こんにちは。ラクです。
筋道を立てて説明したのに、相手には全然響かなかった…
そんな経験、ありませんか。
トクコあるある。めっちゃある



おめぇはありそうだな、トクコよ



踏みつぶすよ?



筋道も何もないですね💦
これは、外資系物流会社で
管理職をしている私が、
派遣スタッフの受け入れを巡って
実際に経験した出来事です。
いつも通り、ラク・トクコ・バウの3人で、
このことについて考えていきたいと思います!
あるとき、正論がまったく効かなかった


私のチームには、長らく欠員がありました。
そこへようやく、
経歴も申し分ない派遣スタッフの
候補者が見つかります。
私自身の評価は、
悪くなかったのです。
むしろ「派遣としては、かなり良い方だ」という感触でした。
ところが、部下のAさんから、
強い拒否反応が返ってきます。
「男性みたいに強気に見える」
「自分の言うことを聞いてくれなさそう」
「経歴を見ても転々としている」
私は、翌朝Aさんと向き合い、
理を尽くして説明しました。
- 自分の好みで選んでいるわけではない
- どんな人かは、採用してみないと分からない
- 性格が合わなければ、3か月で契約を切れる
- 「言うことを聞くかどうか」は年齢とは関係ない
…でも。
何を言っても、
まったく響かなかったんですよね💦



え、なんで…?



おいラクよ。単にこの部下はおめぇのことがキライだったんじゃねぇのか?



それはどうだか分かりませんが…普段は普通に話せている部下です。私はどちらかと言うと、「見ているものが違うのかな」と思い、色々私の観点を伝えてみたのですが…
なぜか、自分を責めてしまう


こういう場面に出くわすと、
多くのマジメな管理職は、まずこう考えます。
「言葉を選び間違えたのかも?」
「もっと事前に根回しすべきだった?」
「伝え方に、もっと工夫が必要だった?」
ホントに、真面目な人ほどそう思ってしまう。
でも、私のケースに限って言うと、
別に変なことは言っていないとも思ったんです。
だとすると、
説得できなかったのは、
伝え方の問題では
ないのかもしれない
一度立ち止まって考える価値があります。
正論が届かない、本当の理由


ここからが、今日の本題です。
話そのものは、間違っていない。
なのに、なぜ人は動かないのか。
3つの角度から見ていきます。
1. 人は「正しさ」ではなく「安全かどうか」で判断している
Aさんの拒否反応は、
ただの意見の不一致ではありませんでした。
その夜、寝汗が止まらなくなり、
翌朝には腹痛まで起こしていたそうです。
「ここまで体に出ることは、普段はない」
本人もそう言うほどに。


これは、頭で考えて出てくる反応ではありません。
体が、先に「危険だ」と判断しているんです。
人は、目の前の情報が正しいかどうかより先に、
「この状況は、自分にとって安全か、危険か」
を無意識に判定しています。
どれだけ理屈が正しくても、
相手の中の「危険信号」が消えない限り、
その理屈は届く場所にたどり着けません。



私が思うに、正しさは、安心の後にしか届かないんですよね。順番を間違えると、どんなに正しい言葉も、ただの圧力になってしまいます。



せやなぁ…自分が安心できない相手に正論言われても、逆に危機感が募るだけ…



それは同感だな
2. 正論であるほど、相手は逃げ場を失う
もうひとつ、
意外と見落とされがちな点があります。
それは、
正論には反論の余地がないということです。
反論できないというのは、
一見「相手を納得させやすい」ように思えますが、
実際には逆に働くことがあります。


逃げ場がない状態に追い込まれると、
人は「納得する」よりも先に、
…という反応を
選びやすくなるからです。
私の説明は、
あまりスキのない話だったと思います。
でも、だからこそ、
Aさんは「反論できない自分」に、
余計に追い詰められていたのかも。
3. 説得とは、論理の勝ち負けではない
私たちはつい、
「正しい方が勝つはずだ」
と思ってしまいます。
でも、説得の本質は、
論理で相手を打ち負かすことではなく、
相手の警戒を、先に解くことにあります。


警戒したままの相手に、
どれだけ正確な理屈を積み上げても、
その理屈は
相手の中に入っていきません。
むしろ、
警戒心をさらに固くしてしまう
ことすらあります。
説得の前に
行うべきなのは、
「もっと分かりやすい説明」
…ではなく、
「相手の警戒を、
先に緩める何か」



正しいこと言ってりゃ良いってわけじゃねぇんだよな、これが



せやなぁ。難しいなぁ
「説得できなかった自分」を責めなくていい


ここまで読んで、
「じゃあ、どう説明すればよかったのか」
と思う方もいるかもしれません。
でも、今日お伝えしたいのは、
正しい説得の方法、ではありません。
説得できないのは、
自分の能力不足では
ないかも?
ということです。
正論が届かないのは、
伝え方の技術の問題である以前に、
そもそも「正しさ」と「人が動くこと」が、
別の力学で動いているからです。
そのことを知っているだけで、
次に同じ壁にぶつかったとき、
「また自分の伝え方が悪かったのか」と、
自分を追い詰める回数が、少し減るはずです。
終わりに


正しいことを言っているのに、
まったく響かない。
そんなとき、
すぐに「自分の説明が悪い」と
結論づけなくていいです。
人は、正しさだけでは動きません。
その手前に、安心できるかどうか…
警戒が解けているかどうか…という、
もっと静かな条件があります。
それを知っておくだけで、
同じ壁の前に立ったときの疲れ方は、
少しだけ変わる気がしませんか?



ありきたりやけど、やっぱり相手との普段の何気ない会話とか、大切やったりするやんね



相手に対する敬意の示し方とか、礼儀とかな



そうですね。特に仕事では、ある程度の距離感は必要です。常にそれを大事にしておくことで、逆にお互いに気持ちよく働けるようになることもある…それは心に留めておきたいですね
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