【ひろゆきx成田悠輔】仕事をラクにするコツを2人の話から考えてみる
こんにちは!ラクです。
「なんでこんなに頑張って仕事しなくちゃいけないんだろう…ホントに意味があるのかな…」
…と思うこと、ありませんでしょうか…




ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、
ひろゆきさんと成田悠輔さんが労働組合のドンである神津さんをお招きした際の対談がYouTubeで流れていました。
その内容を、今回は少し違った角度から見ていきたいと思います。
どうすれば、より日常に取り入れることが出来て、賢く利用できるか…!ということについてです!
「働く=自分の存在意義」?
ひろゆきさんと成田さんがお話ししていたのは、ちょっと抽象度の高い話でした。
今回取り上げるポイントは以下の部分です。
ひろゆきさんや成田さんが考えていることは、
「特に無能な人に関しては、生産性も低い…それどころか周りの生産性すら下げてしまうわけだから、そういう人は無理に働かなくていいのでは…」
…ということがポイントだったかと思います。
現実は…?
このお二方の観点について、「ごもっとも!」…と思う一方で、
「そうだね!じゃあ、これからはみんな無理して働くの、やめようよ!」
…という世界に、すぐにはなりませんよね…
もちろんお金の問題もあるのですが…
なんとなく「働く=自分の存在意義」として捉えることに違和感がない…
その世界を変えるのはなんだか難しそうな気がします。
例えば、大して働いてもないから収入も低いけど、それなりに人生楽しんでいる人がいるとします。
そういう人たちに対して「もっとちゃんと働けばいいのに」と思う人も当然います…
そしてそう思う人たちに対して、別に違和感は感じないですよね。
「人生楽しいのなら、それでいいんじゃないの」という観念が広がっている社会では、まだ無いような気がします。
逆に言うと、それだけ「働く=自分の存在意義」という固定観念は社会全体で根強く、
そうそうカンタンに翻らないものだとも言えます。
実際、職場にいると…この人、ホントに仕事が大好きなんだなぁっていう人、いませんか…?
「やっぱり自分がいないと、この部署は回らないんだよね~…」
…みたいに考えている人たちです。忙しさアピールがうっとおしい人とか…




職場であり得ること
「働くこと=自分の存在意義」と捉えてしまっている人が多い社会構造になっているとすると、
それに抗うことはほぼほぼ不毛で、あまり意味のないことと言えそうです。
例えば…
ある仕事をしていて「自分はこういう風にしたい!」という強い考えがあったとして、
それが上司の考え方と違ったとします。
もし、お互いに「働く=自分の存在意義」と強く考えているのであれば、
「仕事のうえでの考えの違い」に留まらず、その人の存在意義にまで話が発展する可能性もありそうです。
そうすると、
その上司とガチンコでぶつかっちゃう…ってことになりかねませんね。




このように、上司自身が「働くこと=自分の存在意義」と捉えていて、
自分自身も「働くこと=自分の存在意義」と捉えてしまっていると、
お互いの存在意義をかけた「熱き戦い」が毎日職場で繰り広げられるわけです。
アホらしい…ですよね…
どうすればいい?
「働く=自分の存在意義」という風に考えてしまう風潮は、社会観念として存在していて、すぐに変えられるものではありません。
しかしそのことは…
決して自分自身が「働く=自分の存在意義」と思わなくてはいけないということではありません。
自分がどう思うかは自分の自由なので、そこについては自分でコントロールできるわけです。
ここが「ラクに働く」ミソです(笑)
それだけ強い固定観念なのであれば、それを利用しない手はありません。
これまでの話を踏まえて、戦術を立てるとすれば以下のようになります。
- 自分は「働くこと=自分の存在意義」と捉えないようにする。
- 上司や同僚との間で仕事上の考えが違っても、客観視する
- 上司や同僚の「働き」を認めれば、「存在意義を認めること」になり、自分が働きやすくなる。
まとめ
要は…
自分が頑張って時間を費やして努力して結果を出そうとするよりも、
他人が頑張って時間を費やして努力して出した結果を「認める」方が、
その人の「存在意義を認める」ことに繋がりやすく、
自分自身がラクに働く職場を作りやすい
…ってことです。
すごくシンプルに言えば「承認欲求を満たす」ということにはなるのですが、
「働いていることを認めて欲しい」という欲求は、社会観念に根付いていることからも、
非常に強いものと言えそうです。
逆に言えば…
「働く=自分の存在意義」と捉えてしまっていないか… そこをぜひ改めて自分に問いかけてみてください。
なんとな~く世間でアタリマエのように信じられていることを疑う観点を持つことが、他人との不要な争いを避け、
むしろそういった固定観念を持つ人をうまく利用することすらできるようになります。



