エピソード1~朝のカフェで~

男性A:「なぁ、このプロジェクトの全容、前に教えたよな?」

 

男性B:「すみません、しかし…他の人たちも分かってないみたいで…」

 

男性A:「これくらい普通1回言われたら分かるでしょ?」

 

男性B:「すみません…」

 

(トクコ:朝から…やってんなぁ…

なんか新しい会社行く初日から、イヤな光景やな…)

 

男性A:「さんざん時間かけて説明したのに、また説明しなきゃいけないワケ?」

 

男性B:「すみません…」

 

男性A:「はぁ…オレは理解にこんな時間かからないけどなぁ…」

 

男性B:「………」

 

トクコ:「…………」

(トクコ:

責めている方の男性…赤い服…

袖をまくっている…

肘をついて話す…

上半身が少し斜め…

股が少し開いている…

Lサイズの飲み物…

 

…ここから分かるのは…

粘着質、

自信過剰、

関心の低さ

 

この言い争い、おそらく原因は…)

「あの」

 

男性A:「は?」

男性B:「は?」

 

???:「それ、例の小型犬対象にしたササミ風味フードの件ですよね?」

 

男性A:「あ、あなたは!」

男性B:「ラクさん!」

ラク:「ちょっと、こういう公共の場所で話されると、困りますね…」

男性A:「す…すみません…」

 

ラク:「あと…申し上げにくいのですが、今の話を論理的に考えると、

『他の人も分かっていない』なら、説明に問題がありそうです。

例えば『本人の理解度を試す』っていうことも、

話の合間にやってみるといいと思いますよ。

こんな風に…」

 

男性A:「わ…分かりました!ありがとうございます!

お、おい、いくぞ!」

 

男性B:「は、はい!」

 

 

(トクコ:子供…が、場を収めた…??)

上部へスクロール