ドキっとする「反抗的な部下が上司に思うこと」と対処法

こんにちは!ラクです。

それって私の仕事なんですか?xx部の仕事ですよね?」

それってウチの会社が受けるべき案件なんですか?」

…などと部下に言われて、イラっと来ることありませんか?

Gaaan
Gaaan
あるある!踏みつぶしてやりたい!
忙しい上司にとってみたら「もういいからサッサとやってくれよ」と思っちゃいますよね
Raku
Raku

結論から言うと、仕事は仕事です。やるべきものです。

そこをまずハッキリと伝える理由は、その点はシンプルに交渉の余地なしだからです。

もちろん、将来的に「今後どうするべきか」という議論はあるかもしれません。

しかし、上司として自分の部署が行う仕事だと認定した以上、自分のチームの誰かがやるのは当たり前です。

「なぜ、これがあなたの仕事なのか」の説明に多くの時間を費やすのは止めましょう。

そして「あなたにお願いする仕事だから、どう対応するかを一緒に考える」ことに時間を使いましょう。

このブログを読んでいただくことで、そのフォローアップの仕方が分かるようになります!

なお、「優秀な部下の対応」については以下でご紹介しています!

自分のことを優秀だと思っている「扱いにくい部下」の改善法

ケーススタディ

ケーススタディ
顧客案件の対応を部下にお願いしようとしたら、「それ、ボクの仕事なんですか?」と言われた。そして拒否する理由や背景を延々と話された…

 

Tokuko
Tokuko
あたしが部下やったら、どんなこともやるけどなぁ
じゃあ「君は来週から請求書処理担当だ!」って言われたらどうですか?
Raku
Raku
Tokuko (shock)
Tokuko (shock)
えーー!それってあたしの仕事なん??

あら?(汗)
Raku
Raku

部下の反抗の直接的な理由は、上司自身が威圧的だったり、あるいは部下自身が傲慢だったりなど様々です。

しかし…実は根本にある気持ちは同じです。

反抗するたった1つの理由

根本にある気持ちは、とてもシンプルです。

それは、ちゃんと自分のことを分かってくれているのかという疑いの気持ちです。

なぜそんな風に思うのか…

それは「このまま放っておくと、自分の状況が脅かされるかも」と思っているからです。

仕事が増えたり、メンドウな仕事を押し付けられたり、自分のことが軽視されたり…

今のままだと、そんなことになってしまわないか不安なんですよね。

Tokuko (Hmm)
Tokuko (Hmm)
うーーん、そっか。あたしのケースやと、請求書処理とかイヤやから、つい反抗しちゃったしなぁ…
そうですね。そういった「イヤだな」「面倒だな」という気持ちが、「不安」に繋がっています
Raku
Raku

2つの不安…そして反抗

部下にとってみれば、これまでのやり方で仕事をやってこれたわけです。

そこで新しい仕事を迫られたり、これまでの仕事のやり方を変えないといけなかったりすると…

変化を強いられる」ことになります。

変化を強いられることは、以下2つの不安を生み出します。

今までの自分が否定されるかもしれない…

どれくらい労力が要るのか分からない…

 

それぞれ例を挙げてみましょう。

自分が否定されるのではという不安
(A) 自分に本当にできるのか?
(B) 失敗したら迷惑をかけるのでは?
(C) できなければバカにされるのでは?

 

どれくらい労力が要るのか分からないという不安
(A) 残業が増えるのでは…
(B) 成績を達成するのが大変なのでは…
(C) 私生活への影響がでるのでは…

 

これらの「不安」が「恐怖」になります。

そして、「恐怖」が「反抗」という形で現れるわけです。

つまり…

不安から生まれた恐怖を取り除くために必死で抵抗する…それが上司への反抗です。

失敗例の紹介

先ほどのケーススタディをもう一度見てみます。

ケーススタディ
顧客案件の対応を部下にお願いしようとしたら、「それ、ボクの仕事なんですか?」と言われた。そして拒否する理由や背景を延々と話された…

 

この場面で以下のように部下に伝えたとしたら、どうでしょうか?

NG例:「仕事なんだから、つべこべ言わずやってください!それでみんな、お給料もらってるんです!」

 

Gaaan
Gaaan
う…うーん…正論やけど…
「部下にとっての正論」では無いかもですね
Raku
Raku

部下の反抗的な態度は表面的なものです。

内心は「残業増えたら嫌だな」と思っていたり、

仕事が変わって自分がついていけなかったら嫌だな」といった

不安から生まれた恐怖」が根幹にあります。

その気持ちを理解せず…「仕事なんだから、やれ」と押し付けてしまうと、相手は余計に反抗します。

どうすればいい?

そこで、オススメはこの3つのステップ!

3つのステップ
① この仕事は「やるべきもの」と、まずはキッパリ伝える
② そのうえで「抱える不安」を代わりに言ってあげる
③ その「不安」を取り除く方法を、一緒に考える

 

部下の頭にあるのは、「自分がちゃんとこの仕事ができるか」と「どういった仕事をする必要があるのか」の、2点。

部下は漠然とした不安があり、モヤモヤしているのも確かです。

そこで、こちらから「こういう不安があるよね」と代わりに言ってあげたうえで、さらに一緒に考える姿勢も見せます。

このように返してみてはいかがでしょうか?

OK例:「この仕事はあなたにやっていただく仕事ですね。ただ、確かに全部一気に引き受けると仕事が増えて大変ですよね…。まずは部分的に受けるという方向でもいいと思いますが、どう思いますか?」

 

このように、最後に「どう思いますか?」「どのように感じますか?」と聞くことにはとても良い効果があります。

それは…どうすればこの仕事をできるようになるのか?」という当事者意識を持つようになるからです。

考える方向性を変えたうえで相手に考えさせると、意外と気持ちも切り替わりやすくなります。

部下も内心は「結局仕事なんだから、やらなきゃいけない」ことは分かっています。

現実的な話をすることに利益を感じてくれるはずです。

まとめ

会社である以上、仕事をこなさないといけないのはお互い様ですよね。

そのうえで、どうすれば部下の不安を取り除くことができるか。

そこを考えることがとても大切です。

そうすることで、

不安を取り除かれて恐怖が消え、

恐怖が消えると、反抗も無くなります。

Tokuko
Tokuko
シンプルやな!
結局は「不安」ってことですからね。いかにそこを取り除いてあげるかが、反抗を無くすカギです
Raku
Raku

まず備えるべきは、「心」

あなたのマネジメントのやり方が悪いんじゃないですか」みたいに言われたら、

確かにイラっとしますよね…

しかし…そこで自分も冷静でいられる方が、余計なエネルギーを使わなくて良いので結果的にラクです。

よって、大切なのはとっさの反抗」ではなく「事前の準備」…!

特に大事なのは、心の準備です。

 

怒鳴られてビクビクしてしまう心も…

自分を守るために反抗したくなる気持ちも…

どうすればいいか分からないという不安も…

すべて心の準備にかかってきます。

しかし、そんな心の準備を自分だけで行うのは、難しいですよね…

そんなときにはUnlaceという精神科医監修のオンラインカウンセリングのサイトが結構使えます。

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あなたには、あなたの強さがある。

まずはそれをちゃんと認識すること。

意外と自分では自分の強みについて理解していないものです。

自分の中に眠る本当の強さを、まずは理解して、それを引き出すことをしましょう。

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決して自分だけで無理をしないようにしましょうね。

Tokuko
Tokuko
応援してんで!
頑張ってくださいね!
Raku
Raku

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