こんにちは!ラクです。
「どうも…『仕事ができない人』っていうイメージを持たれているなぁ…」
…と思うこと、ありませんでしょうか…
レッテルを貼られている…烙印を押されている…
他人が自分に対して一方的に持つネガティブなイメージです。
一度悪いイメージを持たれてしまうと、それをすぐに変えることは難しいです。
それでも…
「ダメもとで手を打ってみて、ダメなら諦めよう!」
…と、やれることをやってみませんか!?
私の13年間のマネジメントの経験を踏まえて、
「仕事ができないというイメージを、可能なかぎり払拭する方法」をお伝えします!
目次
ケーススタディ
どうしても「悪い方向」に決めつけたがる人はいるものです。
たとえ自分が悪かったとしても、気分の良いものではないですよね。
上司や同僚が「なんで、こんなことができないの?」と言うとき…
裏を返せば「適切な指導不足」「職場環境の管理不行き届き」とも言えます。
結果、上司は自分の首を絞めることにもなりかねないんです。
そこに真っ向から対立することも可能と言えば可能です。
たとえば人事や、その上司の上司に相談したりなどもできます。
ただ、そうすると肝心の「あなたのイメージ」は悪いままです。
もし「対抗手段」を知りたい場合は、以下から別ブログをご覧ください。
「ちょっと時間かけて、イメージ変えれないかな?」と思う方は、このまま読み進めてください。
レッテルを貼る人の共通点
レッテルを貼る人の思考回路は、単純です。
根底では「めんどくさい。相手が自分の価値観に合わせるべき」と思っています。
そして…何かを「良い」「悪い」と決めることで、自分の脳の負担をラクにしています
これは無意識に行われていて、本人は気づいていません。
これは以下のような「負のループ」を生み出します。
この悪循環を変えるのは多少時間がかかります。
② 自分にとってラクなので、思い込んだまま
③ ずっと自分の視野の狭さに気づかない
どうすればいいか?
この悪循環は、直ちに改善できるものではないです。
しかし、前述したようにこういった「レッテルを貼る」タイプについては、以下の循環があります。
② 自分にとってラクなので、思い込んだまま
③ ずっと自分の視野の狭さに気づかない
これを利用しましょう。
逆に言えば…
あなたの印象を書き換えれば、その良い循環も始まるということです。
「悪いイメージ」を払しょくするというよりは、
「あの人は、案外いい人だ」という思い込みを、時間をかけて入れるんです。
そうすれば、それが続く可能性があるということですね。
好意を持ってもらうには?
そこで、心理学の観点から「好意を持たれるための法則」が存在します。
ロバート・チャルディー二というアメリカの心理学者が書いた1984 年の著書Influence: The Psychology of Persuasionで、説得の 6 つの力について説明しています。
今回はその中から「好意」に関するもの3つだけピックアップします。
顔立ちや体系だけではなく、実際に話している際の話し方やマナーなど、目に入るものが関係するようです。
例えば保険営業をかけるとき、年齢・宗教・政情が同じであれば、他の条件に差異が無い場合、セールス成功率が上がるようです。
ごますりやお世辞などが絶えないのは、やはり有効な手段だからです。分かっていても嬉しいのでしょう。以下に例を挙げておきます。
【補足:賞賛(=ごますり)の例】
悪いところばかり目につく場合、以下のように「言い換え」ることが効果的です。
●頭の回転が遅い
➡ じっくり物事を考える研究者タイプ
●英語が下手
➡ 苦手なんだけど頑張って話そうとする努力家
●人付き合いがうまくない
➡ 自分の意見を持っている
●何かと批判ばかりする
➡ 細かいところまで気が付く
対応のポイント3つ
さて、ここまで外見・類似性・賞賛の話を踏まえ、もう一度ケーススタディを見てみましょう。
ここでこんな風に返したら、どうなるでしょうか…
目的は、「仕事ができないというイメージを、可能な範囲で払拭したい」ですよね。
そこで、先ほどの「人に好かれる法則」のポイント3つ!
② 共通点をアピールする(類似性の利用)
③ 相手のことを持ち上げる(賞賛する)
具体的な対応例
まずは、こんな風に返します。
相手と同じツールを使っているという類似性を見せつつ、それが良いというイメージも与えるため、賞賛も入ります。
こうすることで、あなたが相手に対して悪い印象を持っていないことが伝わります。
相手はあなたからそういったアプローチを受けることで、好意が増してきます。
レッテルを貼られたら、まず自分の応対方法を変えてみてください。
繰り返しますが、イメージを変えるのには少々時間がかかります。
焦らず段階的にやっていきましょうね。
あなただけの解決法①
さて、ここまでの説明はかなり幅広いお話でした。
ここからは、「個人」のお話をしたいと思います。
自分が「仕事ができない」…その状況でも、突き詰めて言えば、
結局頼れるのは自分だけです。
私は≫ミイダスという転職サイトを利用して、無料の「コンピテンシー診断」を受けました。
以下が結果内容で、このように1枚のPDF形式で分かりやすく数字やグラフで示してくれます。
本紙には丁寧に説明文もあり、この結果から以下が分かります。
この表から読み取れることの例
- 私はどうも人当たりとチームワークが弱いらしい。相手がピリピリするような態度を私の方で取っているかもしれない。
- 私は問題解決力とオーガナイズ能力は強いらしい。筋道を立てれば、他人よりも有利に話を運べるかもしれない。
結局のところ、他人に目が行ってしまうがあまり、自分のことを知ることが疎かになっていたんです。
他人のことをあーだこーだ言う前に、まず自分のことを客観的に見ることが出来れば、意外な突破口を見出すことができます。
自分のことをより知ることで自信が持てたり、逆に上司に対する今までの態度を反省するようなコメントが、≫コンピテンシー診断の使用例13個と口コミを見ても同様に見受けられたりします。
あなただけの解決法②
自分にレッテルが貼られている状態だと、「自分が間違っているのか?」とさえ思うこともあるでしょう。
自分の方向性に迷った時は、「本当は自分は何を思い、どう感じているのか」を見直すと良いです。
私はAIを搭載したメンタルアプリによく相談します。
以下は≫【Awarefy】(アウェアファイ)というデジタル認知行動療法アプリのAIと会話した内容です。
さらに会話を続けてみました。
自然な会話でこちらの話を引き出してくれるので、言語化することができます。
Awarefy利用による気づき
- やはり改めて、理不尽だったことを再確認した。
- 自分だけでは、そもそも改善できる問題では無い。
- 自分の言葉で表していくことで、冷静に状況を見ることができた。
このAIとの会話は、先ほどの「ミイダスのコンピテンシー診断」とは少し違います。
診断の方は、明らかにデータから分析した内容を自分の傾向に当てはめて、自分のタイプを割り出します。
しかし、話をしていくと、AIではなく「自分で答えを出している」状態になり、自信に繋がります。
「働きたくない」「上司に相談しづらい」「部下への対応が分からない」「顧客対応が辛い」など、
よくある職場の悩みについても、≫AIとの会話例と口コミを見ると、丁寧に聞いてくれていることが分かります。