仕事を振られない状況はラッキーではなくリスキー!原因と対策
こんにちは!ラクです。
「あーその仕事、私がやっとくからいいよ」
…と先輩や上司に言われ、なかなか自分に仕事が振られない…
そんな経験はありませんでしょうか…?




結論から言うと、この状況は100%上司の責任と言えます。
仕事は一人だけで処理できないから、チームがあるんです。
そしてチームがあるのに、部下に仕事を振らない…
それは「上司」としての仕事ができていないと言えます。
私の14年間のマネジメントの体験と失敗から、この状況の分析と解決方法をお話します!
Yahoo知恵袋ベストアンサー
Yahoo知恵袋でのご相談について、このブログの内容でお答えさせていただき…
ベストアンサーをいただきました!
(このブログの一番下に、全内容を掲載しています)
ケーススタディ(NG例)
まず職場の雰囲気をイメージするため、会話例を見てみましょう。
以下は上司のトクコさんと部下のマナコさんが話している様子です。










なぜ仕事が振られないか
冒頭でも少し触れましたが、この状況は100%上司の責任と言えます。
その背景を知るために、「なぜ仕事が振られないか」について理由を考えてみましょう。
端的には、以下3つの理由が考えられます。
(B)部下のあなたに気遣いすぎてしまっている
(C)上司が「自分でやった方が早い」と思う
実はこれら3つの状況すべてにおいて、「上司がラクをしたがっている」と言えます。




「信頼していない」ことも「気遣っている」ことも、
なぜ上司がラクをしたがっていると言えるのか…
上司としての本来の責任は、部下に仕事をさせるべきであるにもかかわらず、
それを怠って、自分で仕事を処理してしまっているからです。
仕事が振られないという状況
部下としては、自分が信頼されていないのではと感じてしまいます。
そしてそれ以上に、「自分に仕事が振られない」ということは、仕事の評価が下がる可能性もあります。
「コイツ仕事してねぇな」と思われるかもしれない…ということです。
また、仕事が振られないということは、成長の機会も失っていることになります。
色々な仕事を適度にこなすからこそ、仕事ができるようになり、あなたが評価されるようになります。
そして、あなたが評価されることにより、またあなたに仕事が振られるようになります。
仕事がのっけから振られないということは、この循環が絶たれているということになります。




上司が「悪い」のか?
そもそも、上司の役割とは何でしょうか?
とてもカンタンに言ってしまうと、チームを使って会社から求められている結果を出すことです。
当たり前なのですが、ここがとても大事な点です。
だからこそ「上司」という役割を与えられています。
個人で仕事を完結することを会社が望むのであれば、上司という役割でなくてもいいんです。
一方で…
その上司が「悪い」かというと、それは分かりません。
その上司があまりにも忙殺されていて部下に手が回らなかったり、
まずは他の経験を積ませようとしている意図があったりするかもしれません。
よって「上司の責任」ではありますが、「上司が悪い」という結論にすぐ飛びつくことは避けましょう。
仮に、部下の仕事の能力が低いがゆえに仕事を振っていないと上司が考えているのであれば…
そこで上司が本来行うべきことは、上司が自分で仕事をしてしまうことではありません。
部下へのコーチングだったり、トレーニングだったり、成長の機会を与えることです。
もしその成長の機会を与えたにもかかわらず部下のパフォーマンスが振るわないようであれば…
上司として別の方法を考えなくてはなりません。
よって、「上司が悪い」というよりは、
「上司として未熟」
…ということは、言えるでしょう。
部下としては、どうすればいいか?
ここまでのことをまとめると、以下のようになります。
- 部下に仕事を振るのは、上司の責任。仕事を振らないのは、上司の未熟さゆえ。
- 仕事が振られない状況が続くと、自分の評価が下がる可能性がある。
- 短期的にはラクだが、中長期的なことを考えると自分の成長につながらない。
この状況は上司が作り出しているものですが、黙っていては自分の身が危うくなりかねません。
今のラクな状況に甘んじていたい気持ちも分かりますが、ちょっとここは勇気を出しましょう(笑)
まずは以下のように、上司への声掛けからスタートしてみましょう。
「もし良かったら、ポイントを教えていただければ自分がやりますが…」
「分かりました。では他に今私が何かできることはありませんか?」
「ではこちらの仕事の方は僕の方で対応しようと思いますが、いかがでしょうか?」
よほどヘンな上司でない限り、こういった声掛けは上司の立場からは嬉しいものです。
仮に部下のことを見下していたとしても、積極性はありがたいでしょう。
ケーススタディ(OK例)
では、もう一度トクコさんとマナコさんに話してもらいましょう!








それでもうまくいかない場合…
もし、この方法でうまくいかなかったり、上司が仕事を振らない理由を教えてくれない…
そういった「上司が仕事を振ってくれない」という状況が変わらないのであれば、
声掛けを行った後で「先ほどお話ししたように、今後何かあれば私の方で対応します。
必要に応じてアドバイスなどいただければ嬉しいです」というメールを上司に送りましょう。
そしてそれを証拠として持っておき、その上司の上司や、信頼できる人事などに相談してみましょう。
「上司の〇〇さんが、自分に全然仕事を振ってくれません。私の方から何度かお声がけして、自分に振ってくださいとお話ししているのですが…こういったメールも打っているのですが…」
口頭で上司とやり取りするだけではなく、メールのような形で記録に残すことが望ましいです。




Yahoo知恵袋のご相談
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13232462203
お願いがあります
さて、ここまで「具体的な対応方法」についてお話させていただきました。
しかし私も当時、即座にこのような行動を取ることはできませんでした。
それは「相手のこと」と「自分のこと」が見極められず、不安が拭えなかったからです。
きっとあなたも、行動に移すには不安があるかと思います。
そこでお願いがあります。
以下の15分程度の自己診断(無料)を試していただけませんでしょうか?
人間関係向上のため、ミイダスのパーソナリティ診断(無料)が
選ばれる理由
実は他人に見えている自分って、案外ひどいものなんですよね(笑)
それは私自身もそうでした。
でも、この無料診断を受けたことで、等身大の自分を見つめなおし、職場での自分の振る舞いに対し冷静になることができました。
ただ、この無料診断… 過去のサービスとは既に内容が変わっています。
今後、サービスの変更あるいはサービスの停止といったことも考えられます。
本気で現状を変えたいと思っている方は、今すぐご登録ください!
人間関係向上のため、ミイダスのパーソナリティ診断(無料)が
選ばれる理由
「自分だけじゃない」
特に職場で自分に無意味に絡んでくる不条理な人間と出会った時、読みたい本が田村耕太郎さんが書かれた「頭に来てもアホとは戦うな!」です。
それなりにあなたの職場でのポジションに影響力のある人間が、しつこく嫌なことを言ってくるような場合に、ぜひ読んでいただきたい本です。
「自分だけじゃないんだなぁ」と思えますし、無駄な戦いを繰り広げないためのコツが書いてあり、何度も読みたくなる本です。
まず軽く読みたい方は、マンガ本からでもいいかと思います。