こんにちは!ラクです。
「仕事、もう辞めたい…
全然ゴールが見えなくて辛い。
そろそろ心機一転、転職しようかな…」
そんな風に思うこと、ありませんでしょうか?
40代ともなれば、
社会人経験はもう20年近いですね。
仕事にも慣れてきて、
それなりの役職にもついて、
給料も悪くなくて…
しかし、
役職によるストレスや、
ワークライフバランス、
会社の将来性など、
自分だけでは改善できないものが多く見えてくるのも事実です。

私が転職したきっかけ
私の場合、転職を決めた理由は簡単に言えば「会社の方向性」です。
最近別のビジネスに手を出しはじめ、そこに自社の優位性はありませんでした。
業界での優位性を得るため、社員に「根性」が非常に求められるようになりました。
人が時間と労力を割くことで、差別化を図ろうとしたんですね。
これは正直、めちゃくちゃ大変でした。
朝5時から夜中12時まで働くこともあり、
部下に無理難題をお願いすることもあり、
会社の上層部からはずっとプレッシャーを受け続け…
この働き方を今後定年まで続けるのは難しい

そんな風に思い、転職を決意しました。
人生手遅れ?価値観の見直し
今回、私が転職に踏み切った本当の理由は、もうひとつあります。
それは…
「価値観」そのものを見直したかったから
…です。
これは「自分はいったい何がしたいのか」と、自分に問いかける以前の問題です。
つまり、
そもそも今の会社(=価値観)に固執する理由は何だ?
そんな気持ちがありました。
これまで私が「当たり前」と思ってきた職場の価値観は、以下のようなものでした。
・社内で自分の仕事をアピールし、周りの協力を仰ぐ必要がある。
・社内での対立も激しく、政治力が無いとビジネスを前に進められない。
・政治力を保つため、あちらこちらにアピールし続ける必要がある。
・KPIは設けてあるものの、毎年変わる。
・さらに昇進しようとすると、土日が無くなる。
・「できない」は、ほぼ禁句。「次、こうする」を上に伝える。
…しかし、こんな価値観は、会社の一歩外に出れば意味はありません。
それでも私は会社で頑張ることで…「いつか報われる」と思っていたのかもしれません。
あるいは「これだけ頑張っているんだから、許してくれ」と、暗にアピールしていたのかも知れません。
ただ、健康を害するほどに頑張っても、また次の仕事があります。

あれ?自分って、いったい何やってるんだっけ?
ふとした瞬間に、そんな風に我に返るんですよね。
別にゴールもなく、給料も変わらず、報われるわけでもない。
それなのに、なぜ毎日必死にやっているんだろうと。
そういった日々が20年近く続くと、やはり以下のように思うわけです。
もしかして自分はただ、この会社の価値観から外れるのが怖かった?
同じ価値観の中で生きている人たちに、マウンティングを取りたいためだけに頑張ってきたんじゃないか?
…他の考え方や生き方も、あるんじゃないか?
そう感じて、まず環境を変えようと思ったのが転職のきっかけです。
自分自身への問いかけ
転職について悩まれている方、あるいは現在の働き方に悩まれている方は、ぜひを自分に問いかけてみてはいかがでしょうか?
そもそも今の会社(=価値観)に固執する理由は何だ?
生き方は、自分で決めることです。
そして生き方を考えると、働き方を考えることになるでしょう。
正直に言って、転職が私にとって良かったのか悪かったのか、分かりません。
ずっと分からないままなのかもしれません。
ただひとつ言えることは、「自分で自分の人生について、決断出来て良かったなぁ」…ということかなと思います。

良い面について
現状を踏まえて、「転職前より、良いな」と思ったところは以下のとおりです。
- 前職の負担から逃れられたことで、ストレスから解放された。
- 睡眠時間が増えて健康的な生活を送れるようになった。
- 自由に使える時間が増えた。
- 仕事アピール必要性の頻度が減った
- 仕事の内容は、前職に比べてラクに感じる
ストレスからの解放
まず、前職の負担から逃れたことで、やはり解放感はありました。
以前は、終わりのないデッドラインとプレッシャーに追われる毎日で、心身ともに疲弊していました。
しかし、転職を機にその重圧から解放され、ストレスが大幅に軽減されました。
これが一番のメリットだと感じます。
健康的な生活への回帰
以前の私は、不規則な睡眠パターンと過労により、かなり健康を害していました。
しかし、転職後は睡眠時間が増え、より健康的な生活を送ることができるようになりました。
たくさん寝ることが出来ることは生産性と幸福感に繋がっているなぁと感じます。

