こんにちは!ラクです。
「あーその仕事、私がやっとくからいいよ」
…と先輩や上司に言われ、なかなか自分に仕事が振られない…
「もしかしてこの職場って…暇??ラッキー♪」
…そんな風に思ったこと、ありませんでしょうか…?
うーん、確かに、そういう人いるなぁ…
ラッキー!って思いがちなんですが、実はちょっと危険なんですよね
結論から言うと…ラッキーと言うより、むしろリスキーです💦
そして、この状況は100%上司の責任です。
私自身の転職経験を踏まえながら、お話ししますね!
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仕事が振られない「表面上の」理由
私自身が転職したときも、なかなか仕事が振られませんでした。
ホントに、「なんで自分が採用されたの?」と思ったくらいです。
私は40歳を過ぎて転職をしたため、周りが仕事を振りにくかった(?)というのもあるかもしれません。
しかし、それ以上に感じたのは主に以下4つです。
1.社内文化に馴染んでないと思われている
2.役割が不明確
3.チームメンバーの警戒心
4.「どうせすぐ辞める」と思われている
ひとつずつ見ていきましょう!
1.社内文化に馴染んでいないと思われている
これはいまだに悩んでいるというか、解消できていません(笑)
中途入社者にとって、既存社員との最大の違いは「その企業特有の文化やルールを知らない」という点です。
たとえ前職で高い成果を上げていたとしても、社内文化に馴染むまではやはり時間がかかります。
このように、明文化されていない「暗黙のルール」があるんですよね。
2.役割が不明確
私の場合は、業界知識はありましたので、即戦力を期待されたものだとばかり思っていました。
しかし、「会社独特のルールややり方」があり、その教育に時間がかかりました。
よって、すぐに仕事が任されるということはありませんでした。
入社した側にとっても、「え?なんで私雇われたの?」と思っちゃいますよね。
その一方で、教える方も「すぐに任せられると思ってたけど、なかなか難しい…」といった不一致が生じます。
でもハッキリ言って、これはもう避けられないものと思います。
3.チームメンバーの警戒心
特に大企業から中小企業へ転職した場合…周囲の警戒心を感じるのではないでしょうか?
私の場合、そこそこマクロやVBAなどを用いた自動化が得意でした。
AIやITなどについても推進することを提案していったのですが、かなり反発を食らいました。
そんな風に思われていたっぽいです(笑)
カンタンにまとめると以下のように言うことが出来ると思います。
競争相手と見なされる:既存メンバーが「自分たちの立場を脅かされる」と感じることがあります。社内の慣習を壊す存在と見られる:既存のプロセスや方法論を脅かすと感じられる
つまり、中途入社者が自分の経験や提案を強く押し出してしまうと、その結果、逆に協力や情報共有が消極的になる可能性があります。
このことが「仕事が振られない」状況を作り出している可能性があります。
4.「どうせすぐ辞める」と思われている
中途採用で入ったとしても、「職場が合わなければ、すぐ辞めるかも」と思われる可能性があります。
実際、転職を既に何度かしている人を採用する場合、「また辞めるだろう」と捉えられかねないです。
色々教えたって、どうせ長続きしないでしょ
そんな風に思われていると、仕事が振られにくくなる可能性があります。
ケーススタディ(NG例)
では、ここで会話例を見てみましょう。
今回は、トクコさんとケンジさんで、ロールプレイしてもらいます。
以下は上司のトクコさんと部下のケンジさんが話している様子です。
******************ここからロールプレイ******************
あ、トクコさん、例の顧客からの問い合わせなんですが
あー!あれか、もう私がやったで。大丈夫!
あ、そ、そうですか…ちなみに明日の会議の件ですけど…
あー!あれか。ええよええよ。私やっとくから!
