「それって私の仕事ですか?」と聞くよりも、ずっと良い対処のコツ3つ

こんにちは!ラクです。

「え!?

それって私の仕事ですか?

なんでxxx部がやらないんですか?」

上司に対してそのように思うこと、ありませんでしょうか…

Tokuko (why)
Tokuko (why)
なんか「都合よく使われてる」って感じがすること、あるなぁ…
まさにそういうときこそ、「なんで自分が??」って思いますよね…
Raku
Raku

私の経験と、考察

実際に会ったケース
上司が「この内容、ちょっと全員に回覧しておいてくれる?」と私に振ってきました。しかしそれは明らかに人事部が対応すべき内容でした…

ヘンに私が対応することで、逆に人事部に迷惑がかかるのではという気持ちがありました。

周りから質問を受けても、答えられなさそうですしね…

そこでどう対応すべきか、少し悩みました。

こういった状況は、社会人として働いていると時々起こります。

つまり、「上司からよくわからない指示を受けること」です。

その指示について「それって私の仕事ではないのでは?」と感じることもしばしばです。

確かに本来なら別の部署が行うべき業務なのかもしれません。

でも上司からそう言われてしまえば、反発したくなる気持ちは無視できません。

一方で反抗的な態度を取ることが賢明ではないことも理解しています。

こういった葛藤に悩まされるのは誰しもよくあることですね。

どういった葛藤か?

なぜこのような心理状況に陥るのか…そしてうまく対処する方法は何なのか…

具体的に考えると以下のような感じかなと思います。

・余計な仕事から「自分を守ろう」とする危機感
・「自尊心を守ろう」とする思い
・誤解、不公平感など、「不安」「不信」による反発

このように…

上司から自分の仕事ではない業務を指示されると、一気に負の感情が湧き出てきます。

「知覚」の観点から

ではここで、名著「観察力を磨く名画読解」(エイミー・E・ハーマン/早川書房)を参照にしながら考えたいと思います。

「観察力を磨く・名画読解」(エイミーE.ハーマン)より引用

  • 他者の視点に立つことで、より広い視野から状況を捉えられ、建設的な対応ができるようになります。」
  • 視点を変えることで新たな気づきが得られるかもしれません。現場に赴いて直接確認したり、別の角度から見直したりすることで、解決の糸口が見つかるでしょう。」
  • 物事を正確に理解するには、できるだけ多くの情報を集め、多くの視点で見ることが大事です。」

どうも「自分の狭い視点にとらわれ、他者の意図や状況を理解しようとしていないこと」があるようです。

そのため上司の立場に立って考えることができず、指示の真意を捉えるのが難しいようです。

自分の先入観だけでなく、さまざまな角度から見直す”視点の転換”も重要な観点です。

対処法

「上司の視点とか、そもそも考えたくもない…

不尽な指示を渋々受け入れるしかない…」

そう思うとモヤモヤした気持ちが募りますよね。

上司を敵に回してしまっては、ちょっと面倒そうです。

しかし、耐え忍び続けるのも、それはそれで落ち込んでしまいます。

そんなときは、まず外に軽く散歩でもして、リラックスしましょう。

そのうえで取りたい対処法のコツは以下の通りです!

取るべき対処法のコツ1. 上司の意図を知り、真っ向から反抗しない
2. 自分の視点を相対化する
3. 裏を取り、建設的な提案を行う

1. 上司の意図を知り、真っ向から反抗しない

まずは上司がその指示を出した意図や背景は、やはり知っておきたいところです。

単に業務の効率化を図っているのか?

人員の補填を意図しているのか?

あるいは部門連携を重視しているのか?

気持ちが落ち着いた段階で、上司の狙いをちょっと考えてみましょう。

2. 自分の視点を相対化する

もし上司の意図が理解できたとしても…

なお「自分の領域を踏み越えられた」と、強い感情が残る場合があります。

そういった時は、「もしかしたら、自分の主観的な見方に過ぎないかも」と、ふと考えてみるのも良い手です。

物事を自分の狭い視点からのみ判断するのではなく…

組織全体や上司の立場から多角的に検討し直す必要があります。

自分の思い込みを相対化して、俯瞰的に捉え直すことで、指示を受け入れやすくなるはずです。

3. 裏を取り、建設的な提案を行う

自分の狭い視点から離れて考えた上で、

なお指示に違和感を覚えるのであれば、建設的な提案を行うことも手です。

例えば「部門連携を重視するのであれば、こんな方法もあるのではないでしょうか」といった具体的な代替案を示します。

その場合、その部門の人や関係者と話し、裏を取ってみることが大事です。

そうすれば、単に反発しているだけではないことを上司に理解してもらえるはずです。

私の経験談とまとめ

では、もう一度「実際に会ったケース」を見てみましょう。

実際に会ったケース
上司が「この内容、ちょっと全員に回覧しておいてくれる?」と私に振ってきました。しかしそれは明らかに人事部が対応すべき内容でした…

 

先ほどの3つの点を踏まえ、今回私は以下のような対応を取りました。

私の回答:「先ほど人事の方とお話ししましたが、既に〇〇〇という対策を考えていて、メールドラフトも作られているようです。少し待って様子を見て、必要があればフォローに入りたいと思います」

 

「え、それって私の仕事ですか?」

…そう聞きたいのは山々で、そのメールドラフトも実は書いてしまっていました(笑)

しかし、先ほどの3点を踏まえて、何とか思いとどまりました。

今回は幸い、何とか収まりました!

まとめ

こんな風に一つ一つ「意識を以て」対応しなければならないと思うと、とてつもなく面倒に感じられるかもしれません…

でも、一歩一歩着実にこのプロセスを踏んでいけば、必ず道は開けます。

少し面倒でも、着実に成長の糧にはなりますので、乗り越える価値は十分にありますよ!

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なお、今回のブログには以下の著書を参考にしています!


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