会社から戦力外と扱われても、直ちに「要らない人間」にならない理由
こんにちは!ラクです。
会社から「あなたは戦力として不十分」のように言われたこと、ありませんでしょうか?






「あなたは戦力になっていない」みたいに会社から言われたら…
「きっと自分はもっと頑張らないといけないんだろう‥‥」とか、
「きっと自分の考え方は良くないんだろう」とか、そんな風に思ってしまいますよね。
でも…そう考えると、息苦しくないですか?
このブログでは、そんなお気持ちをラクに出来れば…ということと、
また、冷静には考えられない「会社側の事情」と、「どうするべきか」ついて、まとめています!
どういう気持ちになるか
実際に言われたときには、以下のような気持ちが渦巻きました。
- 自分としては頑張ってきたつもりだった頑張っている自分を認めてくれないのが、非常に残念
- でも仕方ない。自分が必要とされていないのであれば、転職しよう
- こちらとしても、認めてくれない人のために働きたくない
- でも、転職して給料とか減ったら嫌だな
- やっぱりちょっと我慢してみるか…
- でも夜も眠れない… 食事ものどを通らない…
- やっぱり辞めようかな…
私は別にそこまで他の人のことを気にする方ではないと思いますが、それでもこのようにネガティブになりました。
別に悪いことをしたわけではないのに、どうしてそこまで言われなくてはいけないのか。
人生の大半の時間と労力をかけてきたことを否定されたようで、無気力感が一気にあふれ出てきたようでした。
まず、そんな自分に一言
まず、このことを自分自身に言ってみてください。
「雑でいい」




以下は私の大好きな本の一つですが、そこで書かれていたことが当時は特に胸に刺さりました。
著書のp23より
- 「負けちゃいけない」と思っていませんか?
- 「やればできる」と信じていませんか?
- 「いまがすべて」と考えていませんか?
これは真面目で頑張り屋である一方、うぬぼれ屋で自信家ともいえる…だそうです。
要は、「自分は何でもできる」と思っているということになりますからね。
目の前のことだけに囚われて、他の大切なことに注意を向けることができていないかもしれません。
会社側が考えていること
会社や上司は、別にあなたのことを個人的にキライとか思っている訳ではありません。
それよりも、上司自身も大きなプレッシャーを抱えている可能性があります。
要は、会社が望む成績を上司自身が達成できていない…
その状況を何とかしないといけないというプレッシャーがあるわけです。
そこで、安易な考えで「あなた自身によりプレッシャーを与えること」にする…のか、
あるいは「他の人をあなたの代わりに据え置いて、何とかしようとするか」を考えるわけですね。
よって、必ずしも「あなたが不要」というわけではない可能性があります。
追い詰められた上司や会社が取った不用意な決断ということもあります。




会社と「戦う」べきか?
会社や上司と向き合って「戦う」という選択肢を取ることを考えてみましょう。
ここで戦うということは、何を意味するのでしょうか…?




