こんにちは!ラクです。
「仕事、もう辞めたい…
全然ゴールが見えなくて辛い。
そろそろ心機一転、転職しようかな…」
そんな風に思うこと、ありませんでしょうか?
40代ともなれば、社会人になってからもう20年くらい経つかと思います。
仕事にも慣れてきて、それなりの役職にもついて、給料も悪くなくて…
しかし、役職によるストレスや、ワークライフバランス、会社の将来性など、
自分だけでは改善できないものが多く見えてくるのも事実です。
転職の決意
私の場合、簡単に言えば「会社の方向性」です。
以前は、自社の強みをうまく使い、マーケットをリードしていました。
しかし、別のビジネスに手を出し、そこに自社の優位性はありませんでした。
業界での優位性を得るため、社員に「根性」が非常に求められるようになりました。
つまり、人が時間と労力を割くことで、差別化を図ろうとしたという感じです。
これは正直、めちゃくちゃ大変でした…
「この働き方を今後定年まで続けるのは難しいだろうな…」と思い、転職を決意しました。
転職後の現状(事実)
もちろんこれはあくまで「私の例」であり、ケースバイケースです。
現状(事実)
- 平社員とほぼ同等の仕事をさせられる。
- これまでよりも早く仕事を終わっている。
- 出来る仕事は少ない。
- 給料は以前の仕事よりも高い。
- 社内の人間関係が見えにくい。
- ギラギラした人が少なめ
- これまでのやり方が一切通用しないことも(例:社内政治)
- 給与が、前職より15%増えた
これらはあくまで「事実」で、なるべく客観的に見た状況です。
ではこのような事実を踏まえ、私が良いと思うところと、悪いと思うところを挙げていきます。
良い面について
現状を踏まえて、「以前より良いな」と思うところは以下のとおりです。
- 前職の負担から逃れられたことで、ストレスから解放された。
- 睡眠時間が増えて健康的な生活を送れるようになった。
- 自由に使える時間が増えた。
- 仕事アピール必要性の頻度が減った
- 仕事の内容は、前職に比べてラクに感じる
ストレスからの解放
まず、前職の負担から逃れたことで、やはり解放感はありました。以前は、終わりのないデッドラインとプレッシャーに追われる毎日で、心身ともに疲弊していました。しかし、転職を機にその重圧から解放され、ストレスが大幅に軽減されました。これが一番のメリットだと感じます。
健康的な生活への回帰
以前の私は、不規則な睡眠パターンと過労により、かなり健康を害していました。しかし、転職後は睡眠時間が増え、より健康的な生活を送ることができるようになりました。たくさん寝ることが出来ることは生産性と幸福感に繋がっているなぁと感じます。
自由な時間の増加
転職によって、自由に使える時間が増えたことも大きな変化の一つです。以前は、仕事が生活の大部分を占めていましたが、今はこういったブログに割く時間や、家族との時間を大切にできるようになりました。以前は本当に仕事中心にせざるを得なかったため、ここも前職との大きな違いです。
仕事アピールの必要性の減少
以前の職場では、常に自分の価値を証明し続ける必要がありました。しかし現在の職場ではその必要性が大幅に減少しました。これにより、仕事に対するプレッシャーが減り、よりリラックスして業務に取り組むことができるようになりました。
仕事の内容の変化
転職によって仕事の内容自体も大きく変わりました。以前は大手顧客の成績に影響するような仕事も多かったため、負担が大きい業務が多かったですが、現在はよりラクに感じる業務が中心です。これは、私のスキルセットと興味により適しているため、仕事をすることが以前よりもずっと楽しくなりました。
悪い面について
逆に、「以前よりちょっと悪いかな」と思うところは以下のとおりです。
- 自分の影響力がなくなる。周りを動かせない。
- 給料と年齢の割に、仕事内容が軽くて申し訳なく感じる。
- 周りも、自分に仕事を振ってくるのに気を使っているのを感じる。
- 自分が管理職に長かった分、転職先における管理の拙さが見える。
- キャリアとしては頭打ち感を感じる
影響力がなくなる
以前の職場では、私の意見や提案がしばしば物事を動かすことがありました。しかし、新しい環境では、私の発言が周囲に影響を与えることはほとんどありません。
仕事内容の軽さ
私の給料と年齢を考慮すると、現在の仕事内容は軽すぎると感じざるを得ません。この状況は、周りの人たちへの申し訳なさと、若干自己評価の低下を引き起こしているような気がします。
周囲の気遣い
同僚たちは私に仕事を振る際に極端な慎重さを示している気がします。これが逆に少し居心地の悪さを感じさせます。このような状況は、新しい職場での自分の立ち位置を再考させられるものです。
他の管理職への苛立ち
以前は管理職として長年勤めていたため、転職先の管理体制の拙さが際立って見えます。このギャップは、日々の業務において少しイライラするもので、時には無力感を感じさせます。
キャリアの停滞感
新しい職場での役割は、かつて感じた成長や挑戦の機会はあまり提供してくれないように感じます。この現実は、キャリアの頭打ち感を強調し、将来に対して少し不安を抱かせるものがあります。
慣れるまでの道のり
転職はまるで新しい世界への扉を開くようなものです。
新たな環境、新しい同僚、そして新しい挑戦…
しかし、この新しい世界では、かつてのように「自分を理解してくれる人」はほとんどいません。
これは、自分自身をしっかりと理解し、何を求めているのか…
明確に伝え続ける重要性を改めて思い知らされます。
これが、「慣れるまでの道のり」なのかなと思っています。
転職を経て感じる前職とのギャップは、一見するとチャレンジングです。
しかし、これを機に自分自身の能力や可能性を再発見でもあります。
私の場合、副業を含む複数の活動に興味がありました。
転職はその意味で、自分の本当にやりたいことを実現するための一歩となりました。
新しい仕事に完全に慣れるまでには時間がかかるかもしれません。
しかし、ある程度時間も確保できます。
この「猶予期間」が、自分だけのキャリアを築くための貴重な時間となります。
自分の価値をしっかりと伝え、自分の人生に何を求めるのかを明確にすることが、新たな始まりの一歩ですね。
転職で悩む40代の人たちへ
転職は人生の大きな転機です。
それは単なる職場の変更以上の意味を持ち、多くの側面に影響を及ぼします。
家族、キャリア、お金、健康...
これらすべての要素は、私たちが転職を考えるときの重要な要素です。
転職によってこの4つすべてを満たすのは無理です。
大切なのは、これらの要素のバランスを見極め、自分にとって何が最も大切かを理解することです。
ちなみに…私自身、以前の職で100人以上の面接を経験してきました。
しかし、履歴書に転職歴が多すぎると、採用側としては不安になります。
その人が長期間留まってくれないのではないかと心配になるからです。
よって、転職は慎重にかつ戦略的に行うべきです。
たとえば、現在の職場に戻る自信がある状態になった時が、次のステップを考える良いタイミングかもしれません。
逆説的ですが、「いつでも自分はこの会社に戻ってこれるだろう」という安心感は大切です。
転職は新しいスタートであり、同時に人生の旅の途中でもあります。
この旅をどのように進めるかは、私たち自身の選択にかかっています。
ちょっとほっこりストーリー
少し人生や仕事に疲れたら、ラクとトクコとのいる職場(~ストーリー編~)もご覧くださいー!