自由な時間の増加
転職によって、自由に使える時間が増えたことも大きな変化の一つです。
以前は、仕事が生活の大部分を占めていましたが、今はこういったブログに割く時間や、家族との時間を大切にできるようになりました。ここも前職との大きな違いです。
仕事アピールの必要性の減少
以前の職場では、常に自分の価値を証明し続ける必要がありました。
しかし現在の職場ではその必要性が大幅に減少しました。
これにより、仕事に対するプレッシャーが減り、よりリラックスして業務に取り組むことができるようになりました。

仕事の内容の変化
転職によって仕事の内容自体も大きく変わりました。
以前は大手顧客の成績に影響するような仕事も多かったため、負担が大きい業務が多かったですが、現在はよりラクに感じる業務が中心です。
これは、私のスキルセットと興味により適しているため、仕事をすることが以前よりもずっと楽しくなりました。
悪い面について
逆に、「転職前よりちょっと悪いかな」と思うところは以下のとおりです。
- 自分の影響力がなくなる。周りを動かせない。
- 給料と年齢の割に、仕事内容が軽くて申し訳なく感じる。
- 周りも、自分に仕事を振ってくるのに気を使っているのを感じる。
- 自分が管理職に長かった分、転職先における管理の拙さが見える。
- キャリアとしては頭打ち感を感じる
影響力がなくなる
以前の職場では、私の意見や提案がしばしば物事を動かすことがありました。
しかし、新しい環境では、私の発言が周囲に影響を与えることはほとんどありません。

仕事内容の軽さ
私の給料と年齢を考慮すると、現在の仕事内容は軽すぎると感じざるを得ません。
この状況は、周りの人たちへの申し訳なさと、若干自己評価の低下を引き起こしているような気がします。
周囲の気遣い
同僚たちは私に仕事を振る際に極端な慎重さを示している気がします。
これが逆に少し居心地の悪さを感じさせます。
このような状況は、新しい職場での自分の立ち位置を再考させられるものです。

他の管理職への苛立ち
以前は管理職として長年勤めていたため、転職先の管理体制の拙さが際立って見えます。
このギャップは、日々の業務において少しイライラするもので、時には無力感を感じさせます。
キャリアの停滞感
新しい職場での役割は、かつて感じた成長や挑戦の機会はあまり提供してくれないように感じます。
この現実は、キャリアの頭打ち感を強調し、将来に対して少し不安を抱かせるものがあります。

まとめ
「もう辞めたい…」と感じることは、特に40代になると誰しもが一度は抱くものかもしれません。
私自身も転職を決断するに至り、自分の価値観を見直すことが大きなきっかけでした。
40代ともなれば、仕事だけでなく、健康、家族、時間といった側面も考慮していくことにもなります。
考えるべきは、会社の価値観だけじゃないんですよね。

ただ、転職をすることにより、これまでどれだけ自分が会社の価値観に依存していたか…
良くも悪くも、そのことが鮮明になります。
でも、「自分自身で人生の決断する」という経験は、後悔しないためには大切かなと思います。
以下の自分自身への質問について、ご参考になれば幸いです✨
そもそも今の会社(=価値観)に固執する理由は何だ?
転職の前に…
転職を考える際にオススメしたいのは、「ミイダスのコンピテンシー診断」です。
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迷った時こそ、自分のことを知ることで、見えることも出てきます。


私の場合は、問題解決能力が最も高かったのですが、そこのコメントには以下のようにありました。
やさしい問題よりも難しい問題、複雑な問題にぶつかるほど意欲が出る。問題にぶつかったときに、解決に向けて合理的な推論を行う。
逆に一番スコアが低かったのが「人当たり」と「チームワーク」でした…
カンタンにまとめると、以下のような内容でした。
他人と必要以上に関わることを好まず、単独で仕事に取り組む。自己主張し、自分の思う方向に引っ張っていきたいと考えている。
あまりいいことではありませんね(笑)
その辺りは注意しつつも「私に向いている仕事」を考える、いいきっかけになりました。
より詳しく知りたい方は、以下から!
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ラク(@Raku40719883)さん / X (twitter.com)

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