こんにちは!ラクです。
部下や同僚がやる仕事に対して…
「うーーーん…そうじゃ…無いんだよなぁ…」
そんな風に思うことありませんか?
うーーーん…ある…けど、切り出しにくいやんねぇ
「それ、やっちゃうのかよ」みたいなやつな(笑)
たとえば、お客さんに送るメールの内容だったり。
資料作成だったり、報告書だったり。
「センス、無いよね」…って言いたいとき。
でも、ストレートに言ってしまうと相手は絶対カチンと来ますよね(笑)
このブログを読んでいただくことで…これまでの対応がビミョーだったことが分かります!
実際にあったケース
実際に私が経験したケースは、こちら。
顧客からクレームのメールがあった。どうやらうちの会社の担当者から送ったメールの説明について「訳が分からない」と、お怒りの様子。でもその自社の担当者は「ちゃんと電話で説明しました」と言っている。
まぁ電話をして説明をするのは良いんですけどね。
結局顧客は説明を理解してくれていないってケースですね。
さらにセンスが無いなと思うのは、こういうメールが来ても
また電話で説明しようとする、悲しい我が社の担当者…💦
結局また「説明しました!」「聞いてません!」の水掛け論が起こりかねませんよね。
こういうセンスの無い社員は、残念ながらもうどの会社にでもいるのではないでしょうか?
そこで今回の問題は、職場で以下を当人に伝えるべきかどうかってことですね
ぎゃーー!これは、ちょっと難しくない?
ただ、避けてばかりいても、同じ問題を繰り返してしまいますからね…
なぜ、他人を変えたいと思うのか?
人間誰でも、自分の至らない所よりも、他人の至らない所はよく気づくものです。
他人のエラーや短所を指摘する方が、自分自身の失敗を認めるより簡単で楽しいんですよね(笑)
また、人は「自分の信念や行動が正しい」という思い込みを強く持ち、これを疑うことを避ける傾向があります。
この思い込みによって、他人の行動や考え方が自分の期待や基準に合わないときに、それを「正してやりたい」と考えるのです。
「あの人、もうちょっと根回しがうまかったらなぁ」…
「あの人、もうちょっと論理的に話すことができたら」…
そういうことは、良く気づくんですよね~
私自身の例も出すと、私はあまり「色々な人とネットワーキングをする」ことが、得意ではありません。
得意ではないので、好きでもないんですよねw
なので、上司から時々「もう少し色々な人と積極的に関わりなさい」と言われていました。
でも、それでも全く気乗りしないんですよね~💦
気乗りしないどころか、以下のようにすら思うワケです。
ダメな対応例
先ほどのケーススタディを、もう一度見てみます。
顧客からクレームのメールがあった。どうやらうちの会社の担当者から送ったメールの説明について「訳が分からない」と、お怒りの様子。でもその担当者は「ちゃんと電話で説明しました」と言っている。
この担当者に、以下のように伝えたらどうなりそうでしょうか…?
まぁ正論っちゃ正論だが…
正論って、なんでこうもイヤに聞こえてしまうもんなんやろね💦
指摘する側の心情としては、「親切で説明してあげようと思った」と思うでしょう。
しかし相手の立場からは全く逆に見えています。
「この人は私に勝とうとしている」と思うんです。
正論はそれが主観的なモノであっても客観的なモノであっても…
それを主張している人の武器にしか過ぎません。
何のための武器かというと、相手を説き伏せるため…
つまり勝つための「正論の剣」なんです。
オススメの伝え方(3ステップ)
そこで、大事な3ステップはこちら!
①共感し、②「事実」を踏まえ、③相手に考えさせる!
「正論の剣」は相手を威嚇し、反撃体制にさせます。
なので、使ってはいけません。
職場では、正論を吐くのは多くの場合NGです!
正論の剣は、心の鞘にカチンと納めましょう(笑)
相手を変えたい場合は、まず自分のことを味方だと思ってもらう必要があります。
「これ、メンドウだよね~」などといって、共感を装います。
最後に、自分から結論を押し付けず、事実を挙げます。
そして、それを基に質問をしてみます。
具体的に今回のケースで考えると、以下のように伝えるのはいかがでしょうか?
「いや~、顧客対応って大変だよね。メール送ったらまたクレームが来るんじゃないかって、正直プレッシャー感じるよね。」
「ただ、今回のケースだと、顧客は『説明が分からない』ってメールで言ってきてるよね。電話での説明って、その場ではいいけど、残る形で記録が残らないから、他の人には伝わらないかもしれないよね。」
「例えば、次回はメールでも分かりやすい説明を送ってみたらどうかな?顧客も関係者もスムーズに理解できるかもしれないけど、どう思う?」
まとめ
このように、まず共感を示すことで相手を味方に引き込み、冷静に事実を捉えてもらい、更に相手に考えてもらいます。
実は最後に「どう思う?」と聞くのがミソです。
そうすることで、相手に自分の考え方を押し付けずに済みますからね。
また、その質問に答える形で、相手は自分で思いついた解決策を言葉にします。
そうすると、相手がそれをやり通す可能性はグンと高くなります。
ここまでやれば、きっと大丈夫ですよ(笑)
シンプルですが、効果はあります。どうしても指摘したほうが良さそうなシーンでは、ぜひ使ってみてくださいね
特にリーダーやマネージャーなんかの管理職は、この辺りのことはどうしても避けられへんしな…
トクコの場合…自分が何かやらかして、この3ステップで指摘されても、結局キレそうだなw
うるさい!
早速キレてますね💦
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