……
******************ロールプレイ、ここまで!******************
仕事が振られない「本当の」原因
これまで、以下4つの「仕事が振られないと思われる理由」についてお話ししてきました。
1.社内文化に適応しにくい
2.役割が不明確
3.チームメンバーの警戒心
4.「どうせすぐ辞める」と思われている
しかし、これらは理由ではあるものの、「仕事が振られない原因」ではありません。
冒頭でも少し触れましたが、これらは100%上司の責任です。
つまり、上司に原因があります。
その背景を知るために、「なぜ仕事が振られないか」について考えてみましょう。
端的には、以下4つが考えられます。
(A)あなたを信頼していない
(B)部下のあなたに気遣いすぎてしまっている
(C)「自分でやった方が早い」と思っている
(D)どう声を掛けたらいいか分からない
実はこれらの状況すべてにおいて、「上司がラクをしたがっている」と言えます。
上司としての本来の責任は、部下に仕事をさせるべきであるにもかかわらず、
それを怠って、自分で仕事を処理してしまっているからです。
多少、企業文化に合わなかあろうが、チームメンバーに警戒されていようが…
中途入社した者に明確な役割と仕事を与えるのは、間違いなく上司の責任です。
上司が「悪い」のか?
管理職はチームを使って会社から求められている結果を出すことを求められています。
個人で仕事を完結することを会社は望んでいません。
よって「部下に仕事を振らない」という状況は、実はチーム全体としては黄信号です💦
一方で…
上司にも以下のような言い分があるかもしれません。
- 仕事を振る余裕も無いくらい忙殺されている
- さらに上位の管理職から指示が出ている。
- その他、どうしても振れない理由がある
よって、「上司が悪い」という結論に飛びつくのはちょっとキケンです。
仕事が出来る人の特徴と循環
ここで、対比で「仕事をよく振られる人」について考えてみましょう。
そういった人たちは、たとえば以下のような特徴を備えていませんか?
- 自己主張が上手で存在感が強い
- 自己成長に積極的で、常に新しいスキルを求める
- 社内ネットワークが広く、上司や同僚に好かれている
- 社内コミュニケーションにツーカーで答えられる
- ストレス耐性が高く、困難な状況でも冷静に対処する
- 自信に満ちた外見と振る舞いを持つ
そういった人たちは、「仕事を振られる」ことで良い循環が回っています。
カンタンにまとめると以下のような感じです。
仕事が振られ、それをこなすことで成長します。
成長すると業績も伸びて、それが上司や会社に評価されます。
評価されると、自ずと周りからの信頼も上がります。
信頼が上がると、「ウチのプロジェクトに入らないか?」と言った形で、より仕事が任されるんですよね。
仕事が振られないリスク
いくら中途入社であっても、仕事が振られないことは、この循環が始まりません。
「負のループ」が始まるきっかけにすらなってしまいます。
つまり、「悪循環」が始まるということです。
このことは、以下のようなデメリットをもたらす可能性があります。
(A)仕事をする機会がない
(B)自分が成長しない
(C)会社から評価されない
(D)信頼関係も構築されない
仕事をしないままでいると、成長もせず、評価もされません。
よって、信頼関係も構築されず、さらに仕事が無くなります。
対策①上司を観察してみる
仕事を振られないときは、上司のことをよく観察してみましょう。
- 「仕事を振られる」のは、どんなときか?
- 逆に「振るべきなのに、振られない」ときは?
- 繁忙期など、外因的な要因で上司の態度は変わる?
- 上司はどういった仕事の仕方を好むか?
これらを考慮したうえで、上司への声掛けの内容を考えてみましょう。
たとえば以下のような感じです。
★声のかけ方の例★
●「もし良かったら、ポイントを教えていただければやりますが…」
●「今、私が何かできることはありませんか?」
●「この仕事の方は対応しようと思いますが、いかがでしょうか?」
こういった積極的な声掛けは、上司の立場からは嬉しいものです。
ケーススタディ(OK例)
では、もう一度トクコさんとマナコさんに話してもらいましょう!
