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「仕事も人間関係も、もう一度よく考えたい」人生疲れた外資系の管理職40代が、隙間時間にブログ執筆中!
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【エッセイ風】優秀な部下が辞めて転職…上司の「複雑な感情」とは?

2025 4/07
部下との関係に疲れた
2025年4月5日2025年4月7日

こんにちは!ラクです。

「突然で申し訳ありませんが、会社を退職させていただきたく…」

…と部下から当然話されたこと、ありませんか?

ラク

私は何度かありますね…大体「他社でもやっていけそうな人」が、多かったような気がします

トクコ

優秀な人ほど、あっさり辞めちゃうんかなぁ…

ラク

当時を振り返って「優秀とは何か」についてと、その際の心情をお話しします

今回も、ちょっとエッセイ風にしてお伝えしていきます!

でも、いつも通りラク・トクコ・バウの3人も一緒にお話ししていきます!

▶3人の紹介はこちら

目次

出会いは稀な「優秀な部下」

管理職としてのキャリアを振り返ると、自ら辞意を示した「本当に優秀な部下」は、実のところ、たったの二人しかいない。

「少ない」と思うかもしれない。

しかし、「優秀」と思える人材に出会える機会は、実際にはそう多くない。

「優秀」の定義は人それぞれだが、私にとっては「他にはない何か」を持っている人のことだ。

あの二人には、共通して「穏やかでありながら、芯が太い」印象があった。

バウ

業務をそつなくこなすってだけじゃねぇのか?

ラク

それだけなら…他にもいましたね

彼女たちは、どこか達観した空気をまとい、自身の感情にすら一定の距離を置いているようだった。

感情の扱い方が、少し違う

怒ることも、不満を口にすることもあった。

けれど、その語り口はどこか「他人事」のように響いた。

「今日は疲れましたね」「あれはちょっと許せないですね」といった一言に、波立たない感情の静けさがあった。

この“静かさ”に私は好感を抱いていた。

そしてきっと、他の人もそう感じていたのではないかと思う。

トクコ

感情を爆発させるのではなく、淡々と語る感じ?

ラク

そうですね。そのスタイルが、逆に心地よさを感じさましたね

感情を抑えることで、相手の心を動かす

職場において、理不尽な状況に直面したとき…

「あり得ないですよね?」と共感を求めたくなるのは人情だ。

私自身もそうだ。

しかし、職場には不条理が溢れている。

他人に共感を求めたところで、「いや、自分も同じ状況なんですけど…」と思われ、共感の代わりに心の中で比較されることも、きっとある

一方で…

自分の感情を抑えながらも論理的に状況を伝える人の言葉には、なぜか耳を傾けてしまう。

これは音楽にも通じる。

クラシックのピアニストが、楽譜通りに丁寧に演奏すると、聴く側は心地よく感じる。

過剰な表現よりも、整った静けさが胸に響くのだ。

辞めて転職していくとき、残るもの

そんな彼女たちが「辞めます」と告げたとき、驚きと落胆を隠せなかった。

だが同時に、「やっぱり、そうか」という納得も、心のどこかにあった。

話を聞いているうちに、「あなたなら、きっとどこでもやっていける」と感じるようになった。

その思いは、言葉ではなく、じんわりと心の中に滲み出てきた。

バウ

でもこれ、転職に使う履歴書には書けねぇな。

ラク

そうですね…優秀さというか、「働きやすさ」みたいなものは、やはり一緒に働いてみるまでは、分からないものですね

感謝と後悔、そして学び

いま、振り返って強く感じることが二つある。

ひとつは、そんな彼女たちと一緒に働けたことへの「感謝」と、「自分の未熟さ」への申し訳なさ。

もうひとつは、彼女たちのふるまいからもっと学べたのではないかという後悔だ。

彼女たちが辞意を示したとき、私は異動の提案など、引き止める努力もした。

しかし、「穏やかながら芯が強い」彼女たちの意思は揺るがなかった。

優秀な人ほど、自らの意思で静かに会社を去る。そして、去ってほしくないのは、業務の効率だけでなく、その存在が周囲にもたらす安心感と、内なる影響力ゆえなのかなと思う。

トクコ

やっぱり「辞めて欲しくない人」ほど、辞めていくのかなぁ

バウ

ショックが大きいし、印象にも残りやすいから、そう感じやすいのかもな

模倣したくなる「静かな異質さ」

最後にひとつ、私なりの結論がある。

「優秀」とは、ある種の“人間らしくなさ”を感じるときに湧き上がる感情なのではないだろうか。

それは、感情を押し殺して話す冷静さかもしれない。

完璧に演奏されるクラシック音楽のような整然さかもしれない。

そして私たちは、それに惹かれ、「なぜ自分にはそれができないのか」と内心で問い、模倣したくなる。

そんな存在が去っていくとき、空白とともに、その“模倣欲”の対象も失われる。

バウ

うーむ…

ラク

まぁそこまで普段感じないと思いますけどね。ただ、「優秀な人」が居なくなって、モヤっとするものがあれば、そういう感情もあるかなという感じです。

トクコ

「優秀な人」とか「働きやすい人」って…これからも人とのかかわりの中で探し続けていくのかもね

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ラク
外資系サラリーマンブロガー
業界最大手の外資系会社で約10年管理職。欧米アジアにおいて200人強の組織のSCMオペレーションを管理。当時は毎日1,500件以上の未読メールが溜まり、15時間労働が続き、精神的に病んだことも。TOEIC940点、英検1級、ビジネス実務法務2級、通関士試験合格。海事本の執筆も。イギリス4年&オランダ2年滞在歴。
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