こんにちは!ラクです。
「なんでこんな低評価!?
これだけ頑張ってるのに、納得できない…!」
…と思ったこと、ありませんか?
株式会社パーソル総合研究所が2021年に行った「人事評価制度と目標管理の実態調査」では、
「そもそも目標が立てにくい」と答えた企業が多かったようです。
キチンとした形で評価しづらい仕事が多いからこそ、評価が低いと「なんで?」と思ってしまいますよね。
このブログでは、「不公平な評価」をリスクと捉え、4つの角度からの対処法をご紹介します!
Treat…リスクに「対処」する
特に自分の評価となると、どうしても感情的になりがちです。
ひろゆきさんの「論破力」(p20~)では、「もっともらしい意見よりも、事実の方が断然強い」ことを述べています。
もし「自分はこんな成果を上げた!」といった事実があるのであれば…
まずはその事実をキチンと上司に伝え、自分を守ることが大切です。
(でも、職場において「論破」するのは、良いことはありません。避けましょうね!)
その際、できることであれば事実を示すデータや情報を、証拠に残すようメールのような形で上司に送りましょう!
Transfer…リスクを転嫁する
自分が「不当な評価を付けられた」という結果自体を「転嫁」することはできません。
しかし、「もしかすると、この評価は不当だったかも?」と気づかせる方向性に「転換」することはできます。
谷原誠さんの「『いい質問』が人を動かす」(p114)では…
たとえ相手が正しいことが分かっていても、反発することが書かれています。
つまり、「こちらが正しいことを主張するだけではダメ」ということですね。
相手の感情を動かすような質問をすることで、自ら気づかせる方向に持って行くことが大切です。
Tolerate…リスクを許容する
橋下徹さんの「交渉力」(p222~)では、「他人の力を借りる前に、まず自分の力を高め、出来る限りのことをやるべき」と説いています。
上司に評価の理由を聞いたうえで、「これは評価を上げることが難しそうだな」と思うのであれば、退くことも勇気です。
他人の力を借りて上司や先輩を動かして評価を上げることは、将来的に危険です。
そういった「他者の力」が無くなったとき、また評価が下がりかねないからです。
Terminate…リスクを断つ
活躍することができるのは能力も必要ですが、実はそれと同じくらい「環境」も大事です。
学校の成績がいいからと言って、社会人になって企業で活躍できるとは限らないですよね…?
それは、「自分にとって活躍が容易な環境」の違いです。
名著「残酷すぎる成功法則」(エリック・バーカー著、橘玲-監訳、竹中てる美-訳)p48~では、「自分ができることを高く評価してくれるのは、どこの会社や組織なのか」…自分に問いかけることの大切さが書かれています。
まとめ
今回の対処・転嫁・許容・断つの4つについて挙げた例は以下の通りです。
データや書類などの事実を集めてから、交渉する
「論破力」
✅転嫁する
「どう思いますか?」と柔らかく聞いて感情に訴えかける
「『いい質問』が人を動かす」
✅許容する
事実面での対抗が難しい場合、評価を受け入れる
「交渉力」
✅断つ
別の場所や機会での活躍を検討する
「残酷すぎる成功法則」
\「頑張る!」「辞めたい…」を繰り返してる人へ…/