仕事での意見対立:相手の力を利用して勝利以上のものを掴むコツ

こんにちは!ラクです。

職場で意見が対立したとき…

パッと切り返せないのがもどかしいなぁ…

でもなんか、言い返すのも…胃が痛む…」

…と感じたこと、ありませんか?

Tokuko (why)
Tokuko (why)
あるある。逆に相手にパッと切り返されると腹立つしなぁ…
そうですね。
Raku
Raku

しかし…すぐさま「売られたケンカを買う」ことは、

人間関係にも、自分の健康にも悪いです。

あなたは以下の5つのうち、いくつ当てはまりますか?

  •  競争心が強い
  • 仕事に熱中しやすい
  • 攻撃的になりがち
  • イライラしやすい
  • 他人とよく対立する

これらに多くあてはまる人は、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に罹る率が高く、

頭痛、消化器症状、睡眠障害などの訴えも多いと言われているそうです。

(厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」より)

よって、即座に「たたかう」を選ぶことはオススメしません。

意見が対立したとき、どのようにすればラクに(健康第一に!)対応できるか?

以下4つの角度からの対策をご紹介します!

①Treat…リスクに「対処」する

✅ 相手の主張の強さを逆に利用する

キース・エヴァン(高野 隆-訳)の著書「弁護のゴールデンルール」(p15~&p69~)では、「周囲を同調させること」について触れています。

大切なのは「相手に勝つこと」ではありません。周囲の人間の意見に、こちらに有利な見方をしてもらうことです。

Gaaan
Gaaan
えぇ!?そ、そんなんどうやったらいいん??
今回ご紹介するのは、「反作用の法則」です。しかし、聴衆がいる環境が大前提です。
Raku
Raku

 

コメント例あなたの「顧客のためにはA案が良い」という意見はごもっともです。しかし、考えたくはないですが、コスト面のこともありますね。「顧客満足を最優先にする」ことを当然のこととしても良いのでしょうか?

聴衆がいる場合、彼らは必ず「物事の両面」について考えています。

片方について全く触れていないことは逆に不安であり、これはその不安を突いた手法です。

「考えたくはないが、xxxを当然とのこととしたほうが良いのか?」という問いかけは、

相手を敵に回さず、かつ聴衆の気持ちを代弁し、反作用の力を利用しています。

【対応の例】相手の主張の強さを利用し、自分に有利な方向に持っていく

②Transfer…リスクを転嫁する

✅ 敵をこちらの味方にして利用する

上述と同じような手法になりますが、著書「頭に来てもアホとは戦うな!」(田村耕太郎・著)p41~では、「勝てません」とやられたフリをすることを推奨しています。(マンガ版はこちら

Tokuko
Tokuko
やっぱ頭のイイ人は、相手のことを利用することを考えるんやなぁ
そうですね(笑)真正面からの対決は、なるべく避けるほうがいいってことですね
Raku
Raku

そもそも「敵意があることを悟られる」ことすら、避けたほうがいいことがこの本では語られています。

もしどうしても感情のコントロールが難しければ、いったん相手にやられたフリをしながら、敵意を気づかれる前その場を立ち去りましょう。

これがなぜ「リスクの転嫁」になるのかというと、「コイツに勝った!」と相手に思わせておくことで、

結果的にその相手があなたの味方になってくれる可能性が出てくるからです。

イラっと来ても、心の中で「利用してやれ!」と思いながら、「あなたには敵いません」という演技をすること。

結局、論破して敵になってしまうと、半永久的なストレスの原因になってしまうこともあります。それを回避することが大事です。

【対応の例】相手の攻撃やいじめにやられているフリをして、自分のために利用する

③Tolerate…リスクを許容する

✅ ポジティブな心のつぶやきを行う

著書「残酷すぎる成功法則」(エリック・バーカー著、橘玲-監訳、竹中てる美-訳)p96~では、どんな困難も乗り越える人の共通する習性として、「ポジティブな心のつぶやき」を行う人であることが書かれています。

人は毎分頭の中で300~1000語の言葉をつぶやいていて、その中での前向きな言葉は、精神的な強さや「やり抜く力(グリット)」に大きなプラスの影響をもたらしていることが陸軍などでの研究でも明らかになっているようです。

意見の対立があったとき、「戦う」を選ばないときの「前向きな言葉」として、以下のようなものはいかがでしょうか?

考え方の例●ここで勝ちを譲れば、将来がラクになる
●これってコツが分かれば利用できるのでは?コツは何だろう
●今の自分にできることは、何だろう

このような楽観主義は、健康状態を良くします。

さらに、ポジティブに考えることで辛抱強く長期に取り組む姿勢を育みます。

常に自分自身が、「周りの世界をどのような言葉を用いて説明するか」がカギのようです。

【対応の例】自分を取り巻く状況を、ポジティブな言葉で彩ってみる

④Terminate…リスクを断つ

✅ 勝利の指標を「論破」から「健康」に変える

そもそも意見の対立が起きた時、「勝ちたい!」とか、「負けたくない!」と思ってしまうものです。

しかし、そこで少し思いとどまって、「やばい!健康でいたい!」と自分の中での指標を変えてみるのはいかがでしょうか。

Tokuko
Tokuko
あははは!それはおもろいな!
意見が対立したときに、即座に「健康」を考える人は居なさそうですからね(笑)
Raku
Raku

著書「超」入門 失敗の本質(鈴木博毅・著)p125~では、「あらゆる成功の起点は、勝利するために必要な指標を見抜く眼力」だと述べています。

意見の対立があったとき、「相手を説き伏せる」という独りよがりな指標に振り回されてしまうと、結果的に相手を敵に回してしまうだけではなく、健康を害するリスクも発生します。

その場での快感を優先するのか、中長期的な健康を目指すのか…

誤った指標を追いかけないことが、リスクを断つことに繋がります。

【対応の例】意見の対立があったら、「健康」の指標を追いかける

まとめ

今回の対処・転嫁・許容・断つの4つについて挙げた例は以下の通りです。

意見が対立した際の対処法✅対処する
相手の強さを利用して、自分の有利にする
弁護のゴールデンルール
✅転嫁する
相手に「やられたフリ」をして、敵にしない

頭に来てもアホとは戦うな!」(マンガ版はこちら
✅許容する
現状をポジティブな言葉で表現してみる

残酷すぎる成功法則
✅断つ
意見の対立時の「指標」を変える
「超」入門 失敗の本質
Tokuko
Tokuko
ここまでやってれば、安心やな!
今から準備しておきましょうね!
Raku
Raku

\「頑張る!」「辞めたい…」を繰り返してる人へ…/


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