******************ここからロールプレイ******************
あ、トクコさん、例の顧客からの問い合わせなんですが…
あー!あれか、うん、うん、やっとくからいいよ
あ、いえ、もし良ければポイントを教えてくださいませんか?私、対応しますので…
そう?じゃあお願いしよかな
******************ロールプレイ、ここまで!******************
対策②証拠づくり
せっかく上司に声をかけても、それでもまだ仕事が振られないこともあるかと思います。
その場合、以下のようなメールも打ってみましょう。
そして、そのメールを証拠として取っておきましょう。
そうすれば、いざとなれば上司の上司や、信頼できる人事に相談する際に使えます。
★相談の例★
「上司の〇〇さんが、自分に全然仕事を振ってくれません。私の方から何度かお声がけして、メールも打っているのですが…」
対策③長期の視点で考える
対策①や②のような試みを行ったにもかかわらず、仕事が振られない…
あるいは、そのような試みを行えるような雰囲気ですらない…
そんなときは、その新しい会社で「仕事が振られている人」のことを、よく観察してみてください。
先ほどの例を再度挙げると、以下のような特徴があるかもしれません。
- 自己主張が上手で存在感が強い
- 自己成長に積極的で、常に新しいスキルを求める
- 社内ネットワークが広く、上司や同僚に好かれている
- 社内コミュニケーションにツーカーで答えられる
- ストレス耐性が高く、困難な状況でも冷静に対処する
- 自信に満ちた外見と振る舞いを持つ
ぜひ、その人のことを思い浮かべてみてください。
自分の知っている
「仕事をよく任される人」は
〇〇〇さんかな…
仕事を振られないときこそ
「仕事を任される」ことは、本人の個性や資質もあるかもしれません。
しかし多くの場合は、それは長い時間や労力をかけて築きあげた賜物です。
〇〇〇さんは、ある意味良い経験や良い環境に恵まれてきたとも言えますね。
ただ…
〇〇〇さんと同じ結果を出すために、
必ずしも〇〇〇さんと同じようになる必要はありません。
それは土台無理な話です。
そこでオススメしたいのが、以下の考え方です。
自分の強さを見定めること
そのためには、「自分の強さ」を見定めると、手っ取り早いです。
つまり…
誰にでも得手不得手はありますが、意外と自分では気づいていないんですよね。
私も自分の強さを確認するため、自己診断をしました。
そのときの結果は、以下のようなものでした。
私は、やさしい問題よりも難しい問題、複雑な問題にぶつかるほど意欲が出る。問題にぶつかったときに、解決に向けて合理的な推論を行う。
私は、他人と必要以上に関わることを好まず、単独で仕事に取り組む。自己主張し、自分の思う方向に引っ張っていきたいと考えている。
私はこの無料の自己診断については、「ミイダス」という転職サイトを利用しました。
ミイダスについては、以下ブログでもご紹介しています。
まとめ
今回のまとめは以下のとおりです!
- 仕事が振られない原因
-
中途入社後に仕事が振られないのは、以下の要因が絡み合っている場合がある。
- 社内文化に馴染めていない
- 役割が明確でない
- チームメンバーの警戒心
- 「すぐ辞める」と思われている
- 上司の責任と状況の背景
-
上司が仕事を振らない理由は、信頼の欠如や「自分でやった方が早い」という心理がある可能性も。その背景には、上司自身の忙しさや組織の事情が隠れていることを理解する必要がある。
- 仕事を振られる人の特徴
-
成果を上げて仕事を任される人は、自己主張や自己成長に積極的で、良好な人間関係を築いていることが多いです。
- 具体的な対策
-
1. 上司を観察し、効果的な声掛けを行う
2. 証拠づくりを通じて状況を改善する
3. 長期的な視点で、社内で「仕事を振られる人」の特徴を学ぶ - 自分の強さを見定めること
-
自分の強みを活かしつつ、職場に適応するための工夫を重ねることが、オススメ!
自分の強みかぁ…
まずは「今の自分」を知ることからスタートかな…と思います
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