こんにちは、ラクです。
「上司だったら、もっとチームのこと考えてください」
そんな言葉に似た言葉を、
部下から投げかけられたこと、
ありませんか?
しかも、チーム全員の前で…
ラク私は若い頃、言われたことあるのですが…正直、ものすごく腹立たしかったですね



「お前に何が分かる!」って言いたくなるよねぇ
今回も、いつも通り
ラク・トクコ・バウの3人も
一緒にお話ししていきます!
令和のミドル管理職は、本当に逃げ場がない


今のミドル管理職って、本当に大変です。
上からは…
- 「成果を出せ」
- 「効率化しろ」
- 「でも人は増やせない」
と言われ、下からは
- 「もっと配慮してほしい」
- 「多様性を尊重して」
- 「ワークライフバランスを」
…と言われる。
板挟みというか、
上下左右からプレスされている感じ…
一体、
どうすりゃいいんだよ



ホントそうだろ



逃げ場がないなぁ



私もそう思います
ぜひ、ちょっと一緒に
考えてみましょう。
なぜ部下は私達を攻撃するのか


まず、こんなケースを考えてみましょう。
ある日のチームミーティング中、部下から「これだけ毎日皆が大変なのに、どうして課長は何もしてくれないんですか!?」と、皆の前で言われた。
さて…
ここで一旦考えてみましょう。
なぜこの部下は、
わざわざ皆の前でこんなことを
言ったのか…
パターン1: 追い詰められている


一つ目の可能性は、
本当にギリギリまで
追い詰められているケース。
残業続き、休日出勤、
プライベートの時間はほぼゼロ…
そんな状況が続くと、
人は冷静な判断ができなくなります。
心理学では「トンネル視野」と
呼ばれる状態です。
ストレスが
極限に達すると、
視野が狭くなり、
物事を単純化して
考えてしまう
「この状況 = 上司のせい」という
単純な図式に、
思考が収束してしまうんですね。
パターン2: チームの代弁者として


二つ目は、
「皆も同じことを思っている」
そう感じて、代表して言っている
…そんなケースです。
休憩室での愚痴などを聞いて
「本当、あの人って
何も分かってないよね」という声…
そういったものがが積み重なると、
「誰かが言わなきゃ」という
使命感が生まれることがあります。
発言した本人は
「正義の味方」の
つもりだったりする
パターン3: 注目と共感が欲しい


三つ目は、少し複雑です。
注目されたい、共感されたい
そんな欲求が背景にあるケース。
「私たちは被害者」で、
「上司は加害者」という構図を作る。
そうすることでチーム内での
自分の立ち位置を確保しようとしている。



なんかイヤな感じやなぁ



なんだ?保身か?これは



これは、どちらかと言うと承認欲求の表れだと思います。
知っておきたいこと


今、若い頃を振り返ってみて、
以下のようなことが言えます。
どのパターンで
あっても、
別に自分が
「悪い上司」とは
限らない
もちろん、改善すべき点は
あるかもしれません。
でも、部下の発言自体が
「管理能力の全否定」を
意味するわけではないはず。
むしろ、
組織の構造的な問題が、
自分と部下の間の対立として
表面化しているだけかも。
「犯人捜し本能」という罠


名著『ファクトフルネス』では、
「犯人捜し本能」という概念が
紹介されています。(p261~)
簡単に言うと、
人は物事が
うまくいかないとき、
誰か特定の
人のせいに
したがる
同書では
飛行機事故の例が出てきます。
たとえば、
パイロットが居眠り運転で
事故を起こしたとします。
「パイロットが悪い」で、
話を終わらせるのは簡単です。
でも、本当にそれだけでしょうか?
- 労働時間の管理体制は適切だったか?
- 健康チェックのシステムはあったか?
- 機体の警告システムは機能していたか?
- 副操縦士はなぜ気づかなかったか?



うーん…



複雑だな



掘り下げて考えていくと、一人のせいにはできないことが分かりますね
私たちのチームも同じ


部下が
「課長のせいで大変」と言うとき、
実際の問題はもっと
複雑なはずです。
- 会社の事業戦略の問題
- 人員配置の問題
- 業界全体の競争激化
- システムやツールの不備
- 顧客側の無理な要求
などなど。
あなた一人が
どうこうできる範囲を、
とっくに超えているかも。
でも、言ってはいけないこと


ここで、
多くの管理職がやってしまう
失敗があります。
それは、正論をそのまま伝えてしまうことです。
これ、
言いたくなる気持ち、
めちゃくちゃ分かります。
だって、
本当にそうなんですから。
でも…
部下がこれを聞いたら
どう思うでしょうか?
- 「は? 責任逃れ?」
- 「結局、何もしてくれないってこと?」
- 「頼りない…」
そう、
正論は
正しくても…
人の心には
響かない
特に、
疲弊している人には!



