こんにちは!ラクです。
「なんて色々考えた発言なんだろう!素晴らしいスクリプト!」
…って、以前の小室さんと眞子様の結婚記者会見を聞いて、思われた方は多いのではないでしょうか?
これまでのお二人の経緯を踏まえると、当然国民からの賛否の両論の「幅」があまりに広い…ですよね。
しかし、事実を大きく歪めたりすることは決してせず、かつ皇族というお立場の方をお守りするために、国民感情を逆なでしないよう丁寧に伝える…
つまり、「自分たちのネガティブな事情を、いかにポジティブに伝え共感を得るか」
このテクニック、仕事術に応用できないか…考察してみました!
会見ではどう対応していたか?
今回の会見で最も難しかったと思われる小室さんの金銭問題についての発言内容に絞って、小室さんがどう発言されたか見ていきます!
(以下は個人的思い入れは全くなく、「もしかして、こういう意図かな~」という意図を勝手に考察しているだけです。)
まずこのように話し始めることで、「これまでのストーリー」と繋げています。つまり、「これから話すことは、これまでの話と繋がってるんだよ」ということを示すことと、「詳しいことは、前以て文書でを送る」ことで、会見で話したいポイントをブレさせないのが良いですね。
会見すべてに通じてですが、「感謝」というコトバは本当に何度も出てきます。ここも「感謝している」ということを敢えて表明することで、世間の持つ「敵対しているイメージを拭う」ことに繋げようとされているんだと思われます。
小室さんの金銭トラブルに関する発言で、最も長く話されていたのが実はココです。特に「ドクターストップがかかっている」という言葉は国民には響くでしょう。「じゃあしょうがないな」という感情が湧く方もいらっしゃるからです。
「週刊誌やテレビなどで報道されていることは、すべてデタラメだ!」などという個人感情丸出しな内容ではないですね(笑) 発生原因(悪いメディア)に対する自分のいら立ちを表明するのではなく、「その結果として発生したこと」に対する「個人的な悲しみ」を表現しています。その方が共感も得やすく、「あなたたちの理解は誤解ですよ」と伝えやすそうですね。
最後もやはり「感謝」で締めてます。日本人的な感性というか…「感謝」ということをホントは言いたいのではなく、「自分たちは、まだまだ未熟です。思いあがってません。」という低姿勢を敢えて見せることで、出る杭が打たれないような防衛線を張り、同情を誘いますよね。
仕事にどう活かす?
さて!この内容をうまく自分の仕事の中で使えないか…を考えてみましょう。
境遇は…
自分たちのネガティブな事情を、いかにポジティブに伝え共感を得るか…
‥です。
この観点から考えると、日々ご経験されている方も多いはず。
顧客クレーム対応も然り、上司への報告も然り、他部署への協力要請も然り…ですよね。
先程の考察した「会見内容の5点」について、一度整理しますね。
①「詳しい経緯は本年4月に公表したとおり」
②「今も(母の元婚約者の方に)感謝しております」
③「自分が母の代わりに対応しているのは、母のドクターストップによるもの」
④ 誤った情報が、眞子さんの心身に不調をきたしたことが、とても悲しい
⑤ 私たちを助けてくださった多くの方々に、大変感謝しております
この内容を少しメタな観点から考え、仕事で使えるようなカンジに書き換えてみましょう。
すると、このようになります。
① 電話や対面で話す前に、予めメールなどで詳しい経緯を伝えておき、いざ話す際にはポイントを絞る
② 必要に応じ、相手あるいは第三者に対し「感謝している」と伝え、敵対イメージを拭う
③ お互いに「その事情なら、仕方ない」と思える腑に落ちる事実や理由を探しておく
④ 誰かを非難する場合、直接的表現は避け、当該行為が与えた結果について「悲しく思う」ことを伝える
⑤ 最後は感謝で締め、自分たちは未熟だからサポートしてねと低姿勢で終え、防衛線を張る
もっとも、スクリプトの内容については、私程度の技量では見抜けないところは多々あったかと思いますが…
勝手に仕事に応用できないかなと考えてみると、意外と使えそうな形に落とし込めるものです。
仕事ってまぁ面倒で退屈で人間関係もうっとおしかったりするものですが…
このブログのテーマのとおり「会社は僕らに興味ない」ので、こういった使えそうなテクニックをバンバン使い、ラクしてトクして、早く家に帰りましょう!努力する姿を見せることが大事なのではありませんよ~。
このような執筆の機会を与えてくださった方々に、「感謝」しています(笑)
今回はここまでです!
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