こんにちは!ラクです!
「もう40代…頑張ってきたつもりだけど…
結局自分には一体何があるんだろう」
そんな風に思うこと、ありませんか?
実は私もそうでした。
正確に言えば、「この仕事を、定年まで続けられる自信が無い」でした。
能力不足と言われれば、それまでなのですが…
今回は、私自身が自分のキャリアに対して深く向き合い、何度も葛藤し、それでも前に進もうと決めた背景をお話ししたいと思います。

キッカケ①仕事自体に疑問を感じ始めた
私は特に、職場に対する不満が大きかったわけではありません。
素晴らしいチームに恵まれ、職場の雰囲気自体は良かったと思います。
それでも、心のどこかで「このままではいけない」と感じていました。
理由のひとつは、自分の成長が停滞しているという感覚です。

日々の業務に追われ、次々と与えられるタスクをこなすだけで精一杯になり、自分のスキルや価値を高める時間がほとんど取れない状況でした。
つまらない社内政治にばかり関わってしまう
顧客の無茶ぶりにばかり毎日振り回される
火消業務ばかりで、深く考える余裕が無い
もっと言えば、自分の仕事が「会社の利益追求」に全て吸い取られているように感じ…
自分の成長や、人生にとって、どのような意味があるのかを見失っていました。

キッカケ②自分の上司が異動になった
特に40代の働き方について考える大きなキッカケとなったのは、上司の異動です。
私の上司は日本人ではなかったのですが…ずっと日本で頑張っていました。
平日もずっと夜遅くまで働き、時々週末も働いて、それでも皆から好かれるいい上司でした。
これはショックでした。
部下の私にとってもショックだったので、本人やそのご家族ももっとショックだったでしょう。
もちろん、日本にずっと居れるという契約ではありませんでしたが…
これまでも何度か他の国に転勤になって、日本には6年くらいいらっしゃったようです。
特に奥様はずいぶん日本に馴染まれていて、ご主人の転勤が決まったときは、離婚話すら出たとか。
その上司はいつも自信満々に仕事していたのですが、さすがにこの異動が決まってからはすっかり意気消沈していました。
私と二人きりになると…
今まで自分は何のために、働いていたんだろう。何のために生きてきたんだろう。

そんなコメントを吐露するくらいになってしまいました。
自分の上司が「仕事に自信を無くす」状態を見て、私自身も自信を失った感じです。
自分が定年を迎えた時に、「何も残らなかった」と後悔する未来が容易に想像できたんですよね。
キッカケ③同世代が転職していった
自分自信、「どうしよかな」と考えていた矢先に、自分と同世代の人たちが次々と転職していきました。
これは別に、会社の業績が悪かったとか、雰囲気が悪かったとか、そのような理由ではありません。
そんなキラキラ話を聞きましたが、実際にはそうではないと思います。
おそらく、もっとネガティブな理由もきっとあるでしょう。
勝手な想像ですが、私の環境と似た状況にある彼らの気持ちを考えると、以下のように考えていたのでは無いかと考えられます。
人間関係の停滞感がある
同じ人間と同じ職場でずーっと同じ時間を過ごし、家族よりも長い時間を過ごすわけです(笑)
そうすると、「自分の上司・部下は、きっと自分のことをこんな風にみているはず」という状況が固定化するわけです。
つまり…
たとえば、「Aさんって仕事はできるんだけど、口は悪いんだよね」…といったようなイメージが固まってきてしまうわけです。
人間は残念なもので、一度このイメージが定着してしまうと、お互いそのイメージを拭うことが大変です。

キッカケ④次のキャリアが定まらない
「仕事に自信が無くなる」と言う状態は、私個人としては「次の仕事を見つける自信が無くなった」と言う風にも言えるのではないかと考えています。
40代ともなると、管理職になったり、それなりに責任あるポジションに就く人も多いと思います。
あるいはそうでなくても、「自分と言えばこの仕事」というように、社内での立ち位置が固定化してきているのではないでしょうか?
しかし、いつまでも同じポジションにしがみつくわけにもいきません。
厳密には、「しがみつく人」が一定数いるのは事実なのですが、私自身は絶対そんな風になりたくないと思っていたんですよね。
これは私自身が若い頃に抱いていた気持ちでもあります。
「あの人がずっとあのポジションにいるから、自分が異動できない」