つまり、そういった状態で安易に「戦う」という行為を選んでしまうと、
「自分の方が正しいことを証明する戦い」になります。
しかし…
一度自分のことを否定する会社に対して、「承認しろ」ということのために努力し、時間と労力を削ることになります。
もちろん、事実として言うことはキチンと言うべきです。
事実すら伝えずに逃げることは、記録にも残らないので避けるべきです。
ただ、努力して自分を無理に変えるような必要を迫られると、それはすごく疲れます。
よって、それは不毛な戦いに結果的になってしまいます。
避けるべきこと
「何かしら行動しないと現状が変えられない」と思って、
むやみに転職をしてしまおうと思ってしまいますが、すぐ辞めるのはNG。
別に転職をしたからといって、理想の企業や理想の上司に恵まれるわけではありません。
何なら、今よりも環境が劣悪になる可能性もあるわけです。
ここでいきなり、以下のように会社に言ってしまうとどうなるでしょうか?
このように、感情的に言って開き直りたくなる気持ちはすごく分かります。
しかし、中長期的に見た時には…
こういったセンシティブな会話の中では、特に言葉の節々に注意を払う必要があります。
ここで自暴自棄に対応してしまうと、後から人間関係を修復する手間が自分にも発生することになります。
それは余計に面倒くさいですよね。
どうすればいい?
実は、会社が下す決断はかなりシンプルです。
② あなたを今の部署から追い出すのか?
この決断を下すのは上司であり、上司の責任です。
ここはどうあがいても、自分が変えられるものでは無いんですよね。
上司が①か②を選択するかによって、こちらの事情が変わってくるのが「他の部署を検討する」という選択肢です。
上司が「② 異動させる」を選択してきた場合、転属先が限られている可能性があります。
よって、転属先がイヤであれば、転職を検討するべきです。
転職を考えるためには、以下の質問をしてみましょう。
ここで得られた返事についてもすぐに上司に返事はせず、まずは一旦持ち帰って焦った判断はしないようにしましょう。
ある程度客観的になったうえで、冷静な決断を下すことが大切です。




さらに成功率を上げる
さて、ここまでは「初動」についてお話させていただきました。
具体的な対策をお話させていただくことで、少しでもイメージが膨らんだなら何よりです。
しかし、当然その行動は、本人のレベルによって大きな差が生まれます。
たとえばサッカーにしても、大人と子供でシュートの威力が全然違います。
チェスや囲碁、将棋にしても、定石を深く知っている方が強いです。
仕事でも新入社員とベテランとでは、質もスピードも違ってきますよね。
ここまでお話しした内容について、より強固な知識とメンタルを以て挑むことは、
さらに成功率を上げることに繋がります。
よって、ここからは、レベルアップのためのお話になります。
もちろん、レベル10を飛び越えて、レベル40を試してもいいです。
あるいは、複数を同時に試してもいいでしょう。
言えることは、備えあれば憂いなしということです。
レベル10:戦略を知る
アホに「やり返してやろう」なんて、アホなことを思わないことが大切です(笑)
以下の本は個々のケースの対策と言うよりも、「自分自身の心構え」と「非戦」について書かれています。
あなたが正義感が強く、自身にあふれ、責任感があり、プライドが高く、おせっかいな人だったら、ぜひ読んでください。
「自分は何とかできる」と思っていること自体を冷静に捉えなおすことが出来て、スッキリします。
レベル15:己を知る
職場にはいろいろな人がいます。
理不尽で、自己中で、嫉妬深くて…
しかし、他人を変えることなんてできません。
「自分は、本当はどうしたいのか」
そこに集中する方がよっぽど有意義で、他人にかける時間も労力も無駄だと気づきます。
それを客観的に知るきっかけになるのが、自己診断です。
詳しくは以下のリンクよりご覧ください。(私の使用経験をまとめています)
無料とは思えないくらい、丁寧で細かい診断結果を出してくれます。
レベル20:外界を知る
国内最大級375万件以上の転職口コミが掲載されているサイト「転職会議」。
こういったサイトの口コミから、同業他社の他の口コミなどを見てみるのもオススメです。
自分の状況だけ考えてしまって、周りのことを知ろうともしなくなりがちなので…
ただ、必ずしも、こういったサイトに書いてあるコメントが自分の状況に当てはまるわけではありません。
また、ここにあるコメントも「主観」です。
しかし、少し「引いた」観点から自分の状況を見ることができます。
同時に、あまりに今の状況が辛いのであれば、同業他社への転職を考えるキッカケにもなるでしょう。
レベル40:味方を知る
時間がない、今すぐ変わりたい、自分だけじゃ何ともならない…
そういった状況があるのも事実です。
そして、そういったときにこそ役立つのが外部機関によるサポートです。
もちろん無料のものばかりではありませんが、
今の状況を変えたい場合には、サポートを得る勇気も大切です。
ご興味があれば、以下リンクをご覧ください。