こんにちは!ラクです。
突然ですが…あなたは「自分の強み」をご存知ですか…?
アメリカの心理学者ターシャ・ユーリックは、統計による結果に基づき、以下のようなコメントを残しています。
「95%の人は自己認識ができていると思っているが、実際には10%~15%の人しか正しい自己認識をしていない」
…ということですが…
まぁあまりピンと来ませんよね~…
正しい自己認識をしたからといって、そうそうカンタンに「自分の強み」が見つかるわけではありません。
今回は「自分の強みの見つけ方」を、チョコレートを例に考えていきます!
チョコレートの「売り」とは?
例えば、このチョコレートの「売り」は何か…と聞かれて、
「味がおいしい」だったとします。
しかし…
味がおいしいだけなら、他にもたくさんあります。
つまり、そこには競合がたくさんいるということです。
味だけで業界ナンバーワンになるのは…相当大変です。
しかしそこに…
…とまで加わるといかがでしょうか。
一気に競合が少なくなりますよね!
ここで大事なのは…
味・デザイン・ブランドの点すべてにおいて、
業界ナンバーワンである必要は無い!
…ということ。
「売り」は、都度変えていく
では、チョコと同じように、「私自身の売りは何か」…を考えていきます。
例えばこんな感じ…
でも例えば…
自分が今の会社でいいポジションへの異動を願い出る場合、
「業界の知識」はあまり良いアピールポイントにはなりません。
なぜなら、周りにはもっと知識も経験も豊富な人間がいるからです。
そこで、自分自身「売り」は以下のように変わります。
先述したチョコレートの例のように
味・デザイン・ブランドの点すべてにおいて、
業界ナンバーワンである必要は無い…
だからこそ、「相対的な強さ」が大事になってきます。
つまり、この例でいうと、英語も、マネジメントも、法律も、
それらすべての分野において飛びぬけて優秀である必要はないということです。
ナンバーワンにならなくてもいい
私自身については…
英語もマネジメントも法律も…
その道のプロには悲しくなるくらい全然かないません。
しかし、今自分が戦っている場所(職場など)で、少なくとも「他の人よりは自分の方がレベルが上」なのであれば…
それは自分の相対的な強さということになります。
つまり、周囲の環境(主に競合相手たち)をよく理解することと同時に…
大切なのは以下の点です。
それによってはじめて、「自分が戦うべきフィールド」だったり、
「勝ち筋の見える戦い方」だったり… そういったものが見えてきます。
さっそくやってみよう!
では、早速これまでの話を踏まえ、「自分の強み」を考えてみましょう!
1.まず、自分の周囲の人のことを振り返る。(どんな知識や経験、技術を持っている人が多いか?)
2.周囲の人のことを振り返ってみて、足りない知識・経験・技術は何かを想像してみる
3.周囲の人に足りない知識・経験・技術を自分は持っていないか検討する(ここが相対的な強さ)
4.自分もその知識・経験・技術を持っていないなら、身に着けることは可能かを考える
ここまでの話を振り返ると、「1つだけの強さ」だけではダメです。
相対的な強さという観点から考えるのであれば、最低でも以下のように3つは欲しいところ。
何でもいいんです。ぜひ考えてみてください。
大切なのは、その相対的な強さを自分で自覚することなので。
✅ 自分自身のスイートスポットを作ってみる
✅ 必ずしも「ひとつの領域」でナンバーワンである必要は無い
✅ 「強さの組み合わせを意識することは、精神的な安定につながる
今、すぐ準備できること
ここまでのお話で、あなたがうまく対処されることを願っています!
もちろん現実世界では思いも寄らないことがあります…
しかし、絶対的な正解がない以上、足を踏み出すことが重要です!
もしどうしても、そもそも「自分の強さが分からない」ということであれば…
カンタンな自己診断をするのがオススメです。
私はある転職サイトを利用して、無料の「コンピテンシー診断」を受けました。
結論から言うと…
…と思ってしまうくらい、なかなか刺激的な結果でした。
大体10分くらいで無料診断は終わり、以下のようなA4サイズ1枚で回答を見ることもできます。
自分のマネジメント資質
「管理職向きかそうでないか」は、良し悪しの話ではないと思います。
しかし、「自分に合った仕事」を探すうえでは大事な項目ですね。
どうも、標準は5.5のようです。私の場合は、8でした。
自分のパーソナリティの特徴
スマホでご覧になる方も多いと思うので、表の切り抜きだけにしますね。
こういうときに大切なのは、「濃淡を見ること」です。
たくさん情報があると分かりにくくなることがありますが、要は「最も飛び出たもの」を注視すると良いでしょう。
私の場合は、「人あたり」「チームワーク」が極端に低く、
「問題解決力」「オーガナイズ能力」がとても高いことが分かります。
仕事のうえでの特徴
若干文が長いので、まとめますね。
ここが性格のまとめの部分となり、ある意味一番大切なところだと思います。
仕事をしていくうえでの特徴
- 筋の通ったものの見方をし、解決に向けて合理的な推論を行う。
- 問題を解くこと、難しい問題に立ち向かうことが好き。
- 自己主張し、相手を自分の思う方向に引っ張っていきたい。
- 他人との関わり合いというよりも、自分について意識している。
自分が説教臭いというか、理屈っぽいことは知っていましたが、
この内容ではまるで「相手のことを軽視している」ようにしか思えません(笑)
でも、これは本当にその通りで、これは「自分が見えていない自分」だったと思います。
自分のストレス要因
項目としては「職場環境要因」「仕事要因」「人間関係要因」の3つがあります。
しかし、ここもスマホ表示のことを考えて「人間関係要因」に絞ります。
ここでは、高得点ほどストレス要因が高いことを示します。
ここも先ほどと同じように、まずは「濃淡を見ること」にしましょう。
「営業・交渉行為」「意見交換・調整」「チームワーク」の3つがストレス要因が高いと出ています。
一方、「あたたかさの欠如」「矢面に立つ」「孤独な業務」は、ストレスを感じにくいそうです。
…結構ハッキリ分かれましたね…
まとめ
私が上司との関係でうまくいかない原因は、どう考えても「人当たりが冷たい」とか、「無神経」とか、その辺りでしょう。
一方、私の強さである「問題解決力」「オーガナイズ能力」を意識し、
自己顕示欲を押さえ、相手の気持ちももっと考えることを意識すれば、環境はより良くなりそうです。
回ご紹介したのは、≫ミイダスで無料で受けられる「コンピテンシー診断」です。
転職者用サイトかと思われるかもしれませんが、診断だけ利用することが可能です。
(ホントに興味があればその際には転職情報も集め始めればいいだけなので。)
…そんな気持ちでいいと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。