(早速次の日、トクコがラクのデスクを訪れる)
トクコ:「ラクさん、ちょっと今いいですか!」
ラク:「どうしました?」
トクコ:「実は私の部下から、相談があったんです。」
ラク:「そう…なんですね」
(ラク:初日に、部下から相談か…
みんな既にトクコさんに甘えてるな…)
トクコ:「部下からの相談の内容は…
『先輩にイヤミを言われていて、仕事がやりづらい』んだそうです。
相談してきた彼はこの部署で2年目なんですけど、
『まだ2年目なので…』と周りに言うと、
『もう2年だろ、甘えてるんじゃないよ』みたいに先輩に言われたそうです。
言われた部下は、戸惑っているみたいで…」
(しばらく沈黙)
ラク:「うーん、なるほど…
…ちなみに、トクコさんのお考えは?」
トクコ:「ハリセンで一発、頭はたこうかなと」
(しばらく沈黙)
ラク:「え??」
トクコ:「え??」
ラク:「ハリセンっていうと、
あの関西の芸人がたまに使うやつでしょうか?」
トクコ:「はい、そうです!」
ラク&トクコ:「・・・」
トクコ:「うーん、この背景やと…
ハリセンというか、座布団が似合いそうな…」
ラク:「え??」
トクコ:「あ、言いませんでした?
あたし、関西出身なんですよー」
ラク:「いや、知ってました…というか、
アクセントがもう関西弁なんで、分かってましたよ。
でも、あの…
ハリセンは止めておいた方が…」
トクコ:「えぇ????
ハリセン無しで…
リーダーなんて…
どうやってやっていけば…」
(ラク:…なんでハリセンがリーダー必須アイテムに…)
ラク:「えーと…ですね…」
(ラク:
…話すと…長くなりそうだな…
…もう面倒だし、いいか…)
ラク:「マジカルゲート・オープン!」
ラクがそう叫ぶと、辺り一面がまばゆい光に包まれた。
すると、部屋の中に突如、黄金の装飾が施された光り輝く大きな扉が現れた!
トクコ:「……な…な…
なんやコレは???」
ラク:「…僕、この姿になってからあまり人と話したくなくて…」
トクコ:「……え??」
ラク:「…あ、いや、この世界で話すのは少し億劫なので…
あちらの世界の僕と話してきてください」
トクコ:「え???」
ラク:「あちらの世界の僕は…
色々マネジメントについて、あなたに教えてくれます」
トクコ:「………」
ラク:「あちらの世界に行けば…
あなたが今悩んでいる職場の問題について、
僕からのアドバイスをお伝えすることができるかと思います。
(ラク:…やれやれ…
こんな魔法…
他の人に見せるどころか、
話すこともなかったのに…)
トクコ:「すごい…!!!」
ラク:「…………」
トクコ:
「何コレ?魔法!?
すごっ!!!
…知らんけど!」
(ラク:知らんのかい…
あ、いやいや、関西弁が移ってきてる…)
トクコ:「なんやこれ!? ワクワクする!
じゃあちょっとちょっと、行ってきます!!」
下のマジカルゲートをクリックしていただければ、
そこにはこれまでとは違う、別世界が広がっています!
それはこれまでラクが培ってきた経験と知識を
シンプルな形にまとめたものです。
ぜひ楽しんでいってくださいね!
(この世界に飛べば、さらにScene 3にも繋がっています!)