「不公平でしょ!」仕事の業務量に悩む人の4つの解決策

こんにちは!ラクです。

「職場の仕事の割り振りが不公平!ムカムカするし、やる気も無くす…」

…と思ったこと、ありませんか?

Tokuko (why)
Tokuko (why)
うーん…せやなぁ。「不公平じゃないんですか?」って切り出すのも、面倒やしなぁ…
そうそう。結局「仕方ないか」と思いがちなんですよね
Raku
Raku

令和3年に厚生労働省が発表した「労働安全衛生調査(実態調査で有効回答数7,426)」においても、「就業生活で強いストレスを感じることがある」と答えた人(53.3%)のうち、半分くらいがその原因を「仕事の量」と答えています。

仕事の量がストレスに直結すると感じる人は、やはり多いようです。

当然、仕事の割り振りについても強い関心事になりますね。

このブログでは、「仕事の割り振りの不公平さ」をリスクと捉え4つの角度からの対処法をご紹介します!

Treat…リスクに「対処」する

✅ 「できること」と「できないこと」を整理する

自分の要望」と「相手の要望」を整理することが大切です。

橋下徹さんの「交渉力」(p50~)では、特に「自分が譲れるもの」について事前にまとめておくことの大切さについて触れています。

自分はどこまでなら業務の対応ができるのか…そして相手側の話を聞いたうえで、どの項目の優先順位が高そうなのか。

「自分の業務量」と「相手が達成すべき目標」を擦り合わせることを目標に、会話を重ねると良いでしょう。

【対応の例】自分が対応できる業務量を把握のうえ、上司や先輩と交渉に臨む

Transfer…リスクを転嫁する

✅ 相手が本当に欲しいものは何か?

「不公平な割り振り」の「本当の理由」は何なのでしょうか?

デキる人に仕事を振ろうとしているのか、それとも個人的な好みなのか、あるいは別の何かがあるのか…

鈴木博毅さんの「実践版 孫子の兵法」(p134)では、ある欧州バイクメーカーの話を取り上げています。

「バイクが売れる理由」を調査したところ、なんと「井戸から水をくみ上げるポンプにしていた地域」があったとか。

Tokuko
Tokuko
なるほど!「不公平な仕事をさせる」のが目的じゃないかもってことやな
そうです!目的をまず聞いてみましょう
Raku
Raku
【対応の例】不公平な仕事の割り振りの「目的」をまず聞いてみる

Tolerate…リスクを許容する

✅ 時間数を決めて助ける

これは少し前述の「リスクに対処する」に似ていますが、根本にあるのは「幸福感」です。

名著「残酷すぎる成功法則」(エリック・バーカー著、橘玲-監訳、竹中てる美-訳)p72~では、時間数を決めて誰かを助けるという行為は幸福感が増し、ストレスも軽減されるようになると述べています。

確かに、あまりに不公平すぎる状況を許容し続けると肉体も精神も披露します。しかし、「自分で決めた」ルールに従って誰かのサポートを行ってあげるというように観点を変えれば、自分のことを疎かにせず人助けができます。

【対応の例】「この点については、サポートします」と区切ったうえで助ける

Terminate…リスクを断つ

✅ 業務量の比較を止める

あまりに不公平さが極端な場合、この方法はオススメしません。あくまで「許容できる範囲」での考え方です。

ロルフ・ドベリー(安原美津-訳)の著書「Think Clearly」(p266)では、「他人と比較する」行為が、幸せを遠ざけることが書かれています。要するに、嫉妬ですね。

結局のところ、「不公平」と感じる主な原因は「他人との比較」です。自分と他人との相違点に目を向けてしまうと、他人は自分よりもずっと幸せなのだと思いこんでしまい、結果不必要な苦悩を自分で生み出してしまいます。

【対応の例】比較を止めて自分の労力と技量だけを考えて、業務の対応方法を再検討する

まとめ

今回の対処・転嫁・許容・断つの4つについて挙げた例は以下の通りです。

威圧的な先輩や上司への対応例✅対処する
対応可能な業務量を把握し、上司や先輩と交渉に臨む

交渉力
✅転嫁する
不公平な割り振りの「目的」をまず聞いてみる

実践版 孫子の兵法
✅許容する
「この点はサポートします」と区切ったうえで助ける

残酷すぎる成功法則
✅断つ
比較を止めて、自分の業務の対応方法を再検討する

Think Clearly

ただし、これらはあくまで「自分の中でリスクマネジメント」を行う場合です。

自分だけの判断だけでは心細かったり、判断力が落ちるくらい狼狽していることもあるかと思います。

その際は、以下も良ければご覧ください。

Tokuko
Tokuko
ここまでやってれば、安心やな!

今から準備しておきましょうね!
Raku
Raku