こんにちは!ラクです。
「それ、あんたの自分勝手な価値観でしょ!?」
…と思われるような意見を押し付けられて…
イヤな気分になったこと、ありませんでしょうか…?


自分が正しいんだって思いこんでいる人、いますよね?
そういう人と話していると、疲れますよね。
相手が論理的でないこともしばしば… しかも全然折れる様子もない。
変な人が変なこと言ってるとき、逃げることがオススメです。
しかし…完全には引き下がれないとき…
どうすればいいのか?
真っ向から議論を受けるのではなく、柔らかくビシっと返す方法を教えます!
実際あったケース
これは私が実際に経験したことです。
上の言葉は、先輩から言われました。
率直に言うと、ほっとけ!と思いました。


別に「まだ2年目です」とは、そういうつもりで言ったのではありません。
そのとき、たまたま他部署の人たちと話していました。
彼らが、「あなたの部署のことを詳しく知りたい」と言ってきたからです。
そこで「自分はまだ2年目なので…
他にもっと長く経験した人に聞いた方がいいと思いますよ」
そうと伝えたのが全容なんですよね。
「自分が正しい」と思う人の特徴
「自分が正しい」と思い込んで、そのまま自分の意見を相手にぶつける人がいます。
こういう人たちの特徴として、以下のようなものが挙げられます:
- 話している相手のことを下に見ている
- 相手の気持ちを考えない(自分が気持ち良かったら、それでいい)
- 単純思考
要はただのめんどくさがりです。
相手のことを考えたりしないで、とりあえず思ったままを言うのでしょう。
しかし、だからといってこちらも単純思考になってはいけません!
多くの場合、主観的な判断をし過ぎることは、悪い方向に物事が傾きます。
ここからは、「知覚の技法」に則って考えてみましょう。
「知覚の技法」の観点から
今回のケースを、名著「観察力を磨く名画読解(エイミー・E・ハーマン・著, 岡本 由香子・訳, 早川書房2016年出版)を用いて、観察・分析・伝達・応用の4点から考えてみましょう。
「観察」しよう!
まずは、自分の感情は横に置いておく!
そのうえで、注意深く、じっくり観察すること!
観察を通じて、先輩の言動のパターンや、その場の状況…
そして他の同僚の反応などをよーーく見ることを行ってみましょう。
これは、今後のために大切です。
しかし、こういった状況に陥ってから観察しても遅いので…
その場の対策については、このまま読み進めてください。
「分析」しよう!
観察した内容から、先輩のコメントの原因や動機を分析します。
たとえば…
彼らが過去に似たような状況で、どのように行動したか。
思い当たることはありませんか?
(例:「ストレスのレベルが高まっている際に、似たような行動をした」など。)
しかし、相手のことは、どれだけ考えても分からないことがあります。
よって、「まぁこんな人なんだろな」と考えて深堀を避ける方が良いです。
「ただ単純にイライラしてたから」という可能性もあるので。
「なぜ」は置いておいて、まず「いつ」「どこで」「誰が」「何を」という事実に分解してみましょう。
「伝達」しよう!
問題に対処するためには、効果的なコミュニケーションが必要です。
ただ…
個人的には、こういうケースにおいて「真っ向から対処することは悪手」だと思っています。
例えば、「私がそのコメントをしたのは、自分の経験を正確に伝えるためであり、同情を引くためではありませんでした。」と伝えると…
逆に相手はカチンと来ますよね(笑)
誤解を解消することは大事なのです。
しかし毎度くどくど説明すると逆効果なこともあります。
その場合、「流す」ことも重要です。
イヤミに便乗する
もう一度ケーススタディを見てみましょう。
ここでこんな風に返したら、どうなるでしょうか…


そこで、大事なポイント3つ!
② 敢えて相手のイヤミに便乗、過剰に表現する
③ その後は、相手にしないこと
まずは下でに出て、「あなたの前では、緊張します」「遠慮しちゃいます」とでも言いましょう。
そして、相手の言葉に便乗してしまいましょう。
こんな風に返すのはいかがでしょうか?


まとめ
大切なのは、真っ向から正論をぶつけないことです。
相手も「自分が正しい」と思っています。
お互いに「自分の方が正しい」という、不毛な論争に陥りかねません。
それよりは、「馬鹿だな」と思って冷笑されて終わりましょう。
そのくらいの方が、時間もエネルギーも少なくて済みますよ!