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40代の働き方と生き方、ラクしてトクする答えはここに
ラクとトクコのいる職場
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  2. ~エピソード10~いいんじゃねぇの?

~エピソード10~いいんじゃねぇの?

(人事部の前)

(トクコ:どうしよ…

ここまで来て…

ホントにいいのか…

私に務まるんやろか)

 

ラク:「大丈夫です、トクコさん。

僕たちがついています。」

 

(ラク:…

なんか、トクコさん硬いな…

 

あ、

そうだ…)

 

ラク:「トクコさん、緊張されてますね?」

トクコ:「な、

なに?急に💦」

 

ラク:「…

何度か髪を触る仕草。

乾いている口。

落ち着きのない指。

…

少し浅い呼吸。

少し上がっている肩。

扉から半歩離れてる立ち位置…」

 

トクコ:「…な…なんでここにきて観察を…」 

 

ラク:「おっと。

やってしまいましたね」

 

トクコ:「…え…?」

 

ラク:「見えてしまう。

止めたくても止められない。

…

だから…

つい言ってしまう。

 

そして…

…相手を困らせてしまう」

 

ラク:「でも、今日からは違います。

トクコさんは一人じゃありません。

…

きっと、

僕たちにできることがあるはずです。」

バウ:「…

いいんじゃねぇの?

…こっから3人で再スタートってことでよ」

 

トクコ:「…そうね」

 

ラク:「気分、ほぐれましたか?」

 

トクコ:「うん…ありがと。」

 

(人事部のドアをノック)

 

人事:「トクコさん!お疲れ様です。

…あ、ラクさんも」

 

トクコ:「お疲れ様です。

あの…リーダーの件なんですが…」

 

人事:「ええ、ええ、お待ちしてました!」

 

(トクコ:よし…言うぞ…)

 

トクコ:「や…やらせていただきます」

人事:「本当ですか!?

ありがとうございます!

いやぁ、お引き受けいただけて本当に良かった」

 

ラク:「よろしくお願いします」

 

人事:「こちらこそ!

それでは早速ですが、 チームの皆さんに紹介させていただきますね」

 

トクコ:「ええ、も、もう?」

 

人事:「では、

会議室にお呼びしますので、 少々お待ちください」

 

(会議室。チームメンバーが集まっている)

 

人事:「皆さん、お疲れ様です。

今日は大切なご報告があります」

 

マナミ:「何でしょうか?」

ツトム:「急に呼び出しって…

何かあったのか?」

人事:「良いお知らせです。

この部署もずっとリーダーが不在でしたが…

ようやく、新しいリーダーが決まりました。」

 

全員:「えっ?」

 

人事:「先日入社されたトクコさんです」

 

(トクコが入室)

 

トクコ:「は…初めまして…トクコです。

先日入社したばかりで、至らない点も多いと思いますが…

よろしくお願いします」

 

ケンジ:「あ!

さっき廊下でお会いした…

トクコさん!」

ユカ:「あら、

ケンジくんとはもうお知り合いなの?」

ケンジ:「はい!

書類を一緒に拾っていただいて」

 

ツトム:「ちょ…ちょっと待ってくれ。

新人がいきなり…リーダー?」

 

マナミ:「…あの、

前職でそういったご経験を?」

 

トクコ:「い…いえ、

リーダー職は初めてです」

 

全員:「……?」

ツトム:「で、ではなぜ…」

 

人事:「トクコさんには、

その優れた観察力を、

ぜひチーム運営に活かしていただきたいと考えています」

 

ツトム:「観察力…?

なんだそれ?

具体的にどんな?」

 

(トクコ:え…

あわわ…

な…なんて答えよう…)

マナミ:「それ…

私たちを観察するってことですか?」

 

人事:「そして…

もう一つご紹介があります」

(トクコ:この人事の人、

なんかめっちゃ強引に進めはるな!

みんなの反応、お構いなしか!)

 

(ラクが入室)

ラク:「失礼します」

人事:「こちらはラクさんです。

弊社の新しい取り組みである『新人リーダー育成プログラム』の

特別アドバイザーとして参加していただきます」

 

全員:「……??」

ユカ:「…あの、失礼ですが

…お若いですね?」

 

ツトム:「若いっていうか…」

 

マナミ:「子供じゃないですか」

 

人事:「はい。

ラクさんは海外の教育機関との提携により、

観察の分野で特別な研究をされている方です。

年齢に関係なく、非常に高い専門性をお持ちです」

 

ツトム:「おいおい、

これはドッキリか何かか?

色々忙しいんだが」

 

マナミ:「具体的にどの国の、

どちらの機関でしょうか?」

 

人事:「申し訳ありませんが、契約上詳細はお話しできません。

でも、皆さんの業務改善に

大きく貢献してくださるでしょう」

 

ツトム:「し…しかし、いくらなんでも…」

 

(トクコ:海外の専門機関?

観察の分野??

こ…この子は、いったい…?

それにしても…

あぁ…

雰囲気が最悪になってきた…

どうしよう…)

 

マナミ:「あの、その前に…

タクトさんは、もうお戻りにならないのでしょうか?」

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