こんにちは!ラクです。
「あーその仕事、私がやっとくからいいよ」
…と先輩や上司に言われ、なかなか自分に仕事が振られない…
「もしかしてこの職場って…暇??ラッキー♪」
…そんな風に思ったこと、ありませんでしょうか…?

うーん、確かに、そういう人いるなぁ…



ラッキー!って思いがちなんですが、実はちょっと危険なんですよね
結論から言うと…ラッキーと言うより、むしろリスキーです💦
そして、この状況は100%上司の責任です。
今回もいつも通り、ラク・トクコ・バウの3人も一緒にお話ししていきます!
Yahoo知恵袋ベストアンサー
Yahoo知恵袋でのご相談について、このブログの内容でお答えさせていただき…
ベストアンサーをいただきました!




仕事が振られない「表面上の」理由
私自身が転職したときも、なかなか仕事が振られませんでした。
ホントに、「なんで自分が採用されたの?」と思ったくらいです。
しかし、それ以上に感じたのは主に以下4つです。
1.社内文化に馴染んでないと思われている
2.役割が不明確
3.チームメンバーの警戒心
4.「どうせすぐ辞める」と思われている
1.社内文化に馴染んでいないと思われている
中途入社者にとって、既存社員との最大の違いは何か?
それは、「その企業特有の文化やルールを知らない」という点です。
たとえ前職で高い成果を上げていたとしても、社内文化に馴染むまではやはり時間がかかります。
このように、明文化されていない「暗黙のルール」があるんですよね。


2.役割が不明確
私の場合は、即戦力を期待されたものだとばかり思っていました。
しかし、「会社独特のルールややり方」があり、慣れるのに時間がかかりました。
よって、すぐに仕事が任されるということはありませんでした。
これはもう避けられないものと思います。


3.チームメンバーの警戒心
私の場合、そこそこマクロやVBAなどを用いた自動化が得意でした。
AIやITなどについても推進することを提案していったのですが、かなり反発を食らいました。
要は、以下のように思われていたようです。
●競争相手と見なされる
●社内の慣習を壊す存在と見られる
つまり、中途入社者が自分の経験や提案を強く押し出してしまうと、その結果、逆に協力や情報共有が消極的になる可能性があります。
このことが「仕事が振られない」状況を作り出している可能性があります。


4.「どうせすぐ辞める」と思われている
中途採用で入ったとしても、「職場が合わなければ、すぐ辞めるかも」と思われる可能性があります。
色々教えたって、どうせ長続きしないでしょ


そんな風に思われていると、仕事が振られにくくなる可能性があります。


ケーススタディ(NG例)
では、ここで会話例を見てみましょう。
今回は、トクコさんとケンジさんで、ロールプレイしてもらいます。
以下は上司のトクコさんと部下のケンジさんが話している様子です。
*****ここからロールプレイ*****



あ、トクコさん、例の顧客からの問い合わせなんですが



あー!あれか、もう私がやったで。大丈夫!



あ、そ、そうですか…ちなみに明日の会議の件ですけど…



あー!あれか。ええよええよ。私やっとくから!



……
**ロールプレイ、ここまで!**
仕事が振られない「本当の」原因
これまで、以下4つの「仕事が振られないと思われる理由」についてお話ししてきました。
1.社内文化に適応しにくい
2.役割が不明確
3.チームメンバーの警戒心
4.「どうせすぐ辞める」と思われている
しかし、これらは理由ではあるものの、「仕事が振られない原因」ではありません。
冒頭でも少し触れましたが、これらは100%上司の責任です。
つまり、上司に原因があります。
その背景を知るために、「なぜ仕事が振られないか」について考えてみましょう。
(A)あなたを信頼していない
(B)部下のあなたに気遣いすぎてしまっている
(C)「自分でやった方が早い」と思っている
(D)どう声を掛けたらいいか分からない
実はこれらの状況すべてにおいて、「上司がラクをしたがっている」と言えます。
上司としての本来の責任は、部下に仕事をさせるべきであるにもかかわらず、
それを怠って、自分で仕事を処理してしまっているからです。


中途入社した者に明確な役割と仕事を与えるのは、間違いなく上司の責任です。


上司が「悪い」のか?
管理職はチームを使って会社から求められている結果を出すことを求められています。
よって「部下に仕事を振らない」という状況は、実はチーム全体としては黄信号です💦
一方で…
上司にも以下のような言い分があるかもしれません。
- 仕事を振る余裕も無いくらい忙殺されている
- さらに上位の管理職から指示が出ている。
- その他、どうしても振れない理由がある
よって、「上司が悪い」という結論に飛びつくのはちょっとキケンです。


仕事が出来る人の特徴と循環
ここで、対比で「仕事をよく振られる人」について考えてみましょう。
そういった人たちは、「仕事を振られる」ことで良い循環が回っています。
カンタンにまとめると以下のような感じです。


仕事が振られ、それをこなすことで成長します。
成長すると業績も伸びて、それが上司や会社に評価されます。
評価されると、自ずと周りからの信頼も上がります。
信頼が上がると、「ウチのプロジェクトに入らないか?」と言った形で、より仕事が任されるんですよね。
仕事が振られないリスク
いくら中途入社であっても、仕事が振られないことは、この循環が始まりません。
「負のループ」が始まるきっかけにすらなってしまいます。
つまり、「悪循環」が始まるということです。
このことは、以下のようなデメリットをもたらす可能性があります。
(A)仕事をする機会がない
(B)自分が成長しない
(C)会社から評価されない
(D)信頼関係も構築されない
仕事をしないままでいると、成長もせず、評価もされません。
よって、信頼関係も構築されず、さらに仕事が無くなります。




対策①上司を観察してみる
仕事を振られないときは、上司のことをよく観察してみましょう。
- 「仕事を振られる」のは、どんなときか?
- 逆に「振るべきなのに、振られない」ときは?
- 繁忙期など、外因的な要因で上司の態度は変わる?
- 上司はどういった仕事の仕方を好むか?
これらを考慮したうえで、上司への声掛けの内容を考えてみましょう。
たとえば以下のような感じです。
★声のかけ方の例★
●「もし良かったら、ポイントを教えていただければやりますが…」
●「今、私が何かできることはありませんか?」
●「この仕事の方は対応しようと思いますが、いかがでしょうか?」
こういった積極的な声掛けは、上司の立場からは嬉しいものです。


ケーススタディ(OK例)
では、もう一度トクコさんとマナコさんに話してもらいましょう!
*****ここからロールプレイ*****



あ、トクコさん、例の顧客からの問い合わせなんですが…



あー!あれか、うん、うん、やっとくからいいよ



あ、いえ、もし良ければポイントを教えてくださいませんか?私、対応しますので…



そう?じゃあお願いしよかな
*****ロールプレイ、ここまで!*****
対策②証拠づくり
せっかく上司に声をかけても、それでもまだ仕事が振られないこともあるかと思います。
その場合、以下のようなメールも打ってみましょう。
そして、そのメールを証拠として取っておきましょう。
そうすれば、いざとなれば上司の上司や、信頼できる人事に相談する際に使えます。
★相談の例★
「上司の〇〇さんが、自分に全然仕事を振ってくれません。私の方から何度かお声がけして、メールも打っているのですが…」


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