疲れている人には、正論は届かないか…



そりゃあまぁ、そうだろよ
正論の前に必要なもの


じゃあ、どうすればいいのか?
ここで、アメリカの社会心理学者ロバート・B・チャルディーニ氏の研究を活用します。
チャルディーニ氏によると、人が誰かに好意を抱く理由は、主に以下の3つだそうです。
1. 自分を褒めてくれる(承認)


これは単純な
「褒める」だけでなく、
「あなたの努力を見ています」
「大変なの、分かっています」
…そんな「承認」も含まれます。
2. 自分に似ている(類似性)


価値観、趣味、経験…
そして、
「同じ気持ち」を
持っているかどうか。
「この人も、自分と同じように困っているんだ」
…そう思ってもらえると、
心の距離が縮まります。
3. 同じゴールを目指す仲間(共通目的)


「私たち vs 上司」
ではなく…
「私たち(上司も含む) vs 問題」
という構図を作れると、
チームは一つになれます。
これを実践に落とし込むと?


この
「承認」「類似性」「共通目的」
という3つの要素を使って、
部下への返答を組み立てます。
- まず労い(褒め)、「気持ちは同じ(類似)」ということを伝える
- 会社のスタンスも正直に伝える
- 同じゴールのため、何ができるかを一緒に考える(共通目的)
実践―どう切り返すか


それでは、具体的に見ていきましょう。
ある日のチームミーティング中、部下から「これだけ毎日皆が大変なのに、どうして課長は何もしてくれないんですか!?」と、皆の前で言われた。
ステップ1:心で深呼吸
まず、カッとならないこと。
つい、イライラと
してしまうんですけどね
それも当然で、
攻撃されると、
人は本能的に反撃したく
なるものです。
でも…
ここで感情的になったら負け。


心の中で「3秒」数えましょう。
それだけで、冷静さを取り戻せます。
ステップ2: 承認と共感を示す
「○○さん、何とかしたいと思っているのは、私も同じです。チームの皆さんが大変だということは、私も良く分かっています。」


ここでのポイント:
- 名前を呼ぶ
- 「私も同じ気持ち」と伝える
- 「大変だ」という事実を認める
このフレーズで、
ず「あなたたちの味方です」という
メッセージを送ります。
ステップ3: 現実も正直に伝える
「ただ、正直に言うと、会社全体の方針もあります。残念ながら、私一人の判断だけではどうにもならない部分もあります」


ここでのポイント:
- 「正直に言うと」という前置き
- 「残念ながら」という感情の表現
- 言い訳っぽくならない程度に短く
ステップ4: 協力を求める
「だからこそ、皆さんのお知恵を借りたいんです。どうすれば今の状況を少しでも改善できるか、ご意見をいただけませんか? もちろん、私も会社に働きかける方法を考えます」


ここでのポイント:
- 「お知恵を借りたい」(部下を頼りに)
- 「少しでも」(完璧は目指さない)
- 「私もxxxします」(一緒に戦う姿勢)
全体を通して見ると
あなた自身のメンタルケアについて


ここまで、
「どう対応するか」を書いてきました。
でも、正直に言うと、
以下が私の気持ちでした。
部下から公の場で
批判されるのは、
そこそこ
傷ついた…
自分は上司失格なのか?
もう誰も自分のことを
信頼していないのか?
管理職、向いてないのか…?
まぁそんな風には思いましたねw


そして、
「メンタル強くないと」とか、
「こんなことで落ち込んじゃダメ」
とか…
そんな風に
自分を戒めたくなります。
もしも今、あなたが同じなら、
私があなたに贈りたいコトバは、
以下です。
傷つくのは、
あなたが真剣に
仕事に
向き合っている
証拠だ



どうでもいいって思ってるなら、傷つかないよね。ちゃんと真面目に考えてるから、批判が刺さっちゃうと言うか…



マジメにやりすぎない方がいいんじゃね?



私も10年管理職をやってきて…バウさんのようにやっと思えるようになってきましたね


あなたは、きっと
本気でチームのことを考えている。
それだけで、十分。
だから、
それ以上は悩み過ぎないで。
どうしても辛いときは、
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