このことは、残念ながら以下のことも意味します。
「あの人があのポジションにいるから、今の自分の仕事もずっとやりづらい」
結論、誰かが同じポジションに長々いることは、会社にとってあまり良いことは無いということです。
…そんな風におだてられて喜んでいるうちは、まだまだ人間関係で見えていないものがあるのかも…w
いずれにせよ、長々と同じポジションにいるわけにもいかないということは、「次のキャリア」を見つけないといけないということになります。
私の場合、それを同じ会社の中に見つけることはできませんでした。
このことも、「今の仕事を続ける」ということへの自信を喪失させたキッカケのひとつです。

変わらない毎日…?
40代ともなると、「もう何かを変えるには遅いのかな」と思い始める時期では無いでしょうか?
私がちが20代くらいの頃は、「35歳限界説」のように言われ、転職も大体35歳くらいまでと世間では言われていましたよね。
しかし実際30代になってみると、与えられた仕事を毎日こなすので精一杯。
今日も会社、明日も会社、週末を超えて、また会社。
週末くらいはゆっくりしたい。でも家庭があれば、週末も埋まる。
そして週末が明けると、結局いつもと同じような毎日。
「毎日、何のために働いているんだろう」
「このままこの仕事を続けてていいのかな」
「転職したほうがいいのかな」
「周りはもっと…頑張っているような気がするな」
「この生活、いつまで続くんだろう」
そんな風にモヤモヤと悩みながら…
そしてきっとどこかで何かが変わるんだろうと期待しながら…
結局何も起きないまま年齢だけを重ねていく。

自分はずっと、このままなのかな…
現状維持か、新しい挑戦か?
このような不安を抱えつつも、環境を変える決断は簡単ではありませんでした。
現職の安定性や給与の面でのメリットは大きく、リスクを取ってまで新しい環境に飛び込むべきか…
しかし、自分自身の問い直しの中で気付いたのは、以下でした。
現状維持の代償は、あまりにも大きすぎる
リスクを取らないリスクと言うのでしょうか…
- このまま現職に留まった場合、成長の機会を逃し、自分のスキルが陳腐化するリスク。
- 家庭や人生全般において、仕事以外のやりたいことを犠牲にし続ける可能性。
- 自分のキャリアが「受け身」の状態で終わってしまう恐れ。
- やりたいことをやってみないで、人生が終わってしまう不安
- 結局「安全圏に居たいだけ」で、言い訳している自分がいるのでは?
これらを考えた時…もう前に進むしかないと覚悟を決め、私は42歳で転職しました。

言い換えれば…
転職後の話についてご興味がある方は、ぜひ以下からご覧ください。

私自身が使ったツール
私は「自分の強さと弱さをハッキリと知る」ために自己診断をしました。

やってみて思ったのは、自分の強さと弱さは、案外自分で気づいていないことが多いということです。
私の自己診断結果は、まとめると以下のようなものでした。
やさしい問題よりも難しい問題、複雑な問題にぶつかるほど意欲が出る。問題にぶつかったときに、解決に向けて合理的な推論を行う。
他人と必要以上に関わることを好まず、単独で仕事に取り組む。自己主張し、自分の思う方向に引っ張っていきたいと考えている。
私の強みはともかく「弱み」は、「冷たい人間」なところかもしれません…
よって、そこを意識して回避することで、より自分の状況を今後有利にできます。
ちなみに自己診断は、無料で10分~15分程度でカンタンにできる方法があります。
ご興味があれば、ぜひ以下のブログもご覧ください。

以下ブログも、オススメです!

職場のトラブルランキング