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「会社が言っているから」は通用しない!カギは部下への配慮と「説明責任」

2025 12/02
部下との関係に疲れた
2025年12月1日2025年12月2日

こんにちは!ラクです。

Q「会社の方針」について、
部下にキチンと説明する
必要はあるのか?

今回はこの点について
掘り下げていきます。

ただ、今回のブログは、
前回の続きです!

前回のブログはこちら!

テーマは、
カンタンに言ってしまうと、

会社の方針を、
部下に伝えるときには

ちゃんと、説明しないと
いけないことが
ある

…ということです。

今回のブログで取り上げているのは
「現場への配慮」です。

そもそも、
会社の方針を伝えるときなんて、

 

大抵は組織的に
イヤな方針転換だったり、

大きな変化を
求められるときです。

 

なので…

チームから
反発があることなんて、
当たり前
なんですよね💦

そのような中で、
どのように部下に伝えるのが、
望ましいのか?

もし前回ブログを
読んでいない方は、
ぜひ以下リンクからご覧ください!

前回のブログはこちら!

今回も、いつも通り
ラク・トクコ・バウの3人も
一緒にお話ししていきます!

▶3人の紹介はこちら

目次

前回の内容と、今回のポイント

前回の内容を、
カンタンにおさらいします。

  • 営業とCS(カスタマーサービス)の役割分担の話。
  • 営業は売るのが仕事。
  • 営業がやっているCSっぽい仕事を、今後どうするか?
  • これは会社の方針である。
  • 「営業がやってくれてラッキー」という考えは捨てる。
  • 営業と協力しながら顧客にとって良い対応を考える。
  • 例外的に引き受ける場合は条件つきで。

ここで、

ちょっとした質問を
投げかけてみます。

会社は実際、どういう方針を示したのか?

会社は、何か具体的な指示まで出したのか?

バウ

うーむ…どういうことだ?

トクコ

どういう方針が示されたか… 具体的な指示があったか…

ラク

「会社の方針」をチームに伝えるうえで、考えるべきポイントですね

バウ

なんか抽象的すぎて分かんねえ…

 

なぜこれらを
考えることが大切か

  

それについて、
お話ししていきたいと思います。

実際に起きていたこと

会社の方針の「意図」としては、
次のようなものでした。

  • 「営業は新規サービスの売上を伸ばせ」
  • 「CSは効率的に顧客をサポートせよ」
  • 「原則として、売った後はCSが担当」

つまり、
会社は以下のことは
言っていません。

  • どの業務を引き継ぐか、どの業務を断るか
  • どうやって移行するか
  • 例外をどう扱うか
  • 営業とCSの具体的な業務分担

よって

「会社の方針」は、

自分(管理職)の

解釈と判断による

調整が
求められる

…ということが言えます。

つまり、
こんな感じです。

具体例で考える

たとえば営業から

「顧客Aについて、毎日のシステムチェックを引き継いでほしい」

…と言われました、

それに対して、
「会社の方針」は
あるのでしょうか?

会社の方針は?
  • 具体的には無い
  • 例えば「CSは効率的にサポートせよ」といった、抽象的な指示のみ

では、

この状況で、自分(上司)は
上司としてどう動くべきか?

そこを考える必要があります。

つまり、

以下のようなことは、
自分の判断・解釈になります。

自分の判断・解釈に委ねられるもの
  • 毎日のシステムチェックは非効率だから引き継がない
  • CSのリソースでは対応できない
  • そもそもそれはCSの仕事ではない

このように、
ちゃんと判断・解釈をせず、
「会社の方針」と言うと、
どのようになるでしょうか?

「マネージャーによる判断・解釈が
無い場合」👇

STEP
会社の方針

営業は新規事業に注力!

STEP
営業マネージャーの考え

「ではCSに業務を引き継ごう」と考える

STEP
自分の考え

「それはCSの範囲外だから」と言って断る
その理由は、「それは会社の方針だから」

バウ

なんか何も考えてねぇマネージャーに見えるな

ラク

ちょっと残念ですよね

なぜこれが「会社のせい」ではないのか

「それは会社の方針だから」

そう…

それは確かに正しいんです。

しかし、

それだけで帰結すると、
まるで「会社のせい」のように
聞こえるだけで、

現場は困ってしまいます。

そもそも、

会社の方針に対して、
複数の解釈が可能です。

たとえば、
以下のようなものが
考えられます。

A.「断る」方向
  • 非効率な業務は一切引き受けない
  • 営業がやっていたことはすべて断る
B.段階を分ける
  • 非効率な業務は、効率化してから引き受ける
  • 移行期間を設けて段階的に対応
C.条件付き
  • 一部の重要顧客には例外的に対応
  • 他の顧客には自動化ツールを提供

