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40代の働き方と生き方、ラクしてトクする答えはここに
ラクとトクコのいる職場
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  2. ~エピソード6~無理もない

~エピソード6~無理もない

(その日の夜、トクコの自宅)

(トクコ:…なんか…

色々あったな、今日は。

…

あの子供と

妙な会話ばかり…

 

今見えているものだけが正しい…

…

見えたものを疑いすぎた…

あなたは“見えたものを信じる”…

でも、

僕は“見えたものを疑いすぎた”。

…

見えたものを信じる…

見えたものを疑う…)

(トクコ:そんなこと…

正直、考えたことも無かったな。

…

つまりそれは、

何の疑いもなく、

信じてたということになるのかな。

 

しかし、あの子…

まるで、私より長く生きてきたみたいな…

 

いやいや

どう見ても子供やろ

…

私は子供に踊らされてるのか…!?

な…なんかモヤモヤするなぁ…

どうすればいいんやろ…

 

こ…こうなったら…)

…

 

トクコ:「はーちゃん!

…

なんか…

 

…なんか道具出して!」

はーちゃん:「な…なんか道具って…

出ちゃったらどうするんだよ」

 

トクコ:「え!?出るん??

(ワクワク)」

 

はーちゃん:「もーしょうがないなぁー

…

って…出るわけないでしょ💦

 

しばらくは『21世紀の植物』で通すよ。

 

…じゃないと、キャラ崩壊だよ」

 

トクコ:「キャラ維持『おつ』やなぁ。

エモいなぁ。」

 

はーちゃん:「……エモいのか、これ…

…

あ、

ドラエモイってか?」

 

トクコ:「なんか言った?」

はーちゃん:「……うっ!

き…聞き返さないで…」

 

トクコ:「キャラ維持どころか、

別方面に行こうとしてるけど、大丈夫?」

 

はーちゃん:「…き…気を付けます…

  

で…ほ、本題は…??」

 

トクコ:「あのさ…

例の『ラク』って子供に…

 

あなたは“見えたものを信じる”。

でも、

僕は“見えたものを疑いすぎた”。

 

…って言われてんけど…

これって、どういう意味やと思う?」

 

はーちゃん:「え?

うーん、なんだか難しい話だなぁ…」

トクコ:「ねぇ…」

 

はーちゃん:「見えるって、なんだろうね」

 

トクコ:「そりゃ…

目に見えてるものでしょ」

はーちゃん:「…でもねぇトクコ、

人間の脳は、毎秒1100万個もの情報を受ける。(※1)

そのすべてに対して、

注意を向けられてると思う?」

 

トクコ:「1100万個…!

そ、そんなに?」

 

はーちゃん:「もちろんそれは、

視覚によるものだけじゃない。

 

でも…あ…そうだ。

他の植物に聞いたんだけど、

面白い実験の話。

ちょっと調べてみて。

 

その動画で、

白い服を着ている人たちが、

何回ボールをパスしているか、

数えてみてくれる?」

 

トクコ:「え…と…

 

これかな…

 

1分ちょっとの動画やね。

…はいはい、

白い服の人たちの、パスの回数ね…」

 

はーちゃん:「どうだった?」

 

トクコ:「な、な、

なんだこれは…」

はーちゃん:「もし…

トクコが自分の観察力を過信して、

『私は見えてる』って思ったら…

同じように見過ごしてることも、あるかもね」

 

トクコ:「ぐっ…

こ、これが…

ラクって子が言いたかったこと…?」

 

はーちゃん:「さぁ…

でも、こういうこともあるんだなぁって」

 

トクコ:「な、なるほど…」

 

はーちゃん:「何か思い当たること、ある?」 

 

トクコ:「そうやね…

前の職場で仕事に追われて、

自分に余裕が無かったとき…

 

ある後輩の子の様子を見ていて、

“この子は仕事に慣れていない。

緊張している。

孤立している。疲れている“…って、思ったことがある。

…でも、

誤解だった。」

 

はーちゃん:「…そう思うきっかけは、あったの?」

 

トクコ:「あったよ。

 

その人、その日の朝は30分遅刻して出社して、

コピー機の前でうつむいて立ち止まってて、

電話対応時、左手でペンをずっと回してて、

…あと、昼休みも一人で弁当を食べて、

よく肩を回す動作もしてて、

帰りも、ずっとエレベーターで下を向いてて…」

  

はーちゃん:「なるほどね…」

トクコ:「でも、

後になって分かったのが…

 

当日は電車が遅延してて、

コピー機は故障中で張り紙貼ってて、

その子は暇なときペンを良く回してて、

読書が趣味だから昼は一人が良くて、

肩回しはストレッチで、

うつむいてたのは、靴の汚れが気になっていたから

…

…なんだって…」

 

はーちゃん:「…本人に確認したんだね💦」

 

トクコ:「まぁ、…ね。

当時は…私も忙しかった。

きっと瞬間的な観察を、

全体像と勘違いしてた…

…

今なら、そう思える…

…かなぁ…」

はーちゃん:「でもそれは確かに、

見えたものを信じる…

見えたものを疑う

 

…っていう話に一致するね」

 

トクコ:「そう…かもね。

私はただ…

もし困っているのなら、

…

助けたかっただけ…

…

…なんだけ…ど…

…

なんか…

申し訳なかった…

かなぁ…」

はーちゃん:「…ちょっと横になったら?」

 

トクコ:「…らいしょー……ふ…」

はーちゃん:「…いや、

もう、寝たら?」

  

トクコ:「…じゃあ…

…

ちょっと

‥だけ…」

(はーちゃん:…

さすがに疲れたか💦

 

無理もない。

 

まだ転職2日目…

 

慣れないことばっかりで…

 

 

 

 

 

(はーちゃん:トクコ…

 

(はーちゃん:トクコ…

…

私は、見てるよ…

 

君が見る世界は、

 

ときに冷たく、

ときに残酷で…

 

でも…

 

だから――…

 

明日、ちょっとでもいい。

 

きみの “眼” に、

あたたかいものが映りますように…

※1:観察力を磨く 名画読解 (早川書房) エイミー E ハーマン (著), 岡本 由香子 (翻訳) p83より

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