という声を、
聞かずに済んでいました。
静かな退職は、
その奴隷状態から、
一歩だけ
外に出た状態
なのかもしれません。
完全に投げ出すのでもなく、
完全に飲み込まれるのでもない。
そのグレーゾーンにこそ、
考える余白があるのではないでしょうか。



一歩だけ外に出た状態…なんか、それって悪いことちゃう気がしてきたなぁ



全力疾走だったものを、ちょっとペースダウンしたってだけだろ



はい、そうですね
頑張れなくなった自分に、少しだけ優しくするために


静かな退職を選んだ自分を、
まだどこかで
責めているとしたら。
一度、こう考えてみては
いかがでしょうか?
頑張ることを
やめたのではなく、
頑張りすぎて
見えなくなっていたものを、
また見たいと思うように
なっただけかも
しれない、と。
それは、
サボりでも、
甘えでもなく。
自分を、
少しずつ
取り戻している
過程なのだと思います。



今日はこのあたりで。少しでも、呼吸がしやすくなっていたら嬉しいです



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