【図解】「どうしても決められない」場合の4つの決断パターン

こんにちは!ラクです。

「あー…もう…またこれ自分が決めないといけないんだろな…イライラするなぁ」

…そんな風に思うことはありませんでしょうか?

Tokuko (why)
Tokuko (why)
これは…あるなぁ…ほんでまた、色々考えないといけなかったりするし…
そうですね。「何を考えなきゃいけないのかも分からない」ということも、時々あります
Raku
Raku

単純に「勇気が無いから」とか「責任を負いたくないから」とか…実はそういう問題だけではありません。

ある意味「カンペキな答えを出さないといけない」と思ってしまっているのかも知れません…

でも仕事の多くの場面では、カンペキな答えなんて無いので…そこで大事なのは大きな方向性を決めること!

方向性さえ大きく間違わなければ、大きな失敗をすることもありません…

この考え方があれば、気持ちがラクになります!

こんなとき、どうする?

ケーススタディ
顧客に届けた商品に欠陥があり、顧客の方で数百万の損害が生じてしまった。約款では全額払わなくていいが、会社として全額補償すべきか分からない…

 

「お客さんとの関係上対応した方がいいのかな…」というケースは…やっぱりあるものです。

そしてここが悩んでしまう理由で、「具体的な解決のシナリオ」を描いてしまい始めると

自分の中だけで悶々と考えがちになってしまいます。

Tokuko (why)
Tokuko (why)
うーん…でもシナリオを描くのって大事じゃないん?
そうなんですが、まずゴールから考えてみるとスッキリします
Raku
Raku

結局、決断のストレスというのは「選択肢を多く考えすぎてしまうこと」が原因

実際には選択肢は本当は多くないかもしれないにも関わらず、あれもできるかも、これもできるかもと思い込みがちです。

そうやって…どんどん時間も労力も使って、疲れてしまう…さらにストレスが増えて悪循環…

だからこそ、ゴールから考えることが大事です。

決断の「カタ」

実際には仕事において何かを決断するとき、最終的に必ず行きつく最終的な判断のカタがあります。

問題が発生したとき…どれだけたくさん考えて時間をかけたとしても、結局はこのカタに実は落ち着きます。

それが以下の「4つのTのカタ」です!

Transfer (転任する)

Tolerate(耐える)

Terminate (絶つ)

Treat(対処する)

 

まずはこの4つの類型のいずれかが取れないか、そこを柔軟に考えてみてください。

このように逆から考えるだけでも、選択肢が狭まるのでストレスが少なくなります。

オススメな方法として、この4つの選択肢を以下の2つの軸にして考えてみることです。

つまり、リスクの高さと、対処可能な度合いです。

図解すると以下のようになります。

すごくカンタンな例を出すと…

たとえば…リスクも高く、さらに対処可能度も低ければ、それはもう「諦める」しかないわけです。(左上の部分ですね)

よって、そんなときは、どうすれば上手く諦めたり、止めたり、お断りしたりするか…という選択肢が浮かびます。

このことが大きな方向性を決めるキッカケになります。

例が分かったところで、ひとつずつ見ていきましょう!

Transfer (転任する)

■対処可能度: 低

■リスクの高さ: 低

 

この方法がオススメなとき

■現時点でのリスクは低いが、自分達で対応するのも難しい

今、自分の持っている権限や、能力、マンパワーや時間などが、目的に対して不足している時など

(例:取引先の支払遅延について、会社として対応に行き詰った時に弁護士に代行を頼む…など)

 

Gaaan
Gaaan
て、転任って…?あんまり耳慣れないけど…
まぁシンプルに「他人に任せる」という風に捉えてもいいかなと思います
Raku
Raku

つまり、そのリスクを自分に代わって受けてくれる人は誰か…そこを考えてみることです。

「転任」する場合の例

■ 上司に相談してみる
■ 部下に任せる
■ 他の部署の適任者にお願いする
■ 派遣などを雇って対応する
■ その道のプロに任せる

 

Tolerate (耐える)

■対処可能度: 高

■リスクの高さ: 低

 

この方法がオススメなとき

■今の所そこまで影響は大きくなく、かつ対策についてももう少し様子を見たいといき

:取引先の支払遅延にがあっても、他の取引はちゃんと支払いしてくれているので様子見…など)

 

Tokuko
Tokuko
これは、あたし部下に言ってんで~「乗り越えろ!歯ぁ食いしばれ!」って
トクコさん、もう令和なのに昭和的な熱血っぷりですね…
Raku
Raku

「耐える」というとちょっと語弊があるかもしれませんが…つまり…まだ放っておいても、大きな問題は無いかな…とされている状態。

あるいは、今自分が何かせずとも、そのうち時間が経過すれば、解決の目途が立つもの…

しかし…時間の経過とともに、更に大きなリスクに転じないか…

その点については注意しておく必要があります。

Terminate(絶つ)

■対処可能度: 低

■リスクの高さ: 高

この方法がオススメなとき

■リスクを許容できず、直ちにリスク排除する必要があるとき

:取引先の支払遅延にがあって、それがどんどん嵩んでいっている)

 

このまま放っておくわけには行かない…というとき、単純にリスクを排除してしまう。

つまり、決断としては「やらない」「続けない」「引き受けない」など、リスクそのものから自分や自分の会社を遠ざけること。

シンプルなのですが、この決断は実はなかなか難しいことがあります。

例えば上述の「例」であるように、取引先に支払い遅延があり、それがどんどん遅延金額が溜まっていっている…

でもだからといって、即座に取引をストップしてしまうと、今後の商売上の関係に響いたりとか…ありますよね。

Treat(対処する)

■対処可能度: 高

■リスクの高さ: 高

 

この方法がオススメなとき

■リスクが高い、あるいは高くなる危険性があるが、自力で対処することができる

(例:取引先の支払遅延にがあるが、こちらの買掛金と相殺できる)

 

これはある意味、最も正攻法です。

予め「リスクがこのレベルにきたらこの手段を取る」といったような計画を立てらえるのもメリットですね。

一方で、このTreatの手段を取るときには、ある程度自分に余裕があるので

「この手段がうまく行かなかった場合にはどうするか」

…という、代替案も考えておくことをオススメします。

 

まとめ

実際どの方法がいいのかというのは、このカタに当てはめた後、より現状に合うように調整してください。

例えば「リスクが高く、自分で対処可能」だからといって、必ずしも自分で対処しないといけないというわけではありません。

一方で…本当に危機が襲ってきているときは、取り得る手段はあまり多くない…

なので、瞬時の判断が必要… そんなときは是非この4つのT類型思い出してください!

Tokuko (Kirari)
Tokuko (Kirari)
分かりやすい!使ってみるわ
ファイトです!
Raku
Raku




今回はここまでです!

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