どれを選ぶかは、
マネージャーの

判断です。

会社は決して
「絶対xxxがダメ」など
言っているわけではありません。

会社が例えば、
「効率的にやれ」と言っていて、

それを基に
「引き継がない」という
決断をするのなら、

それはもう自分の、
マネージャーとしての
判断
ということです。

  • ✅ 会社の方針:
    「営業は新規獲得に注力」「CSは効率的にサポート」
  • ❌ 会社の方針ではない:
    「この特定の引き継ぎ要請を断る」← これはあなたの判断

つまり、

抽象的な方針を、
具体的な行動に
落とし込み、

複数の選択肢から、

特定の方法を選ぶ

その影響を

受けるのは、
自分(上司)の
チーム

トクコ

だからこそ、「会社の判断」だけを伝え、他に何もしないのは、上司としては良くないと…

ラク

そういうことです。「会社の方針」「会社のせい」だけで終わるのは、良くないですね

上司に聞かれたら?

もしあなたの上司が
「なぜこの引き継ぎを断ったのか?」
と聞いたら、
あなたは何と答えますか?

❌ 悪い答え: 「会社の方針なので」 → 上司:「誰がそう決めたの?いつ?どの会議で?」 → あなた:「…」

✅ 良い答え: 「会社の『効率的なサポート』という方針を踏まえて、私は〇〇〇の理由でこの引き継ぎは適切でないと判断しました:

マネージャーの本質

もう一度おさらいすると…

これについて、
マネージャーが
居る場合と居ない場合を
考えてみる
と、
分かりやすいです。

マネージャーがいない場合
  • チームメンバーは「効率的にサポートせよ」と言われても、何をすればいいか分からない
  • 個別の判断ができない
  • 組織が機能しない
マネージャーがいる場合
  • 抽象的な方針を具体的な行動に翻訳する
  • 個別の状況に応じて判断する
  • その判断について説明責任を持つ

私のメールの問題点

もう一度私のメールの
ポイントを見てみます。

  • 営業とCSの役割分担の話。
  • 営業は売るのが仕事。
  • 営業がやっているCSっぽい仕事を、今後どうするか?
  • これは会社の方針である。
  • 「営業がやってくれてラッキー」という考えは捨てる。
  • 営業と協力しながら顧客にとって良い対応を考える。
  • 例外的に引き受ける場合は条件つきで。
バウ

一応、提案はしてるがな

トクコ

でも、「良い方法」と言われても、ちょっと抽象的かなぁ💦

ラク

そうですね…お恥ずかしい💦

このメールの問題点

  1. 自分の判断であることを認めていない
    • 実際には、あなたが「引き継がない」と判断した
    • でも、その判断の責任を会社に転嫁している
  2. 説明責任を放棄している
    • なぜその判断をしたのか、説明していない
    • 代替案を十分に検討していない
    • 影響を受ける人々(営業、顧客、チーム)への配慮が見られない
  3. 対話の余地を閉ざしている
    • 「会社の方針」と言われると、議論できない
    • 改善提案ができない
    • チームメンバーは無力感を感じる

今回のまとめ

では今回のブログのテーマに
再度立ち返ってみましょう。

「会社の方針」について、部下に説明する必要はあるか?

ある!

なぜなら…

  1. 会社の方針は一般論、あなたの判断は個別具体的
  2. 実行方法の選択肢は複数あり、あなたが選んだ
  3. その選択の影響を直接受けるのは、あなたのチームと関係者

…ということですね。

方針自体はたいてい抽象的なので、
いかにそれを具体化するかが、
現場にとってはたいせつですね。

「会社の方針です」は、
説明の始まりであって、
終わりではない!

優れたマネージャーは:

  • 会社の方針を理解する
  • それを自分のチームの文脈で解釈する
  • 具体的な実行方法を判断する
  • その判断を自分の言葉で説明する
  • 結果に責任を持つ
バウ

粋じゃねぇか!これぞリーダーシップってカンジだな!

トクコ

うんうん。いつかそういうことが出来るようになりたいなぁ

ラク

次回は、「ではどのように部下に伝えればいいか?」という、より具体的なコミュニケーションについてお話ししていきます!

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ラク
外資系サラリーマンブロガー
【プロフィール】
グローバル最大手企業にて28歳から管理職として約10年のキャリアを積む。欧米・アジア200名超の組織におけるSCMオペレーション統括を担当し、年収1,500万円台を実現するも、連日15時間に及ぶ激務により心身の限界を経験し転職。現代のミドル世代管理職が直面する「成功の代償」と「持続可能なキャリア」の狭間で格闘した実体験をもとに、同世代の皆様と共に新たな働き方を模索している。

【保有資格・経歴】
TOEIC 940点、英検1級
ビジネス実務法務2級、通関士
海事関連書籍執筆
海外駐在経験:英国4年、オランダ2年

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