こんにちは!ラクです。
「あー…もう…またこれ自分が決めないといけないんだろな…イライラするなぁ」
…そんな風に思うことはありませんでしょうか?
単純に「勇気が無いから」とか「責任を負いたくないから」とか…実はそういう問題だけではありません。
ある意味「カンペキな答えを出さないといけない」と思ってしまっているのかも知れません…
でも仕事の多くの場面では、カンペキな答えなんて無いので…そこで大事なのは大きな方向性を決めること!
方向性さえ大きく間違わなければ、大きな失敗をすることもありません…
この考え方があれば、気持ちがラクになります!
こんなとき、どうする?
「お客さんとの関係上対応した方がいいのかな…」というケースは…やっぱりあるものです。
そしてここが悩んでしまう理由で、「具体的な解決のシナリオ」を描いてしまい始めると
自分の中だけで悶々と考えがちになってしまいます。
結局、決断のストレスというのは「選択肢を多く考えすぎてしまうこと」が原因。
実際には選択肢は本当は多くないかもしれないにも関わらず、あれもできるかも、これもできるかもと思い込みがちです。
そうやって…どんどん時間も労力も使って、疲れてしまう…さらにストレスが増えて悪循環…
だからこそ、ゴールから考えることが大事です。
決断の「カタ」
実際には仕事において何かを決断するとき、最終的に必ず行きつく最終的な判断のカタがあります。
問題が発生したとき…どれだけたくさん考えて時間をかけたとしても、結局はこのカタに実は落ち着きます。
それが以下の「4つのTのカタ」です!
Transfer (転任する)
Tolerate(耐える)
Terminate (絶つ)
Treat(対処する)
まずはこの4つの類型のいずれかが取れないか、そこを柔軟に考えてみてください。
このように逆から考えるだけでも、選択肢が狭まるのでストレスが少なくなります。
オススメな方法として、この4つの選択肢を以下の2つの軸にして考えてみることです。
つまり、リスクの高さと、対処可能な度合いです。
図解すると以下のようになります。
すごくカンタンな例を出すと…
たとえば…リスクも高く、さらに対処可能度も低ければ、それはもう「諦める」しかないわけです。(左上の部分ですね)
よって、そんなときは、どうすれば上手く諦めたり、止めたり、お断りしたりするか…という選択肢が浮かびます。
このことが大きな方向性を決めるキッカケになります。
例が分かったところで、ひとつずつ見ていきましょう!
Transfer (転任する)
■対処可能度: 低
■リスクの高さ: 低
■現時点でのリスクは低いが、自分達で対応するのも難しい
今、自分の持っている権限や、能力、マンパワーや時間などが、目的に対して不足している時など
(例:取引先の支払遅延について、会社として対応に行き詰った時に弁護士に代行を頼む…など)
つまり、そのリスクを自分に代わって受けてくれる人は誰か…そこを考えてみることです。
「転任」する場合の例
■ 上司に相談してみる
■ 部下に任せる
■ 他の部署の適任者にお願いする
■ 派遣などを雇って対応する
■ その道のプロに任せる
Tolerate (耐える)
■対処可能度: 高
■リスクの高さ: 低
■今の所そこまで影響は大きくなく、かつ対策についてももう少し様子を見たいといき
(例:取引先の支払遅延にがあっても、他の取引はちゃんと支払いしてくれているので様子見…など)
「耐える」というとちょっと語弊があるかもしれませんが…つまり…まだ放っておいても、大きな問題は無いかな…とされている状態。
あるいは、今自分が何かせずとも、そのうち時間が経過すれば、解決の目途が立つもの…
しかし…時間の経過とともに、更に大きなリスクに転じないか…
その点については注意しておく必要があります。
Terminate(絶つ)
■対処可能度: 低
■リスクの高さ: 高
■リスクを許容できず、直ちにリスク排除する必要があるとき
(例:取引先の支払遅延にがあって、それがどんどん嵩んでいっている)
このまま放っておくわけには行かない…というとき、単純にリスクを排除してしまう。
つまり、決断としては「やらない」「続けない」「引き受けない」など、リスクそのものから自分や自分の会社を遠ざけること。
シンプルなのですが、この決断は実はなかなか難しいことがあります。
例えば上述の「例」であるように、取引先に支払い遅延があり、それがどんどん遅延金額が溜まっていっている…
でもだからといって、即座に取引をストップしてしまうと、今後の商売上の関係に響いたりとか…ありますよね。
Treat(対処する)
■対処可能度: 高
■リスクの高さ: 高
■リスクが高い、あるいは高くなる危険性があるが、自力で対処することができる
(例:取引先の支払遅延にがあるが、こちらの買掛金と相殺できる)
これはある意味、最も正攻法です。
予め「リスクがこのレベルにきたらこの手段を取る」といったような計画を立てらえるのもメリットですね。
一方で、このTreatの手段を取るときには、ある程度自分に余裕があるので
「この手段がうまく行かなかった場合にはどうするか」
…という、代替案も考えておくことをオススメします。
まとめ
実際どの方法がいいのかというのは、このカタに当てはめた後、より現状に合うように調整してください。
例えば「リスクが高く、自分で対処可能」だからといって、必ずしも自分で対処しないといけないというわけではありません。
一方で…本当に危機が襲ってきているときは、取り得る手段はあまり多くない…
なので、瞬時の判断が必要… そんなときは是非この「4つのT類型」思い出してください!
今回はここまでです!
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