こんにちは!ラクです。
「部下がホント使えない…」
そう思ったこと、ありませんか?
むしろ…
「毎日そう感じてる」
そんな方も
いるんじゃないかと思います。
今日はその感情を、
少し違う角度から
一緒に眺めてみたいと思います。
トクコ「使えない」って思うのって、なんか後味悪そうって言うか、自分に対しても嫌悪感出そうやわぁ…



その感覚はきっと大事ですね



でも、使えねぇヤツはやっぱ使えないんじゃねぇのか…
今回も、いつも通り
ラク・トクコ・バウの3人も
一緒にお話ししていきます!
あなたはその人を「見ている」か、「見た気になっている」か


まず考えたいのは、
逆にあなたが
自分の上司に
そう思われていたら
どう思うか?
「自分は大丈夫!」
とか
「こっちだって
言いたいことある!」
など
思いますよね?
私の好きな本に、
こんな言葉があります。
これを読んだとき、
管理職と部下の関係に
そのまま
当てはまると思いました。
私たちは毎日、
部下のことを「見ています」。
でもちゃんと
注意深く見ているかと
言われると…
仕事が遅い。
指示が伝わらない。
また同じミスをする。


そういった行動を見るたびに、
「使えない」というラベルを
貼ってしまっていないか。
そのラベルを貼った瞬間、
私たちの脳は
観察をやめてしまいます。



一度「こうだ」と思い込むと、それに合った情報ばかり目に入るようになる。そういったこれを確証バイアスというんだけど…



自分が信じている情報ばかりを集めてしまうってヤツな



「この株は値段が上がる!」と思うと、それを支持する情報ばかり集めちゃったりね💦



「やっぱり」と思いたいから、「やっぱり」な部分しか見えなくなるということなのでしょうね



最近はそういうことが多い世の中な気もするが…



その考え方自体も、確証バイアスやったりしてw



そう思ったときには、「自分の仮説を否定する証拠」を集めてみるのが大切ですね
「使えない」は評価ではなく、フィルターかもしれない


人間の知覚には
「フィルター」があります。
過去の経験、
今の疲れ、
職場のストレス、
自分のやり方への自信——
そういったものが積み重なると、
目の前の人が「どう見えるか」が
じわじわと変わっていきます。
知覚フィルターとは、
現実に色をつけたり、
ぼかしたりするものです。
「使えない」と
感じている
その部下は、
本当に
「使えない」のか?
それとも、
疲れ切ったあなたの
フィルター越しに
映った像が、
そう見えているだけでしょうか…
分からない…
考えてみたことも無い
でも、
まずそれに気づくこと自体が、
大事だと思うんです。


外資系の物流会社で
働いていた頃、
部下が何度も
同じミスを繰り返す、
という場面がありました。
最初は
「指示の伝え方が悪いのか」
…と思った。
次第に
「もしかしてやる気がないのか」と
思い始めた。
でも、後から分かったのは、
その部下がそもそも
業務の全体像を
教えてもらっていなかった
ということでした。
何が優先なのか。
どこで判断していいのか。
誰に確認すればいいのか。
それが何も
整理されていない状態で、
「見て覚えて」と
言われていただけでした。
部下の
問題ではなく、
組織の構造の問題
だった。
でも管理職の目には
「使えない部下」にしか
映っていなかったんです…



「非注意性盲目」という言葉があって…注意を向けていないものは、目の前にあっても見えないんです。



あぁ、この話は「ラクとトクコのいる職場~ストーリー編~」のEpisode6にもあったなぁ…





管理職ってのは、自分が見えてないことに、気づきにくい立場でもあるよな。



そうですね。だからこそ、「使えない」と感じたとき、「自分は何を見ていないか?」と問い返してみてはいかがでしょうか?
「使えない」感情の裏に隠れているもの


怒りには、
よく「底」があります。
「使えない」という言葉が出てくる時、
その下には大抵、
別の感情が潜んでいます。
「フォローし続けることに疲れた」
「もっと助けてほしかった」
「自分だけが損をしている気がする」
「この状況、誰も見てくれていない」
これらは、
部下への怒りではなく、
自分自身の疲弊や孤立のサイン。
「使えない」
という言葉は、
実は誰かへの
評価ではなく、
自分が限界に
近いことの表明
かもしれない
「違う角度から見る」ということ


ここで一つだけ、提案があります。
「使えない」と感じた
その部下について、
一度だけ、
違う角度から見てみてください。
たとえば、
「この人が一番恐れていることは何だろう?」
という問いです。
仕事ができない、
と思われることが怖い。
怒られることが怖い。
相談したら迷惑だと
思われるのが怖い。
そういった恐れが、
「動きの遅さ」や
「ミスの多さ」として
表れていることはよくあります。
見えているのは
表面だけ。
その裏側に
何があるかは、
一歩引いて見ない
と分からない。



でもさ、「違う角度で見る」って、疲れてるときほど出来ないやろ?



そうですね。脳が省エネ状態になると思考の柔軟性が落ちます。無理に視点を変えようとするより、以下がオススメです
「使えない」ではなく「噛み合っていない」かも


少し視点を変えてみると、
「使えない」という評価は、
実はその人の能力の問題だけじゃないことが
多いんです。
たとえば、
- 業務の全体像を教えてもらえていない
- OJTはあるのに、体系的な説明がない
- 何を優先すればいいか、誰も教えていない
- そもそも、仕事の「標準」が存在しない
これ、部下の問題でしょうか?
組織の問題でしょうか?
ただ、確実なのは、
現場で一番しわ寄せを受けるのが、
中間管理職であることは
変わらないんですよね。



私が携わっていた国際物流関係の現場って、OJTも多いです。しかし、教える時間が誰にもない。部下は「見て覚えて」と言われるけど、その「見る余裕」も与えられていない。で、できなければ「使えない」と言われる…



理不尽じゃね?



最初からうまくいくわけなんか無いやん



そういう構造的な問題を、管理職と部下、双方が引き受けさせられていることもあります。部下の方も苦労していたり、会社と合わない中で働いている可能性もあります。



たまったもんじゃねぇな
中途採用を採ったのに、意外と使えない?


特に最近では、
転職市場が活況です。
そんな中で、あまり
転職先での経験も無いまま、
…そういったレッテルを
貼りがちになっていませんか?
しかし、その人も同様に、
…そのように考えている
可能性は大いにあります。
職場というのは難しいもので、
その人も、あなたも、
結局のところは、
「誰かから引き継いだ」状況の中、
かつ、
「変えられないもの」も
多く存在している中で、
成果物を出すことを
求められています。
そういった環境が
まず存在していると認識し、
その前提で部下の方と話すことも、
個人的にはオススメしたいです。
最後に


「部下が使えない」
そんな言葉が出てきたら、
まず見るべきは、
相手ではなく
自分なのかなとも思います。
「部下のせいにしてる」
…決してそうでは
無いのかもしれませんが…
自分が疲れているからこそ
出てくる言葉かもしれません。
責任感があって、
真面目で、
ずっと頑張ってきたから
出てくる言葉では
ないでしょうか?
完全に解決しなくていいです。
ただ、ふと立ち止まって
以下のように考えてみる…
「自分は今、
何を見ているか。
そして、
何を見ていないか。」



なんかちょっと…休憩がまず必要な気がするわ



あぁ。そうだな



管理職自身の価値観やエゴで、部下を評価してしまわないよう、気を付けたいですね
※1:「観察力を磨く名画読解(エイミー・E・ハーマン・著, 岡本 由香子・訳, 早川書房2016年出版)」
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