こんにちは!ラクです
日本に来た外国人のお客さんや社内関係者と、ビジネス会食や飲み会がある!せっかくだから、「日本について話せる雑談ネタ」を持っておきたい!🎌
…そんな風に思いませんか?

せやねぇ。なんかいいカンジの「日本についての話題」を提供できないと、せっかく来てもらったのにって思うやんね



そうですね。海外から来られた時にやっぱり「自分って、日本のことあまり知らないなぁ」って思いますよね。
ただ、あまりにも専門的すぎると、相手もついてこれなくなるし、自分も覚えるのが大変ですよね。
そこで…
…を、まとめてみました!
もちろん、外国人が喜んでくれるかな~と、そういった観点から考えています。
そしてそのネタを、なるべくカンタンな英会話にしてご紹介していきます~🔤
前回のテーマは日本の納豆でした。
そして今回は「日本のお茶」の話です!



お茶は大好き!小さいころから良く飲んでた!



お茶は、日本人も普段からよく飲むものですが、より知ることで改めてその魅力が分かりますね


お茶関連の英語表現
●茶園 (Tea farming land)
●僧侶 (Monk)
●リーフ茶(茶葉) (Leaf tea)
●緑茶飲料(Bottled tea)
●発酵(Ferment)
●酵素(Enzyme)
●カテキン(Catechin)
●細菌(Germs)
●虫歯(Cavity)
●口臭 (Bad breath)
●茎(Stem)
●葉脈 (Vein)
●葉緑素 (Chlorophyll)
お茶の産地と静岡の歴史
The famous places for tea production in Japan are Shizuoka, Kagoshima, and Mie. These three areas make up about 70% of all the tea farming land in Japan.
日本のお茶の生産地で有名なところは、静岡県、鹿児島県、三重県です。この3つの県で全国の栽培面積の約7割を占めています。
以下の表から、日本の主要なお茶生産地が、静岡、鹿児島、三重、京都、福岡の5つの県であることが分かりますね。


特に静岡県と鹿児島県は、栽培面積と生産量ともに大きく、日本のお茶産業の中心地となっているようです。
また、各県ごとに生産される茶葉の種類や特徴にも違いがありますね。
The reason why tea production is popular in Shizuoka is because about 700 to 800 years ago, a monk brought tea seeds from China and started growing them.
静岡でお茶の生産が盛んな理由は、今から約700年~約800年前(鎌倉時代)に、中国から僧侶がお茶の種を持ち帰り栽培を始めたことからです。
Shizuoka’s warm and rainy weather is good for growing tea, and being close to the capital helped increase production.
静岡の温暖多雨の気候が栽培に適し、首都圏に近い地理的条件が有利だったため、生産量が増えました。
出典元:静岡茶の特徴と歴史について|日本の三大銘茶 | CHANOYU (e-cha.co.jp)


お茶の生産と消費の最新動向
The area of tea farms in Japan is slowly getting smaller, but the production is staying around 80,000 tons.
日本のお茶の栽培面積はゆっくりと減少していますが、生産量は約8万トンで推移しています。


People are drinking less leaf tea, but more bottled green tea.
リーフ茶(茶葉によるお茶)の消費は減少していますが、緑茶飲料の消費は増えてきています。





確かに…お茶ってなんかランチのときとかも、普通にボトルのやつは飲むな…



でも茶葉から緑茶を飲むことは、以前に比べると少なくなったかもしれませんね
Because of the popularity of Japanese food and a growing focus on health, the export of Japanese tea has increased by about 2.5 times over the past 10 years. The U.S. buys about 39% of it.
日本食ブームや健康志向の高まりにより、過去10年間で日本茶の輸出量は約2.5倍に増加しました。特に、アメリカが輸出量の約39%を占めているんです。


発酵によるお茶の種類の違い
Tea is divided into three main types based on how much it is fermented.
お茶は、発酵の度合いによって大きく3つに分類されます。
Fully fermented tea is called black tea, partially fermented tea is oolong tea, and tea that is not fermented is green tea.
完全に発酵させたものは紅茶、部分的に発酵させたものはウーロン茶、そして発酵させないものが緑茶です。


