こんにちは、ラクです!
今日のテーマはちょっと地味だけど、実はめちゃくちゃ大事なことです。
それは「称賛」――つまり…以下についてのお話です。
部下をどうやって「ちゃんと認めるか」?
今回も、いつも通りラク・トクコ・バウの3人も一緒にお話ししていきます!

「ありがとう」は、言ってるのに空回り?

こんな経験ありませんか?
- 頑張った部下に「ありがとう!助かったよ!」って言ったのに、なんだか反応が薄い。
- チームの成功をみんなで祝っても、モヤっとしてる人がいる。
- 自分なりに褒めてるのに、「あの人ばっかり目立ってズルい」と陰口が出てくる。
…正直、しんどいですよね。でもこれ、よくあるんです。
「称賛」が空回りする…
それは、“やり方”を間違っているからかもしれません。

称賛にも気遣わないといけない中間管理職…大変だな



褒めるときくらい、何も考えずに褒めたいよね(笑)
「目立つことが正義」じゃない日本の職場


アメリカのリーダーシップブログ『Leadership Freak』では、こう書かれていました。
成果を祝うことは、努力の価値を認めること
でも、祝われることが恥ずかしい人もいる
本当に響く称賛とは、“相手の視点に立った称賛”である
この視点、日本人にはものすごくフィットしますよね。
なぜなら私たちの職場では、
- 「褒められる=恥ずかしい」
- 「みんなの前で目立つ=悪目立ち」
- 「称賛は“平等”じゃないと不公平」
こんな空気が、まだまだあるからです。



これって…いわゆる「Z世代」というか、若い人たちだけじゃないん?



どうでしょうね。まぁ人によるとも思うので、目立つことをしない人には、避けてもいいのかなと思います。
日本人に響く称賛の3つのコツ


① 成果よりも「プロセス」を見よう
結果だけ見て褒めると、運が良かっただけの人が得をする印象になります。
それよりも、「努力の軌跡」や「工夫の跡」をちゃんと拾いましょう。
たとえば、
「あの提案、何度も直してたよね。しっかり練ってたの、見てたよ」
これは結構効き目ありますよ(笑)
② 目立たせすぎない称賛がちょうどいい
「みんなの前で褒めるのが正しい」と思っていませんか?
実は、1対1で静かに褒められるほうが嬉しい人もいます。
- 帰り際にポツリと「今日は助かったよ」
- チャットで「ナイスな気づきだったよ」と送信
- 朝会で「あるメンバーがこうしてくれて…」と匿名称賛
こういう“さりげなさ”が、部下の心を動かします。
③ 小さくても「頻度」が大事
年に1回の表彰式だけじゃ遅い…です!(それは、本当に遅いw)
人は「見てもらえてる」と思えた瞬間にやる気が出ます。
- 毎週1つ、「今週のありがとう」を口にする
- メールの締めに「○○さんのおかげで進みました」と入れる
- 雑談のなかで「地味だけど、あれ助かってたよ」と伝える



日本人は…「褒める」ことに、あまり慣れていない人は多いかもですね



褒められることが無いからな(笑)
実践フレーズ集:明日から使えるさりげない称賛


- 「最近、声かけがさらに丁寧になったね」
- 「あの判断、迷ったと思うけど、よく決断したね」
- 「地味な作業だけど、ちゃんとやってくれてたの見てたよ」
- 「他の人が気づかない部分を拾ってくれるの、ありがたい」
まとめ:「称賛」は、信頼を耕す水やりだ


称賛って、誰かをヨイショすることじゃありません。
目の前の人にちゃんと目を向けて、「見てるよ」「わかってるよ」と伝えること。
それが、報酬よりもずっと長持ちするモチベーションになります。
そしてそれは、部下だけじゃなく――
あなた自身が「人を見る力」を取り戻すための、第一歩かもしれません。


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