男性A:「なぁ、このプロジェクトの全容、前に教えたよな?」
男性B:「すみません、しかし…他の人たちも分かってないみたいで…」
男性A:「これくらい普通1回言われたら分かるでしょ?」
男性B:「すみません…」
(トクコ:朝から…やってんなぁ…
なんか新しい会社行く初日から、イヤな光景やな…)
男性A:「さんざん時間かけて説明したのに、また説明しなきゃいけないワケ?」
男性B:「すみません…」
男性A:「はぁ…オレは理解にこんな時間かからないけどなぁ…」
男性B:「………」
トクコ:「…………」
(トクコ:
責めている方の男性…赤い服…
袖をまくっている…
肘をついて話す…
上半身が少し斜め…
股が少し開いている…
Lサイズの飲み物…
…ここから分かるのは…
粘着質、
自信過剰、
関心の低さ…
この言い争い、おそらく原因は…)
「あの」
男性A:「は?」
男性B:「は?」
???:「それ、例の小型犬対象にしたササミ風味フードの件ですよね?」
男性A:「あ、あなたは!」
男性B:「ラクさん!」
ラク:「ちょっと、こういう公共の場所で話されると、困りますね…」
男性A:「す…すみません…」
ラク:「あと…申し上げにくいのですが、今の話を論理的に考えると、
『他の人も分かっていない』なら、説明に問題がありそうです。
例えば『本人の理解度を試す』っていうことも、
話の合間にやってみるといいと思いますよ。
こんな風に…」
男性A:「わ…分かりました!ありがとうございます!
お、おい、いくぞ!」
男性B:「は、はい!」
(トクコ:子供…が、場を収めた…??)