When making green tea, the leaves are heated after picking to stop the enzymes from working. This gives the tea a fresh and light flavor.
緑茶を作る際には、摘み取った後に加熱して酵素の働きを止めるため、結果的にさわやかな味わいになる
ちなみに、「麦茶」はお茶の葉を使っていません。
大麦を火にかけて、水気がなくなるまで熱した大麦の種を、水やお湯に浸してつくったものだそうです。



どうも麦茶は、「お茶」のカテゴリーからは外れるようですね



そうなんや!知らなかった…💦
(このコラムのここまでの出典元:485728_a751696626a44cb9afc6f689a16df81f.pdf (zencharen.info))
この分類を図にすると、以下のようになるそうです。


(この表は、以下文献p172を基に作成)


お茶の主要成分と健康効果
Tea has three main ingredients: catechin, caffeine, and theanine. Theanine is a type of amino acid.
お茶にはカテキン、カフェイン、テアニンの3つの主要成分が含まれています。テアニンは、アミノ酸の一種です。
Catechin helps kill germs and is good for preventing cavities and bad breath.
カテキンは殺菌作用があり、虫歯予防や口臭防止に効果的です。
Caffeine helps you stay awake and can improve your focus and physical performance.
カフェインは眠気を防いで知的作業能力を向上させたり運動能力を向上させたりする効果があります
Theanine is a special amino acid found in tea, and it helps calm your body and mind after the caffeine makes you more active.
テアニンという成分はお茶特有のアミノ酸で、カフェインで活発になった体や気持ちを落ち着かせる作用があります
カテキンに殺菌作用があり、カフェインは頭や体をシャキッとさせ、テアニンにはそのカフェインを落ち着かせる効果がある…
なんだかもう奇跡の組み合わせのようにすら思えますね(笑)
(このコラムの情報出典元:485728_a751696626a44cb9afc6f689a16df81f.pdf (zencharen.info))
抹茶について



なんか「Green Tea」は「緑茶」なんやろうけど、「抹茶は何が違うの?」っていう説明が出来ればいいなぁ



そうですね。海外では混合されている感じもしますからね
Matcha is made by growing the tea leaves in the shade for a few weeks before picking them by hand. After that, the stems and veins of the leaves are carefully removed by hand.
抹茶は、数週間前から茶葉を遮光して育て、手摘みで収穫されます。さらに、葉の茎や葉脈を手作業で取り除きます


It takes a lot of time and effort to do this by hand, but it helps increase the amino acids and chlorophyll, making matcha bright green and sweeter in taste.
手作業に多くの時間と労力がかかりますが、これによりアミノ酸や葉緑素が増えて、色鮮やかで甘みのある抹茶ができるんです。
出典元:【高いのには理由がある】なぜ抹茶は他のお茶よりも高いのか? – お茶部.com (ochabu.com)
ちなみに、玉露や抹茶など「高級茶」を生産するために、茶園に黒いシートなどをかぶせる栽培方法を取り、太陽の光を浴びさせないようにする手法を採ることもあるようです。
シートで覆うかそうでないかだけで、直ちに品質の優劣は決まらないようですが、茶葉の色に関しては以下のように明らかな違いが出るようですね。


まとめ
日本のお茶は、静岡や鹿児島を中心とした地域で長い歴史と共に発展し、現在も高品質なお茶が生産されています。
近年、リーフ茶の消費は減少していますが、緑茶飲料の人気が高まっており、輸出量も増加しているようですね。
お茶には、カテキン、カフェイン、テアニンの3つの成分が含まれ、健康にも良い影響を与えます。
特に抹茶や玉露などの高級茶は、特別な栽培方法と手作業によって作られ、その手間が品質の高さに反映されているようです。
日本のお茶の魅力を伝えることで、海外ゲストとの会話やもてなしも一層深まることを願っています✨




英会話ランキング